ニーズ高まる「英語学習による未来投資」未就学児からの英語教育、3分の1以上の保護者が実践

~保護者の約7割が英検(R)を重要視するも、7割以上の子どもが未取得という実態も~

株式会社イーオン

英会話教室を運営する株式会社イーオン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:重野卓、以下「イーオン」)は、2025年6月に全国の4歳から15歳までの子どもを持つ保護者1,000人を対象に、「子どもの英語・英会話学習」に関する意識調査を実施いたしました。

文部科学省は、2027年度までに「中学3年生で実用英語技能検定(英検(R))3級相当以上、高校3年生で英検(R)準2級相当以上の英語力を身につけた生徒の割合を6割以上にする」目標※を掲げています。本調査は、子どもの英語教育が国の注力事項として捉えられている中で、保護者が子どもの英語・英会話学習にどのような関心やニーズを持ち、英語資格の取得についてどのように考えているかを明らかにすることを目的に実施いたしました。

※令和5年度「英語教育実施状況調査」概要

https://www.mext.go.jp/content/20240527-mxt_kyoiku01-000035833_1.pdf

=調査結果サマリー=

■1. 「英語は早いうちから」の学習意欲が明らかに、未就学児からの学習で子どもの将来の可能性に期待

1-1. 子どもを英語に触れ始めさせた時期の最多は「4歳未満」、約3分の1が未就学児から英語学習を開始

1-2. 子どもの英語学習、保護者の願いは「将来の可能性を広げるため」が最多


■2. 保護者が感じる子どもの英語苦手意識、「文法、単語、リスニング」など基礎力の定着に課題か 

2-1. 自分の子どもが、英語が苦手と感じる保護者は4分の1以上

2-2. 子どもが英語を苦手と感じる理由の1位「文法が理解できていない(50.4%)」、2位「単語を覚えるのが苦手(41.5%)」、3位「英語を聞き取るのが苦手(37.3%)」

■3. 英語を学ばせる手段は「英会話学校」を重要視、未就学児から通える英会話教室のニーズが高い傾向に

3-1. 「英会話学校に通わせたい」と回答した保護者は6割以上

3-2. 子どもを英会話教室に通わせている保護者は4割以上、うち4歳未満から通学が最多

■4. 高まる英語資格ニーズ、一方で7割以上の子どもが未取得と判明

4-1. 子どもにとって、英語資格試験が大切だと感じている保護者は約7割

4-2. 英語資格試験を重要視しつつも、実は、英語資格未取得の子どもをもつ保護者は7割以上

4-3. 半数以上の保護者が英語資格の学習方法に不安を感じることが明らかに

■調査結果詳細

1. 「英語は早いうちから」の学習意欲が明らかに、未就学児からの学習で子どもの将来の可能性に期待

1-1. 子どもを英語に触れ始めさせた時期の最多は「4歳未満」、約3分の1が未就学児から英語学習を開始

子どもが何歳のときから日常的(週に3回以上)に英語に触れ始めさせたかと尋ねたところ、「4歳未満」と回答した保護者は21.3%で、4歳未満から5歳までの未就学児の期間と回答した保護者を合わせると、全体の約3分の1に上ることがわかりました。多くの保護者が英語学習を早期から始めることの重要性を認識していることがうかがえます。

1-2. 子どもの英語学習、保護者の願いは「将来の可能性を広げるため」が最多

子どもに何のために英語を学んでほしいか尋ねたところ、1位は「将来の可能性を広げるため(70.2%)」、2位「コミュニケーション能力を高めるため(51.1%)」、3位「受験や就職で有利になるため(29.8%)」という結果になりました。英語はキャリアや人生の選択肢を豊かにするための必須スキルであり、単なる受験や就職といった短期的なメリットに留まらない、より広範で長期的な視点での価値を見出していることがわかります。

2. 保護者が感じる子どもの英語苦手意識、「文法、単語、リスニング」など基礎力の定着に課題か

2-1. 自分の子どもが、英語が苦手と感じる保護者は4分の1以上

保護者の目線から見て、子どもは英語が苦手かと尋ねたところ、「はい」と回答した保護者は26.0%、「いいえ」と回答した保護者は39.8%、また「わからない」と回答したのは34.2%になりました。「わからない」と回答した保護者が3分の1以上いることから、保護者が子どもの学習進捗や理解度を測る明確な基準や機会が不足している可能性も考えられます。

2-2. 子どもが英語を苦手と感じる理由の1位「文法が理解できていない(50.4%)」、2位「単語を覚えるのが苦手(41.5%)」、3位「英語を聞き取るのが苦手(37.3%)」

子どもが英語を苦手だと回答した保護者に理由を尋ねたところ、1位「文法が理解できていない(50.4%)」、2位「単語を覚えるのが苦手(41.5%)」、3位「英語を聞き取るのが苦手(37.3%)」という結果になりました。

文法・単語・リスニングといった基礎力の習得に難しさを感じている保護者が多いことから、効果的な基礎学習法や、苦手意識に向けた具体的なサポートへのニーズが高いと考えられます。

3. 英語を学ばせる手段は「英会話学校」を重要視、未就学児から通える英会話教室のニーズが高い傾向に

3-1. 「英会話学校に通わせたい」と回答した保護者は6割以上

英語を学ばせる手段として何がいいと思っているか尋ねたところ、1位「英会話学校に通わせたい(64.2%)」、2位「英語教材(市販のもの、通信教材など)を利用する(34.9%)」、3位「英語の絵本や歌に触れさせる(34.4%)」という結果になりました。単に知識として英語を学ぶだけではなく、対人での実践的な学習や専門的なカリキュラムへのニーズが高いと考えられます。

3-2. 子どもを英会話教室に通わせている保護者は4割以上、うち4歳未満から通学が最多

現在英会話学校に通わせているかを尋ねたところ、「はい」と回答した保護者は4割以上となりました。そのうち、子どもを4歳未満から通わせている保護者が最多となり、4歳未満に続き、4歳、5・6歳、7歳と年齢の低いほど割合が高い傾向が見られます。この結果から、保護者が英会話教室を主要な手段とし、特に未就学児からの早期学習に強い意欲を持っていることがうかがえます。対面での実践的な学習や専門的なカリキュラムで英語をより自然に習得させたいと思う保護者が多い傾向にあると考えられます。

4. 高まる英語資格ニーズ、一方で7割以上の子どもが未取得と判明

4-1. 子どもにとって、英語資格試験が大切だと感じている保護者は約7割

子どもにとって英語資格試験は大切だと思っているかを尋ねたところ、「はい」と回答した保護者は約7割を占める結果になりました。

4-2. 英語資格試験を重要視しつつも、実は、英語資格未取得の子どもをもつ保護者は7割以上

英語資格試験が大切だと感じている保護者に対して、現在子どもが持っている英検(R)の級は何級になるか尋ねたところ、7割以上が英語資格未取得と回答しました。また、卒業までに英検(R)何級を持っていたいか尋ねたところ、割合が高い順に「3級(21.7%)」、「2級(9.8%)」、「準2級(9.6%)」が続く結果となり、比較的レベルの高い級も含まれることから、単に資格取得を目指すだけでなく、実用的な英語力を身につけさせたいという高い期待があることが読み取ることができます。また、卒業までに必要な級を定めている中学校や高校が増えているという背景も踏まえると、資格取得がより一層、具体的な課題として保護者に影響を与える可能性が考えられます。

4-3. 半数以上の保護者が英語資格の学習方法に不安を感じることが明らかに

子どもが英検(R)などの資格を取るためにどうやったらいいか不安に思っているかを尋ねたところ、「はい」と回答した人は51.6%となり、半数以上の保護者が不安を感じていることが明らかになりました。英語資格への高いニーズがあるにもかかわらず、「何から手をつければ良いのか」「どのように学習を進めれば効果的なのか」など、具体的な学習方法がわからないことが英語資格取得にあたって障壁となっている可能性が考えられます。

■イーオン事業本部・石原からのコメント

石原 宇真

イーオン事業本部 教務部 東京教務グループ

英会話イーオンに入社後、スクールでの教師経験を経て、トレーナーとしてイーオンの日本人教師の研修に従事。研首都圏・東日本エリアの一般・キッズ部門両方の教務に携わり、教師の採用・社内勉強会も担当。

英検(R)1級/TOEIC(R)L&Rテスト990点満点

今回の調査から、多くの保護者様がお子様の将来のため、早期からの英語学習に高い意欲と実践的な習得への関心を持つことが明らかになりました。特に「英語は早いうちから」という認識が広まり、未就学期からの学習に関心が高いことが示されています。

しかし一方で、お子様の英語に対する苦手意識や学習への不安を抱える保護者様が多くいるという実態や、高いニーズがあるにも関わらず、実際には英語資格を未取得のお子様が約7割にのぼるというギャップも浮き彫りになりました。これは、学習方法に対する不明瞭さや基礎力不足で資格試験挑戦できずにいる可能性を示唆しています。

イーオンキッズに通っているお子様の人数は小学生が一番多く、全体の半数以上を占めます。次いで中学生、幼児、ベビー(1・2歳)と続き、小学生や中学生から英会話スクールでの学習を始める方もいらっしゃいます。そういった場合に保護者様からは、「早くから始めておけばよかったけれど、今からでも遅くないですか」と質問をいただくことがあります。もちろん早くから英語に触れていることで、英語への苦手意識が少ないなどのメリットもあります。しかし、イーオンキッズでは、年齢・発達段階に合わせた「適期教育」を提供しているため、いつ英会話学習を始めたとしても、無理なく英語に触れることができます。小学生・中学生のクラスは特に、基礎力から実践力までバランス良く育むとともに、ペアワークなどを通じたコミュニケーション能力や表現力も養うことで、お子様の苦手意識や保護者様の不安を取り除き、自信を持って将来の可能性を広げるサポートを目指しています。

また、イーオンキッズでは、確実な英語力をつけて資格試験に積極的にチャレンジすることを教育方針に掲げており、オンライン英検(R)対策コースも展開しています。はじめて英検(R)を受験するお子様向けのオンラインコースもあるので、学習方法に対する不明瞭さや基礎力不足で資格試験に挑戦ができないというお子様のサポートもしております。イーオンの日本人教師の約8割がTOEIC(R)900点以上、英検(R)1級のいずれか、または両方を取得しており、24年度からの2年間でそれぞれの取得率100%にするべく強化しています。その教師陣が自信をもってサポートいたします。

今後もイーオンは、世界との言葉の壁を取り払い、全ての人がグローバルに活躍できるようサポートしてまいります。

■調査概要

調査名:「子どもの英語・英会話学習」に関する意識調査

調査対象:4歳から15歳以下の子どもがいる全国20~60代の男女1,000名

調査方法:インターネット調査

調査期間:2025年6月13日~6月16日

【イーオンについて】

イーオンは1973年に創業以来、語学教育を通してお客様の人生を豊かにし、「世界との言葉の壁を取り払い、全ての人がグローバルに活躍できるようサポートすること」を理念としています。

これまで50年以上培った学習メソッドで、大人から子どもまで英語・中国語のレッスンを提供。「知識の習得」と「実践トレーニング」の両輪により、学習者が苦手を克服しながらコミュニケーション力を高め、日常会話やビジネスで使える会話力の習得、また資格取得に関してもサポートを行っています。

2018年からはKDDIグループとなり、イーオンのノウハウとKDDIグループの情報通信技術を掛け合わせたEdTechを推進。通学・オンライン・AIによる会話アプリなど様々な手段を組み合わせて、生徒様のレベルや学習スタイルに合った最も上達効果の高い学習方法を提供しています。

◆イーオン公式HP:https://www.aeonet.co.jp/

◆公式Instagram:https://www.instagram.com/aeonenglish

◆公式X:https://x.com/aeon_tweet

◆公式Facebook:https://www.facebook.com/aeonet.co.jp

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会社概要

株式会社イーオン

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URL
https://www.aeonet.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル16階
電話番号
03-5381-1500
代表者名
重野 卓
上場
未上場
資本金
-
設立
1973年05月