【岐阜県高山市】「域外資本企業のまちなかでの事業展開について」高山市長からのYouTubeメッセージを配信中

田中明高山市長が、高山市における地域との調和を目指した事業展開の重要性について触れます。

高山市

国際観光都市として国内外からたくさんの観光客が訪れる飛騨高山(岐阜県高山市)。コロナの収束後、多くの観光客のみなさまにお越しいただくようになったことに加え、高山市域外資本の企業によるまちなかでの事業展開が見られるようになってきました。

域外資本企業の進出を歓迎するとともに、地域の景観や暮らしを尊重した事業を展開していただくよう、市長からのメッセージを作成しました。ぜひ、ご覧ください。

コロナの収束後、徐々に高山市への観光入込客数が回復し、国内外から多くのお客様にお越しいただいています。そんな中、市内経済がさらに活性化していくことを見込んで、高山市域外資本のさまざまな企業や事業所によって、高山市内への投資が盛んに行われるようになってきました。こうした状況は必ずしも憂うことではなく、飛騨高山という地に魅力を見出して域外から投資をしていただくことはむしろ歓迎すべきものだと考えています。

ただ、高山市にはこれまで数百年にわたって先人たちが築き上げてきた伝統や文化、人々の暮らし、風土といったものがあり、当市を訪れる観光客はそういったものを求めてお越しになっているのではと考えていますし、そうした環境の中で市民は日常の暮らしを営んでおられます。

市域外資本の企業や事業所のみなさんには、このことを理解していただき、飛騨高山の伝統や文化、風土、人々の暮らしなどに調和した事業を展開していただきたいという思いを込めてメッセージを発信することにしました。

市民の皆さんも同じ思いを共有しておられるのではと感じています。

また、事業の展開にあたっては住民のみなさんと良好な関係を築いていただくのに合わせて、できれば地域の振興にも貢献していただき、みんなでより良いまちを創り上げて行けたらと考えています。

今はそうした気運が高まっている時であり、市役所も積極的に関与しながら以下に掲げる取り組みを進めていきますので、企業や事業所の皆さんには地域性をご理解いただいた上で事業展開をしていただくのに合わせ、市民のみなさんのご協力をお願いいたします。

具体的な取り組み

・不動産の売買や賃貸借の情報などの早期把握と関係者で共有できる体制づくり

・事業構想段階における事業者への条例の趣旨や制度内容などの周知と働きかけの強化

・域外資本企業と地元住民の皆さんとの意見交換の機会創出

・景観基準(看板等を含む)等の厳格化

・町並み保存会や町内会、商店街振興組合等におけるまちづくり計画の策定および市とのまちづくり協定締結に向けた取り組みの促進

・産業振興団体との連携強化による団体加入などの要請の取り組みの推進

                                高山市長 田中 明

高山市街地全景

YouTube配信概要

配信開始:令和6年11月21日(木)から配信中

配信時間:約8分

動画URL:https://youtu.be/dV5bo0KRuSU

主な内容

・域外資本企業が高山市に魅力を感じ新しい事業を展開されることについては歓迎するが、なかには先人が築き上げてきた伝統や文化・暮らし・風土に調和していないものも見られ、市民の皆様が不安に感じている例も承知している。

・現在も条例などで一定のルールを定めているが、今後は、事業者の構想段階からの周知などの情報共有や、住民の方々とのコミュニケーションを取りながら進めていただくような仕組みづくりに取り組みたい。

古い町並

【本件に関するお問い合わせ】

高山市役所広報公聴課

住所:〒506-8555 岐阜県高山市花岡町2-18

電話:0577-35-3134

FAX:0577-35-3174

メール:kouhou@city.takayama.lg.jp

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会社概要

高山市

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URL
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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話番号
0577-32-3333
代表者名
田中 明
上場
-
資本金
-
設立
1936年11月