映画の専門スクール学生が自主的な上映会を企画・運営 ルネ・ラルー映画祭 ~世界を魅了したアニメーション~ 3月28日(日)六本木シネマートにて開催

株式会社バンタン

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ファッション・デザイン・ゲーム・食などのクリエイターを育成するスクール事業を展開するバンタンスクールグループ(所在地:東京都渋谷区 代表:菊池健藏)が運営するバンタン映画映像学院では、2010年3月28日(日)にシネマート六本木にて学生主催の上映会を開催いたします。

バンタン映画映像学院は、映画監督、配給宣伝、ミュージッククリップ・CM製作など、映画・映像業界のプロを育成する専門スクールです。業界を目指す学生が、今回自主上映会を企画した背景には、メジャー系映画公開が多い中、観る機会の減少している他国映画を再上映することで、改めてその作品や映画の価値を広めたいという学生ならではの思いがあります。また上映会のターゲットとして20代前半〜30代前半の比較的若い世代を狙い今後の映画人口を増やす事も上映会の目的のひとつです。
業界を目指す学生自らが、映画をただのエンターテイメントでは無く文化の一つとして捉えてもらえるような活動の一環として、このような上映会活動を定期的に続けてまいります。

【バンタン映画映像学院 学生主催上映会 概要】
■日時: 3月28日(日) 11:10 開場
■上映テーマ:「ルネ・ラルー映画祭 ~世界を魅了したアニメーション~
■上映作品:フランスアニメーション界の鬼才と謳われたルネ・ラルー監督の3作品
①『時の支配者』  ②『ガンダーラ』  ③『ファンタスティック・プラネット』
■ゲスト:りんたろう氏(アニメーション映画監督)
大山慶氏(アニメーション作家)
■開場:シネマート六本木 (135席) 東京都港区六本木3-8-15 (六本木駅より徒歩約2分)
http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/
■料金:(前売り)¥900円   (当日券)¥1,100 ※チケット一枚につき1作品のみご覧いただけます
■主催:バンタン映画映像学院上映会プロジェクト
 
この取り組みをぜひご取材いただけますようよろしくお願い申し上げます。

※参考資料
【バンタンスクールグループ】
1965年にスタートした、デザインの専門スクール。国内5拠点(東京・横浜・名古屋・大阪・福岡)、海外拠点(N.Y.・ロンドン・パリ・香港 ※提携校)にてスクールを運営。現役プロのクリエイターを講師に迎え、ファッション、ヘアメイク、インテリア、グラフィックデザイン、ゲーム、アニメ、映像、食など様々な分野において即戦力となる人材を育成する教育事業を展開し、これまでに約16万人の卒業生を輩出。また卒業生の独立サポートとしてインキュベーションを積極的に行っている。http://www.vantan.jp/



【ルネ・ラルー René Laloux 】
■プロフィール
1929年、パリ生まれ。2004年3月14日にアングレーム市にて心不全のため逝去。 
デッサン、絵画、彫刻などに打ち込んだ後、兵役を経て、再び絵画の世界に。空想絵画の展覧会をパリ、ブリュッセルで開く。友人の紹介で、精神学者のフェリックス・ガタリ率いる精神科病院で職を得、1955年から4年間絵画や中国影絵、演劇などの教室を開き、患者の指導にあたる。その患者たちと共に制作した切り紙作品で初のアニメーション短編『猿の牙』を作る。その縁で、テレビ用実写映画『小クロースと大クロース』 に出演。
やがてアニメーション映画監督の道に入りシュールレアリズムとブラック・ユーモアの画家ローラン・トポール(Roland TOPOR)とコンビを組み、3本の作品を制作。そしてその中で初の劇場用長編『ファンタスティック・プラネット』が1973年カンヌ国際映画祭でアニメーションとしては初の審査員特別賞を受賞する。この作品はSF作家ステファン・ウル(Stefan WUL)の小説『オム族がいっぱい』を原作に、約4年間かけてチェコのスタジオで完成した力作である。
1980年代には2本の長編を制作。一つ目はフランス漫画界の巨匠、メビウス(Moebius)と
組んで、3年の歳月をかけハンガリーで制作された長編『時の支配者』(Les maitres du temps /1982)。もう一つは、同じく漫画家のフィリップ・カザ(Philippe CAZA)と組んで、北朝鮮のスタジオで制作され『ガンダーラ』(Gandahar/1987)。同年、同じ制作体制で作られた短編『ワン・フォは如何にして救われたか』(Comment Wang-Fô fut sauvé/1987)が最後の監督作品となった。1990年代半ば頃に、カザとのコンビで長年準備を続けたファンタジー長編大作『龍の如く』(À l’image du dragon)の企画を事情により降板し、アニメ―ション監督引退を宣言。同作品が後に他人の手により『雨の子供たち』(les Enfants de la pluie/ 2003)という題名で完成された。 1996年から西フランスのアングレーム市にある国立コミック映像センター内の映像教育機構・デジタル画像研究所の学長を歴任したが、1999年に退職。同時期にアニメ―ション中編『狼の眼』(l'Oeil du loup/1998)の脚本を務めた。
晩年では、若い頃より描き続けてきた絵画が主な創作活動になっていたが、近年では、新作のアニメーション長編の準備を進めていたという。

■フィルモグラフィ
1960年 『猿の牙』監督(les Dents du singe)
1964年 『小クロースと大クロース』出演(le Petit Claus et le Grand Claus)
       『死んだ時間』監督(les Temps morts)
1965年 『かたつむり』監督(les Escargots)クラクフ映画祭審査員特別賞
     プラド・ファンタスティック映画祭グランプリ
     トリエス・テファンタスティック映画祭グランプリ
 1973年 『ファンタスティック・プラネット』監督(la Planète sauvage)
      1973年カンヌ国際映画祭 審査員特別賞受賞
1982年 『時の支配者』監督(les Maîtres du temps)
1987年 『ガンダーラ』監督(Gandahar)
    『ワン・フォは如何にして救われたか』監督(Comment Wang-Fô fut sauvé)
1990年 中盤 アニメ―ション監督引退を宣言
1999年 『狼の眼』(l'Oeil du loup)脚本

■上映作品解説
【ファンタスティック・プラネット La Planète sauvage】
(1973年 カンヌ国際映画祭 審査員特別賞受賞)
1973年/フランス=チェコ/72分/ヴィスタ/イーストマンカラー/35mm上映
原作:ステファン・ウル 脚本・原画:ロラン・トポール 音楽:アラン・ゴラゲール
日本初公開:1985年6月

【時の支配者 Les maitres du temps】
1982年/フランス/78分/ヴィスタ/カラー/DVD上映
原画・脚色:メビウス 原作:ステファン・ウル 製作:ローラン・グリッディ、ジャック・デルクール
日本初公開:1983年9月

【ガンダーラ GANDAHAR】
1987年/フランス/83分/スタンダード/カラー/35mm上映
原作:ジャン=ピエール・アンドルヴォン 
音楽:ガブリエル・ヤレド/『イングリッシュ・ペイシェント』
(1996/第69回アカデミー賞 音楽賞受賞)
日本初公開:1989年3月


■上映会に関するお問合せ先
バンタン映画映像学院 杉田
Tel:03-5721-0981   Fax:03-5721-0984
■このリリースに関するお問合せ先
バンタンスクール グループ広報:中野
Tel:03-6731-3456   Fax:03-3710-9837

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会社概要

株式会社バンタン

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URL
http://www.vantan.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿南3-1-8
電話番号
03-3719-4775
代表者名
菊池 健藏
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
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