TIS、ハイパーコンバージドインフラの導入・運用支援サービスを提供開始

~ Nutanix製品を活用し、迅速かつ手軽で、導入/運用負荷の軽い 統合インフラシステム構築をサポート ~

TISインテックグループ

ITホールディングスグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下TIS)は、ニュータニックス・ジャパン合同会社のハイパーコンバージドインフラ※1製品「Nutanix Xtreme Computing Platform」の導入・運用を支援する『TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix』を、7月1日より提供開始することを発表します。
 また、本サービスのオプションメニューの第1弾として、クライアント環境をインターネットと切り離しサイバー攻撃に対する防御力強化を実現する「インターネット分離パッケージ」の提供も開始します。

※1 ハイパーコンバージドインフラ:サーバと専用ストレージ装置を一体的なシステムとして提供する「コンバージドインフラ」(統合インフラシステム)の次世代型ソリューション。ストレージ機能はソフトウェア定義され、一つのアプライアンスとして組み込まれているため、従来製品で課題になりやすいスケールアウトを実現可能としている

 『TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix』は、Nutanixのハイパーコンバージドインフラ製品を活用して、企業のITインフラ環境を導入/運用するサービスです。
本サービスを活用することで、「迅速かつ手軽なシステム環境の構築」「インフラ導入/運用の負担の軽減」や「柔軟な基盤拡張」という特長を備えたハイパーコンバージドインフラ製品によるITインフラ環境の構築・運用が可能になります。

<従来型のインフラ製品とハイパーコンバージド製品における違い>
 

 

 TISは本サービスを、ビジネスの拡大に応じたITインフラの拡張に課題を抱える企業や、パブリッククラウドからプライベートクラウドへの移行を検討している企業などをターゲットに展開していき、2017年度末までに30社への導入を目指します。また、今後はNutanix製品を活用したインフラ導入および運用メニューを拡充し、企業がITインフラを意識せず、よりコア業務に注力できる環境づくりを支援するサービスを充実させていきます。

■『TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix』提供の背景
 ITインフラへのクラウド活用が進む中、柔軟性や拡張性といったクラウドのメリットを享受しながら、セキュリティやコスト面での担保が可能なプライベートクラウド活用のニーズが増えています。一方で、プライベートクラウドを従来型のハードウェア製品で構成する場合、数年先を見据えた計画性や、組み合わせた複数製品に対する運用管理などが問題となります。
 そうした中、クラウドの柔軟性や拡張性と、システム運用管理の容易性を兼ね備えたハイパーコンバージドインフラへの注目が高まっています。しかし、ハイパーコンバージドインフラは活用が始まったばかりの領域であるため、まだ導入ノウハウが少ないという問題があります。また、合わせて実装する必要があるVDI(Virtual Desktop Infrastructure)などの周辺システムには従来通り手間のかかる導入/運用が残るため、最終的な運用管理負担の軽減効果が不十分になるという課題もありました。

 そこで、TISではこれらの課題を解決する『TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix』を提供することで、企業がITインフラを意識しないレベルまで運用管理負担を軽減する「ITインフラのインビジブル化」の実現を支援します。

■『TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix』の特長
 本サービスは、TISが自社システムと顧客企業向けの構築/運用で培ってきたノウハウ、運用経験、メーカーとのリレーションシップなどを活かして提供するハイパーコンバージドインフラの構築/運用支援サービスです。本サービスの特長は以下の3つです。

1)TISの豊富な経験とノウハウ
 TISは、Nutanix製品の国内流通が始まった2013年から取り扱いを始め、国内有数の構築・運用実績を保有しています。本サービスでは、豊富な経験とノウハウを持つTISのエンジニアが充実した体制で導入/運用を支援するため、企業は「安心」「リーズナブル」「スピーディ」にハイパーコンバージドインフラの導入を実現できます。

2)チケット制を採用したオンデマンドな運用
 Nutanix製品およびその周辺システムの運用サポートは、チケット方式で提供します。従来型の事前に提供メニューと月次の依頼件数を取り決めて運用受託するサービス形式の場合、「月ごとの繁閑」や「突発的なイベントへの対応」が原因で、運用のトータルコストが割高になるなどの課題がありました。本サービスは、予め用意されたメニューの中から依頼したいサービスを選択し、業務の繁閑やイベント対応に合わせて利用できるチケット方式を採用しているため、運用のトータルコストの平準化や、契約内容を詰める手間などを削減できます。

3)Nutanixとマッチした組合せパッケージの提供
 本サービスでは、Nutanix製品の周辺システムとして必要になるVDI構築などもオプションとして提供します。TISのこれまでのノウハウ、経験に基づいた「Nutanix製品にマッチしたソリューション」を提供するため、「安心」かつ「短期間」に、運用管理負担の軽減の効果が高いNutanix製品を組み込んだITインフラ環境の構築が可能になります。

■『TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix』の概要とサービスメニュー
 本サービスは、Nutanix製品導入を支援する「まるごと導入サービス」、Nutanix及び周辺ソリューションを運用する「まるごと運用サービス」、VDIなどの周辺ソリューションを導入する「インテグレーションサービス」の3つメニューで構成されています。

1)まるごと導入サービス
「まるごと導入サービス」は、Nutanix製品を導入する際に必要となる基本的な作業をすべてTISが実施し、アプライアンスをすぐに使える状態で提供するサービスです。TISのノウハウを集約したテンプレートを元に導入設定することで、低価格かつ短期間での導入が可能になります。

<サービス提供価格>
・まるごと導入サービス費用(税別):120万円~

※TISの独自テンプレートに基づく導入
※TISからのNutanix製品購入が前提

2)まるごと運用サービス
「まるごと運用サービス」は、Nutanixと周辺システムを利用する上で生じる運用作業を、TISの運用チームが代行するチケット制の運用サービスです。本サービスでは、利用に際して運用範囲やSLAなどの想定される運用項目が予めメニュー化されているため、直ぐに利用できます。また、障害時には、メーカー協力のもとTISが独自に作成した手順により、迅速な対応が可能なため、ミッションクリティカルな環境でも安心してハイパーコンバージド製品を活用できます。
TISのデータセンターであるGDC御殿山、GDC大阪にインフラ環境を設置した場合は、リモート対応に加えてオンサイト障害対応など、より細やかなサービスの提供も可能です。

<サービス提供価格>
・まるごと運用サービス費用(税別):月10ポイントプラン※ 40万円~

※ポイントは運用サービスメニューごとに設定されており、ポイントを消費して当該サービスを利用する方式です
※障害対応等、実機操作が必要なものには、保守回線が別途必要
※TISからのNutanix製品購入が前提

3)インテグレーションサービス
「インテグレーションサービス」は、VDIや統合仮想環境などのNutanixの周辺環境として必要なシステムの導入を支援するサービスです。
第1弾として、クライアント環境をインターネットと切り離しサイバー攻撃に対する防御力強化を実現する「インターネット分離環境の実装パッケージ」を提供します。本パッケージでは、株式会社アシストが国内で販売総代理店を勤めるVDIソリューション「Ericom Connect」をコネクションブローカーとして採用します。「Ericom Connect」を活用することで、最短2ヶ月でLinuxベースのブラウザ配信が可能なインターネット分離環境を実現します。
「インテグレーションサービス」では、今後も順次ラインナップを拡充していき、企業の「ITインフラのインビジブル化」の促進を支援します。

<サービス提供価格>
インテグレーションサービス-インターネット分離パッケージ
・サービス費用(税別):1ユーザ660円~/月~

※従業員1,500名程度、同時利用率20%程度の環境を、60ヶ月利用した場合の参考価格です。
※上記はLinuxブラウザの場合の価格です。
※その他セキュリティ向上オプションも用意しています。

<インターネット分離パッケージの実装イメージ>
 

 

『TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix』の詳細は以下URLをご参照ください。
http://www.tis.jp/service_solution/tispsnutanix/


『TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix』の提供開始について、パートナー各社は、以下のように述べています。

ニュータニックス・ジャパン合同会社 日本法人代表 マネージングディレクター 安藤秀樹氏
「TISは、 Nutanix の黎明期からその技術と将来性をご評価頂き、国内第一号のリファレンスユーザーとなった非常に重要なパートナーです。昨今、ハイパーコンバージド製品が市場の大きな注目を集めていますが、その導入・運用に際しては、将来を見据えた広い視野をもってエンドユーザーを導いていくデザイン力とサポート力が不可欠です。「TISプロフェッショナルサービス for Nutanix」は、TISが持つ自社の大規模なNutanix導入・運用経験で培われた実践的なノウハウを体系化されたものです。より多くのお客様が、「TISプロフェッショナルサービス for Nutanix」によって、新たなIT基盤導入による効果をご享受頂けることを確信しております」

株式会社アシスト 執行役員 システムソフトウェア事業部長 田畑 哲也氏
「株式会社アシストは、この度の『TISプロフェッショナルサービス for Nutanix』の発表を心より歓迎いたします。昨今猛威を振るう標的型攻撃に対して、Ericomの仮想化技術を用いたインターネット環境分離ソリューションである当社の「ダブルブラウザ・ソリューション」を、この度インテグレーションサービスの「インターネット分離パッケージ」に採用いただきました。短期導入可能で拡張性に優れた「インターネット分離パッケージ」は、お客様の事業の成長に貢献するものと確信しています。今後も協業体制をより一層強化し、お客様 への新たな価値提供を実現するソリューションを提供していきます」


■セミナーのご案内
【次世代IT基盤で実現する これからのITインフラ検討セミナー】
・日時:2016年8月24日(水)14:30~17:50(14:00受付開始)
・場所:当社データセンター内セミナールーム(予定)
※セミナーの詳細は、以下URLをご参照下さい
http://www.tis.co.jp/seminar/201608_01.html

■TISの「インビジブルプラットフォーム構想」について
TISでは、「インビジブルプラットフォーム構想」として、お客様がITのファシリティ・運用基盤やディザスタリカバリ、セキュリティなどを意識することなく安心してビジネスに集中できるプラットフォームを提供します。『TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix』もその考えに基づくものです。

 


TIS株式会社について
ITホールディングスグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

ITホールディングスグループについて
ITホールディングスグループは、約2万人、50社超から成るIT企業グループです。グループ各社が様々なエキスパートであり、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのクライアントのビジネスとその先にあるお客様の日々を支えています。クライアントの課題を解決するだけでなく、クライアントのさらにその先にあるお客様のニーズを先取りして一歩進んだ提案をしていきます。

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月