【Z世代のホンネ調査】Z世代のうち約3割が「MBTIなどの性格診断に嫌悪感を抱く」と回答。「IとEは陰キャと陽キャのように分けられる感じがする」
17%が「自分のMBTIを詐称したことがある」と回答。
株式会社RECCOO(本社:東京都渋⾕区、代表取締役:出⾕ 昌裕、以下、当社)が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、最新のZ世代調査として「性格診断」をテーマにした調査レポートを発表します。今回の調査では、「性格診断・カテゴライズ」へのZ世代の意識について現役大学生500人に調査しました。なお、調査結果の一部は、お問い合わせいただいた企業様にローデータを提供します。
■大学生の内31%がMBTIなどの性格診断をもとにカテゴライズされることに嫌悪感を持つと回答
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はじめに、MBTIなどの性格診断をもとにカテゴライズをされることに嫌悪感を覚えるか質問しました。
結果は、31%の現役大学生が嫌悪感を持つと回答しました。
否定派の理由を聞いたところ、以下のような意見が挙がりました。
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(MBTI診断の属性の)IとEは陰キャと陽キャのように分けられる感じがする。
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第一印象が4文字に縛られてしまうから
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自分が嫌われているMBTIだと知っているから
肯定派の意見としては、
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自分がなりたいと思うMBTIと実際のものが合致しているため。
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占いみたいなものだと思っているから また、エンタメの1種だと思うから
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MBTIがすべてじゃなくて、会話のきっかけになるだけだと思っているから。
などが挙がりました。
この結果をほかの学生メンバーに伝えたところ、次のような意見が挙がりました。
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MBTIなどの性格診断において、あまり良くない診断が下されると信じたくなくなる。
結局の性格が肯定されたり、自分が認められる結果を好んで信じているように感じる。
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初対面では話の種として扱いやすいのでほぼ毎回と言っていいほど使う。
筆者の周りにも性格診断を好む人が多いので、30%の人が嫌悪感を抱いているという事実に驚きました。MBTIなどの性格診断に対して嫌悪感を抱くと回答した人は17%だったので、若者の多くはカテゴライズされることに対して抵抗感を覚えることが分かりました。
■大学生の内、43%が友人や家族などのMBTIを気にすると回答
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次に家族や友人などのMBTIを気にするか聞いたところ、半数近くの学生が気にすると回答しました。
他の学生ライターの女性にこの結果を伝えたところ、
「私は(MBTIを)あまり気にしない。たしかに性格診断で当たってると思うところはあるけど、性格だけでなく話し方や関係性などで人を認識しているから普段からは意識していない。」
という意見を頂きました。
こうした、性格診断は科学的な根拠がないものが多く、性格診断に当てはまっているところを無意識に探してしまうことも多いようです。
■現役大学生のうち、約2割がMBTIを詐称したことがあると回答
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最後に、実際の診断結果と異なるMBTIを回答したことがあるか調査したところ、一度でもあると回答した人は17%となりました。
SNSで話題のMBTIに関するランキングがあるように、理想的な属性も存在するようで、反対に”性格が悪い”とされている属性もあるため偽ってしまう人もいるようです。
学生ライターの中には、I(内向的)といじられるのが嫌でE(外交的)のタイプであると噓をついて経験がある人もいました。
今回の調査を通して、血液型診断が流行ったように性格診断は世代を超えて話題のネタとして使われる反面、カテゴライズされることに抵抗感を覚える人もいるということが分かりました。
今後は、流行りだとしても無理にカテゴライズすることは避けた方が良いでしょう。
■サークルアップとは?問い合わせでローデータを提供。
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実際に⼤学⽣のデータで確認すると、リアリティのある感覚が掴めます。
現在、注目を浴びているZ世代ですが、「Z世代は○○」など表面的な捉えられ方をされてしまうケースも多く見受けられます。そこで当社は、サークルアップを活用して、現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する【Z世代のリアルなホンネ調査記事】を配信しています。
今回の調査結果の一部も、お問い合わせいただいた企業にローデータの提供をしています。
【調査概要】
・調査日:2025年1月31日
・調査機関(調査主体):株式会社RECCOO
・調査対象:大学1年〜4年の大学生
・有効回答数(サンプル数):500人
・調査方法:サークルアップのアンケートオファー
・Z世代調査記事バックナンバーはこちらから
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