作家・大藪春彦氏の業績を記念して創設された「大藪春彦賞」、本年の受賞作家と作品が決定いたしました。
- 第21回大藪春彦賞は2作同時受賞
作家・大藪春彦氏の業績を記念して創設された「大藪春彦賞」、本年の受賞作家と作品が決定しました。
作家・大藪春彦氏の業績を記念し、その物語世界を引き継ぐ新進気鋭の作家および作品に贈られる、「大藪春彦賞」の選考会が、1月23日(水)午後5時より東京・新橋の第一ホテルアネックスで開かれ、第21回大藪春彦賞の受賞作家と作品を選定しました。
選考委員は、大沢在昌、黒川博行、藤田宜永の三氏。
贈賞式は3月1日(金)午後6時より第一ホテル東京にて開かれ、大藪春彦賞選考委員会と後援の徳間書店から正賞として顕彰牌・賞状と、副賞300万円(同時受賞につき各150万円)が贈られます。
今回は2作品の受賞となりました。
受 賞 者 河﨑 秋子 氏
受賞作品 肉弾 (KADOKAWA・2017年10月刊)
河﨑 秋子(かわさき・あきこ) 氏のプロフィール
1979年北海道別海町生まれ。
北海学園大学経済学部卒業。卒業後、ニュージーランドで1年間、緬羊飼育技術を学ぶ。自宅で酪農従業員のかたわら、緬羊を飼育・出荷。2012年「東陬遺事」(とうすういじ)で第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)を受賞。2014年「颶風の王」で三浦綾子文学賞を受賞。2015年、同作でJRA賞馬事文化賞を受賞。
北海道別海町在住。※年齢は選考日現在
受 賞 者 葉真中 顕 氏
受賞作品 凍てつく太陽 (幻冬舎・2018年8月刊)
葉真中 顕(はまなか・あき)氏のプロフィール
1976年東京都八王子市生まれ。42歳。
2009年、はまなかあき名義の「ライバル」で第1回角川学芸児童文学賞優秀賞を受賞。2013年『ロスト・ケア』で第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。2015年『絶叫』で第36回吉川英治文学新人賞候補ならびに第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補。2017年『コクーン』で第38回吉川英治文学新人賞候補。主な著作に『ブラック・ドッグ』『政治的に正しい警察小説』『W県警の悲劇』などがある。
東京都八王子市在住。※年齢は選考日現在
2019年1月23日
主催:大藪春彦賞選考委員会
後援:株式会社徳間書店
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