スターバックス×霧島酒造のコラボレーションから誕生した「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」　都城市とmore treesの森づくりに連携

『みやこんじょ資源循環森林プロジェクト（通称ODEN）』開始

　スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社[本社所在地：東京都品川区、代表取締役最高経営責任者(CEO)：森井久恵]、霧島酒造株式会社［本社：宮崎県都城市、代表取締役社長：江夏邦威］は、2026年1月27日（火）にオープンする2社のコラボレーションプロジェクトから生まれた「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」において、両社の強みを生かした地域社会や自然環境に前向きなアクションをしていく活動のひとつとして、宮崎県都城市と一般社団法人 more trees（東京都港区、代表理事：隈研吾、以下「more trees」）の「多様性のある森づくり」に連携し、『みやこんじょ資源循環森林プロジェクト（通称ODEN）』として活動に参加していきます。

■『みやこんじょ資源循環森林プロジェクト（通称ODEN）』とは

　都城市内の豊かな森林を活かして、森林資源の循環利用や木材生産を推進する都城市と、地域固有の風土や技術を活かしながら土地に適した樹種を選び植林・育林をする「多様性のある森づくり」をすすめるmore treesが協働し市内の森づくりの活動を推進しております。今回発足する『みやこんじょ資源循環森林プロジェクト』は、スターバックスと霧島酒造が「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」で実施する地域社会や自然環境に前向きなアクションを連携し、ともに地域の森づくりに取り組んでいきます。

　スターバックスと霧島酒造は、これまで「たい肥クラブ」として、南九州大学環境園芸学科の教授、学生にも協力いただき、両社の事業活動により排出されるコーヒーかすや焼酎粕を材料に「たい肥づくり」の実験を行ってきました。この度、都城市とmore treesの「多様性のある森づくり」と連携することで、その完成したたい肥を活用し、都城市内で採取したイチイガシの種子（ドングリ）等を「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」の敷地内で育苗します。将来的には都城の森へ植林を行い、都城の豊かな森づくりにつなげていきます。また、お客様の森への興味、関心を高めるために、種子採取や育苗、植林など、お客様参加型のワークショップを開催する等、産官学が協働する地域の森づくりの推進に貢献していきます。

　『みやこんじょ資源循環森林プロジェクト』の通称ODENという名称は、Organic Diversion Enriches Natureの頭文字をとっています。「資源循環は自然を豊かにする」という想いの元、都城で親しまれている都城おでんのように、この活動が地域の皆さまに親しみと共感を持っていただけるようにプロジェクト名をODENにしました。

■スターバックス、霧島酒造、more trees、都城市による　「森の集い場 ワークショップ」～木とコーヒーの香りに包まれて、休日のひと時をのんびり過ごしませんか～を開催

　『みやこんじょ資源循環森林プロジェクト（通称ODEN）』の活動として、2025年12月20日（土）に都城市内で地域の皆さまにご参加いただける「森の集い場 ワークショップ」～木とコーヒーの香りに包まれて、休日のひと時をのんびり過ごしませんか～を開催いたします。

　このワークショップは、大人からお子様までみんなが都城の豊かな森に想いを馳せていただく時間となるような、森に関わるコンテンツを用意しております。「つみきで森とまちの未来地図づくり」や「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」等の家具づくりの中でできた端材を活用した小さなスツールや小さなクリスマスツリー作り、先日の霧島秋まつり2025で大変好評いただきました「どんぐり芽吹くかな⁉実験」や「キッズバリスタ体験」、宮崎県立都城商業高等学校の「紙漉き文化再生プロジェクト」による「オリジナル一輪挿しづくり」の森とつながるワークショップを実施いたします。

「森の集い場 ワークショップ」　～木とコーヒーの香りに包まれて、休日のひと時をのんびり過ごしませんか～実施概要

●日時：2025年12月20日（土）10：00～15：00　（※最終入場時間14：30）

●場所：「道の駅」都城NiQLL　宮崎県都城市都北町5225番地1

●入場料：無料　※一部ワークショップでは事前予約・有料のものがあります。

●内容：※詳細は予約ページにて記載

「つみきで森とまちの未来地図づくり」、「小さなスツールづくり」、「小さなクリスマスツリーづくり」、「どんぐり芽吹くかな⁉実験」、「キッズバリスタ体験」、「紙漉き文化再生プロジェクト」による「オリジナル一輪挿しづくり」

●参加方法：事前予約制　

https://mori-tsudoi-miyakonjo.peatix.com
定員に達し次第締め切りとさせていただきます。ワークショップの予約は2025年12月5日から開始いたします。

※画像はすべてイメージです

　スターバックスは1996年の日本初出店以来、地域社会に根差した活動を続けてきました。その中のひとつに、地域の文化や環境を尊重した店舗づくりとして、地元の木材を店舗の家具や内装に取り入れるなど、コミュニティへの貢献として実施してきました。今回のような取り組みは、宮崎県都城市の他、群馬県みなかみ町、大阪府河内長野市など、全国に少しずつ広がり、森と人をつなぐ架け橋となる活動として、私たちは地域の仲間と連携し取り組んでいきます。

　霧島酒造は1916年の創業以来、「地域に根ざし、地域と共に発展する企業」として地域と自然を大切にした焼酎造りを行っています。また、従業員参加型の植林活動に2004年から取り組んでおり、2024年には都城地域の再造林の支援をさらに加速させるなど、都城市の豊かな森林育成のための活動に精力的に取り組んできました。本プロジェクトを通じて地域の自然への還元をさらに推進し、その恵みを未来へ循環させることにより、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。

　スターバックスと霧島酒造は、「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」を通して、日々の地域とのつながりを大切にしながら、お客様一人ひとりの日常に彩りを添える時間を提供してまいります。また、持続可能な未来を目指し、両社の強みを生かした前向きなアクションに向けて取り組んでいきます。

◆都城市

　宮崎県都城市は、霧島連山の麓に広がる人口約16万人の県内第2の都市です。「肉と焼酎のふるさと」として、肉用牛・豚・鶏の合計産出額日本一を誇り、上質な地下水と温暖な気候で育ったカンショ（さつまいも）、米、麦などで作られる焼酎が有名です。また、市域の約6割を占める豊かな森林を活かして、森林資源の循環利用や木材生産を推進しています。ふるさと納税でも常に上位にランクインする質の高い特産品、雄大な自然環境、充実した子育て支援など、暮らしやすさと産業が調和した魅力あふれるまちです。2025年10月、都城市と一般社団法人more treesは、都城市の多様性のある森林づくりを促進するため連携協定を締結し、官民協働の森づくりを推進しています。

webサイト：https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/

◆一般社団法人 more trees

　一般社団法人more trees（モア・トゥリーズ）は、音楽家 坂本龍一が創立し、建築家 隈研吾が代表を務める森林保全団体です。国内外25か所以上の地域で進める森の保全活動、国産材を活用した商品の企画・開発、イベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードにさまざまな取り組みを行っています。2025年10月、more treesは都城市と多様性のある森林づくりを促進するため連携協定を締結し、官民協働の森づくりを推進しています。

所在地：107-0052 東京都港区赤坂4-7-7 H&K赤坂レジデンス201

代表理事：隈研吾

webサイト：https://www.more-trees.org/

◆ スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 https://www.starbucks.co.jp/

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社は、1996年に東京・銀座に日本第1号店を開業。全世界約80のマーケットで約37,000店舗以上、日本全国47都道府県において2,077店舗 (2025年9月末時点、ライセンス店舗を含む）のコーヒーストアを展開しております。約6万人のパートナー(従業員)が、一杯のコーヒーを通じて、人と人とのつながりと心あたたまるひとときを提供しております。2019年2月28日には、世界5拠点目となる「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」をオープンしました。全国に広がる、人・社会、地球環境、地域とつながりを育むストーリーは、「STARBUCKS STORIES JAPAN」で紹介しております。