チームラボ、「ミラノ万博」の日本館で、二つの部屋の展示制作を担当。腰から膝ほどの高さに広がる映像空間の中に分け入れるインタラクティブな映像空間など、2作品を制作。5/1(金)~10/31(土)
腰から膝ほどの高さに広がる映像空間の中に分け入れるインタラクティブな映像空間など、2作品を制作。
開催は、2015年5月1日(金)~10月31日(土)まで
イタリア・ミラノにて、「2015年ミラノ国際博覧会(以下、ミラノ万博)」(※1)が開催。約140の国と国際機関が参加。チームラボは、日本館(※2)において、「HARMONY」と、「DIVERSITY」の2つの作品を制作、展示します。
開催は、2015年5月1日(金)~10月31日(土)まで。
日本館のテーマは「Harmonius Diversity -共存する多様性-」。そのテーマに基づき、「HARMONY」と「DIVERSITY」の空間を制作しました。
今回の空間は、「鑑賞型ではなく、体感、そして、参加型にすること」と、「体感したことのないアート空間にすること」を意識しています。
2015年ミラノ万博:http://en.expo2015.org/
2015年ミラノ万博 日本館:http://www.expo2015.jp/
展示詳細:http://www.team-lab.net/latest/case/expomilano2015.html
■出品作品
HARMONY
チームラボ, 2015, インタラクティブデジタルインスタレーション, 音楽: 高橋英明
作品:http://www.team-lab.net/all/other/harmony.html
日本の食の原風景である「水田」は、山と海に囲まれた日本では棚田に代表されるように、河川の中上流域など、高低差がある場所で発達しました。
そしてそれは、人と自然が共生(HARMONY)することで生まれてきました。
水田が、「高低差」のある場所で発達してきたことや、「人と自然が共生」することで発達してきたことを表現するため、腰やひざ下など、さまざまな高さでつくった稲穂に見立てたスクリーンで空間を埋め尽くし、腰から膝ほどの高さに映像が無限に広がるインタラクティブな映像空間をつくりました。
映像は、鑑賞者の位置やふるまいに合わせて、変化していきます。
来場者は、まるで稲穂を分け入るかのように、インタラクティブな映像空間の中を分け入り、歩き回りながら、1年を通した、象徴的な日本の自然を体感します。
DIVERSITY
チームラボ, 2015, インタラクティブデジタルインスタレーション, 音楽: 高橋英明
作品:http://www.team-lab.net/all/other/diversity.html
四季の変化が大きく、山と海で囲まれた日本は、川は、春の雪どけ水や梅雨、台風など、水量が大きく変わり、山地から海岸までの距離が短く、平地が少ないので、短くて急な流れが多い。
食の源である日本の水を、象徴的に、滝で表現しています。
食の多様性(DIVERSITY)という大量の情報を来場者に伝えるために、360度どこからでも鑑賞できる巨大な滝に、食に関連する大量のコンテンツの画像が流れます。
来場者は、流れてきた画像にタッチすると、画像と詳細の情報が、自分のスマートフォンへと取り込まれ、持ち帰ることができます。
同じ空間にいる来場者が、体感を共有できるシンボリックな滝と、個人が持つスマートフォンを繋げることによって、感動の共有と、大量の情報に対する利便性を共存させるチャレンジを行っています。
【概要】
2015年ミラノ国際博覧会(2015ミラノ万博)
会期:2015年5月1日(金)~10月31日(土)
会場:2015年ミラノ国際博覧会 日本館
開館時間:
日本館(展示)10:00~21:00
日本館(レストラン):11:00~22:30
※ミラノ万博全体の開館時間は10:00~23:00
料金:詳細をHPにて確認ください。http://www.expo2015.org/en/tickets
参加クリエーター:紫舟(PROLOGUE)、猪子 寿之(Scene I HARMONY、Scene II DIVERSITY)、竹村 真一(Scene III INNOVATION)、清水 亮司(Scene III INNOVATION)、佐藤 オオキ(Scene IV COOL JAPAN DESIGN GALLERY)、齋藤 精一(Scene V LIVE PERFORMANCE THEATER)
▼2015年ミラノ国際博覧会(ミラノ万博)
「地球に食料を、生命にエネルギーを」をテーマに、約140の国と国際機関が参加。
http://en.expo2015.org/
▼2015年ミラノ国際博覧会 日本館(ミラノ万博 日本館)
日本館は、「“Harmonious Diversity” を巡る旅」をテーマに掲げ、自然を慈しみ、食に関わる様々な人びとを想う感謝の気持ちを、産地から食卓まで、“食を巡る遥かなる旅” の体験を通して、来場者へ届ける展示を行います。
http://www.expo2015.jp/
■チームラボとは
プログラマ・エンジニア(UIエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア、ハードウェアエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、CGアニメーター、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、絵師、編集者など、スペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。アート・サイエンス・テクノロジーの境界線を曖昧にしながら活動中。
カイカイキキギャラリー台北で『生きる』展開催(2011)。『LAVAL VIRTUAL』(フランス)にて「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」が建築・芸術・文化賞を受賞(2012)。国立台湾美術館にてチームラボ「We are the Future」展を開催(2012)。『シンガポールビエンナーレ2013』にて、「秩序がなくともピースは成り立つ」を展示(2013~2014年)。「チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展」(佐賀)を開催(2014)。Pace Gallery(アメリカ・ニューヨーク)にて『teamLab: Ultra Subjective Space』を開催、デジタルアート作品6作品を展示(2014)。香川県内3会場で、ショーとデジタルアート作品を展示する 『チームラボと香川 夏のデジタルアート祭り』を開催(2014)。『国東半島芸術祭』(大分)にて、新作「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる - Kunisaki Peninsula」を発表(2014)、NHK 大河ドラマ「花燃ゆ」のオープニングを制作(2015)。MAISON&OBJET PARIS 20th Anniversary(フランス)にて、「Espace teamLab -World Unleashed and then Connecting-」を発表(2015)、Art Paris Art Fair 2015(フランス)にて、グラン・パレに高さ28m、幅68mの滝をプロジェクションマッピングする新作「Universe of Water Particles on the Grand Palais」を発表(2015)
現在、『チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地』(東京)にて、デジタルアート作品と「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」を同時展示(~5月10日)。
チームラボ作品紹介
http://www.team-lab.net/
■本件に関するお問い合わせ
チームラボ(広報担当・工藤/江城/森/松田)
lab-pr@team-lab.com
03-5804-2633
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