難民映画祭パートナーズ上映会を開催映画『グレート・グリーン・ウォール』

気候変動と難民問題を音楽で伝える感動のドキュメンタリー 2025年12月17日(水) 15:15～17:15

東洋学園大学(学校法人東洋学園 本部:文京区本郷 理事長:愛知太郎)のグローバル・コミュニケーション学部「国際協力・国際援助研究ゼミ」(川口智恵准教授)では、2025年12月17日(水)に「東洋学園大学 難民映画祭パートナーズ上映会」を開催します。本上映会は、映画を通じて難民問題への理解を深め、日本社会に共感と支援の輪を広げることを目的としています。

■歌でつなぐ命と緑8,000㎞

難民映画祭パートナーズは、国連UNHCR協会が主催する難民映画祭の趣旨に賛同し、学校、企業、団体、自治体などが主催者となって上映会を開催する取り組みです。

今回の上映作品『グレート・グリーン・ウォール』の舞台、気候変動に直面するアフリカのサヘル地域では、砂漠化や干ばつによる土地劣化、食糧不足が引き起こす紛争により、人々は移民を余儀なくされています。そこで2007年、アフリカ大陸を8,000kmにわたって横断する人類史上最大規模の植林プロジェクト「グレート・グリーン・ウォール(緑の長城)」計画が開始されました。

本作では、マリ出身の世界的ミュージシャン、インナ・モジャがアフリカ横断の旅に出ます。各地のミュージシャンたちと楽曲を制作し、女性支援に情熱を燃やす彼女は、孤児の少女たちとの出会いを通じて「夢を信じてほしい」とメッセージを発信していきます。文部科学省特別選定作品(青年・成人向き 国際性〈国際理解・平和〉)に認定された、気候変動と難民問題を音楽と共に描く感動のドキュメンタリーです。

当日は国連UNHCR協会への募金活動のほか、クイズ大会も実施します。参加費無料。