「2022年:子どもと取り組むSDGsに関する調査」9割以上が子どもと一緒にSDGsに取り組めると考えている!一方で、「具体的な取り組み方がわからない」ことが実施できないハードルに
~SDGsを家庭で話し合った経験は約3割にとどまり、学校やインターネットでの学習にも期待が集まる~
イー・ラーニング研究所は、インターネットを利用した家庭向けe-ラーニングサービス『フォルスクラブ』、小・中学生向け動画教育配信サービス『スクールTV』などのデジタルサービスに加え、世界で活躍できる力を身につける、小・中学生向けキャリア教育用テーブルゲーム教材『子ども未来キャリア』を展開しています。
今回、イー・ラーニング研究所では成人の男女を対象に「2022年:子どもと取り組むSDGsに関する調査」を実施いたしました。その結果、SDGsに関する認知が広がっており、実際に取り組んでいる家庭も多いことがわかりました。また、子どもとSDGsに取り組めると思っている一方で、話し合いによって理解を深めている家庭は約3割にとどまっており、「学校」や「インターネット」など、家庭の外でのSDGs教育の実施も求められていることが明らかになりました。
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【「2022年:子どもと取り組むSDGsに関する調査」調査概要】
調査方法 : 紙回答
調査地域 : 全国
調査期間 : 2022年8月3日(水)~8月30日(火)
調査対象 : 成人の男女 計407人
※本リリースに関する内容をご掲載の際は、必ず「イー・ラーニング研究所調べ」と明記してください
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1. 9割以上の親がSDGsを知っている!さらに、半数以上の家庭がすでに取り組んでいることが明らかに
一方で、取り組めない理由第1位は「具体的な取り組み方がわからない」
「SDGsを知っていますか<SA>」という問では、「はい」(372)が9割以上となりました。近年大企業を始め、社会的にも盛んに取り組まれていることで、親世代にもSDGsが浸透していることがわかります。
さらに、「SDGsに取り組んでみたいと思いますか<SA>」という問では、半数が「すでに取り組んでいる」(203)と回答しました。また、「どのSDGsの項目に取り組んでいますか<MA>」では、「質の高い教育をみんなに」(132)が全体の3割以上と最も多く、2位が「貧困をなくそう」(66)、3位が「すべての人に健康と福祉を」(51)と続きました。この結果からSDGsの中でも、経済的・身体的な“平等”への関心が高く、特に教育について注力する家庭が多いといえます。
一方で、回答が少なかった項目としては「パートナーシップで目標を達成しよう」(15)や「産業と技術革新の基盤を作ろう」(12)が挙げられます。このことから、他のコミュニティとのつながりや、専門的な知識を必要とする項目については、個人での取り組みが難しいことが伺えます。
また、SDGsに「取り組んでいないが取り組みたい」「取り組みたいと思わない」と回答した人を対象に、「現状SDGsに取り組めていない原因は何だと思いますか<MA>」と聞いたところ、7割以上が「具体的に何をすれば良いかわからないから」(146)と回答しました。今後はSDGsの概念だけでなく、個人でできる具体的な取り組み方について、訴求していく必要があるといえます。
2. SDGsを子どもと取り組めると考える親は9割以上!
特に“モノを使い切る”など、日常生活に取り入れやすい行動は取り組むハードルが低いことが明らかに「子どもと一緒にできるSDGsの取り組みがあると思いますか<SA>」という問では、9割以上が「はい」(375)と回答しました。さらに、「どの取り組みなら子どもと取り組めると思いますか<MA>」については、「食べ物を残さず食べたりして、ものを使い切るようにする」(289)が7割以上と最も多く、続いて「電気・ガス・水道などを節約する」(271)、「マイボトル・マイバッグなどを持参する」(264)、「買いすぎ、使い過ぎをしない」(234)の3つの項目も6割前後の回答を集めました。このことから、日常生活で取り組みやすい行動であれば、子どもと一緒に取り組める認識が高いことがわかります。
一方で、「水族館・工場・博物館など、SDGsを学べる場所に行く」(116)、「移動はできるだけ徒歩、もしくは自転車や交通機関を利用する」(117)はそれぞれ3割以下となり、家の外でのSDGsの取り組みは難しいことがわかりました。こうした取り組みについて、行政や企業が積極的にサポートをすることで、子どもと一緒にできるSDGsの取り組みの幅が広がると考えられます。
3. 子どもに“SDGsについて教える”ことに難しさを感じる親はわずか3割である一方、
約7割は家族で話し合ったことがないという結果に!SDGs教育の場として最も期待されているのは「家庭」を抑え、「学校」が第1位
「子どもにSDGsについて教えるのは難しいと思いますか<SA>」という問では、「はい」(111)と回答したのが、3割未満にとどまりました。しかし、「SDGsについて家族と話し合ったことがありますか<SA>」という問に対しては、約7割が「いいえ」(274)と回答しました。SDGsは日常生活で取り組みやすい項目が多いことからも、子どもにも教えやすいものと認識している一方で、家族で話す機会を設けて、理解を深めている家庭は少ないことが伺えます。
また、「子どもにどこでSDGsについて学んでほしいですか<MA>」では、約8割が「学校」(317)と回答し、また2位が家庭(181)、3位が「インターネット」(167)と続きました。この結果から、SDGs教育は家庭で取り組めると考える一方で、家庭で取り組みにくいSDGsの項目については教育機関でしっかりと学んでほしいという希望も多くあることが伺えます。さらに、約4割が「インターネット」と回答していることからも、今後はオンラインでのSDGs教育にも注目が集まることが予想されます。
【「スクールTV」概要】
「スクールTV」は、「学習習慣の定着」を目的とし、全国の教科書内容に対応した小・中学生向けの動画教育サービスです。約1,000本のオリジナル授業動画を配信し、自ら能動的に学習する「アクティブ・ラーニング」のメソッドを日本で初めて動画内に導入しています。
また、学習習慣が身についた子どもが、もう1つ上の目標を目指すために開始された学習コンテンツとして、現在、教科書や教材出版社など他社のドリルも提供しています。
■URL :https://school-tv.jp/■利用料金 :無料
有償プラン(「成績向上目的の学習コンテンツ」を有償で提供)
・スクールTVプラス:月額300円(税込)
・スクールTVドリル: 250円(税込)~ ※学習教材により異なる
■対象 :小学生(1年生~6年生)、中学生(1年生~3年生)
■学習内容 :小学校1~2年生:算数
小学校3~6年生:算数・社会・理科
中学校1~3年生:数学・社会・理科・英語・国語
■サービス特徴 :
1.「授業動画が見放題」
・小・中学校の教科書に対応した授業動画が見放題
・単元の中で「重要ポイント」に絞り込み、テレビを見るような感覚で楽しく学習できる
・映像総数:約1,000本
2.「やる気を育てる講師陣」
・有名大学の現役学生を講師として採用
・お兄さん・お姉さんのような親しみやすさを演出
3.「アクティブ・ラーニングメソッド採用」
・文科省が推進する主体的・対話的で深い学び「アクティブ・ラーニング」の視点を導入
・授業開始前の約5分間に「アクティブ・ラーニング動画」を採用し、子どもの興味を惹きつける
・定期的に質問を投げかけるなど適度に自分で考える機会を与えることで、「能動的」な学習が可能
【「子ども未来キャリア」概要】
「子ども未来キャリア」は、子どものときから夢や目標を持ち、グローバル社会で必要となる知識と能力を育む、キャリア教育用テーブルゲーム教材です。授業は、「QMI メソッド」と呼ばれるアクティブ・ラーニング型の独自メソッドを用いて実施します。テーブルゲームを通しての疑似体験だけでなく、子どもたちに具体的想起をうながすスライド教材を使用することで、「頭」と「体」で理解を深めます。学習内容について子どもたちが自分事と
して考えられるので、意欲的かつ効率的に楽しみながら学ぶことができます。
■URL :https://force-academy.jp/kodomo-mirai-career/
■教材対象年齢 :小学生・中学生 ※その他要相談■販売対象 :全国の学童施設や学習塾、学校など、教育関係の企業・組織
子ども向けの体験型イベントを開催される企業等とのコラボレーション
■学習テーマ :全部で12種類あり、国際的に定義された「21世紀型スキル」と「日本では学ぶ機会の少ない
教育」で構成しています。
A お金の価値の決まり方 “需要と供給”
B 目標を持ち、夢を叶えるための “逆算思考”
C 家族・友達と仲良くいられる “コミュニケーション”
D 友達と協力してみんなで活躍するための “チームワーク”
E 人の話を聞き、自分の考えを伝える ”ディスカッション”
F お金や時間を上手に使う “ものつくりと投資”
G 自分と違うところをお互いに認め合う ”違いと個性”
H 国際社会でのコミュニティにおける ”ルールの役割”
I 複数の情報を正しく扱えるようになる ”情報リテラシー”
J いろいろなイベントを通してこれからの人生を考える ”ライフプラン”
K 国際社会における日本と世界の関係 ”貿易と外交”
L 持続可能な開発(SDGs)に向けた ”Win-Winの関係”
【株式会社イー・ラーニング研究所】
名称 :株式会社イー・ラーニング研究所
本社 :大阪府吹田市江坂町1丁目23-38 F&Mビル6F
東京支社:東京都港区港南1丁目8-40 A-PLACE品川1F
代表者 :代表取締役 吉田 智雄
URL :https://e-ll.co.jp/
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