【Z世代のホンネ調査】現役大学生のうち、42%がマスメディアよりSNSを信用すると回答。情報は正確性よりも”早さ”で選ぶのが主流
その他、Z世代ならではの情報リテラシーを聞いてみた。
株式会社RECCOO(本社:東京都渋⾕区、代表取締役:出⾕ 昌裕、以下、当社)が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、最新のZ世代調査として「情報リテラシー」をテーマにした調査レポートを発表します。今回の調査では、「情報リテラシー」へのZ世代の意識について現役大学生200人に調査しました。なお、調査結果の一部は、お問い合わせいただいた企業様にローデータを提供します。
■現役大学生のうち、42%がマスメディアよりもSNSのほうが信頼できると回答
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33607/175/33607-175-13e5d4ab28b205bb59374bc48e86c3da-957x534.png?width=1950&height=1350&quality=85&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
はじめに、マスメディアの報道とSNSでの情報、どちらが信用できるか質問したところ、SNSを信用する人が42%となりました。
この結果を記事投稿に協力してもらっている学生メンバーに伝えたところ、
「(自分が)中学生の時は、ネット上の情報を鵜呑みにしてはいけないと教わったが、今では気にしなくなっている。ネットの情報の方が早く、様々な人の意見を同時に見ることができるから自分で判断しやすい。」
という意見をもらいました。
SNSは根拠に乏しいと評価されてきましたが、ここ数年でSNSに対する認識が大きく変わったのは間違いないようです。
■一方で、若者にとって最も信頼できるメディアは新聞、次いでテレビ
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33607/175/33607-175-b0289302377e3f31622cbe252aabf4bd-964x538.png?width=1950&height=1350&quality=85&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
次に、信頼できるメディアを聞いたところ新聞とテレビと回答した人が多くなりました。
最初の質問とはうって変わり、今度はオールドメディアへの信頼度が高くなりました。
こちらも、学生メンバーの男性二人に聞いたところ、
「最近はあまりテレビや新聞でニュースを確認しないが、現時点で妥当性のある情報をわかりやすく知ることができるのはマスメディアだと思う。あとは、そもそもテレビを見ないため、判断が難しい。」
「SNSはマスメディアの強みである情報の正確性の検証、わかりやすく伝えるための図解などはないが、文字を主体に伝えるため伝達が早い。真偽不明な情報は様々な媒体で情報を見比べている。」
という意見が挙がりました。
■若者のうち、約半数がSNS上の情報の根拠を確認していると回答
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33607/175/33607-175-91fa79731ecdc284c02de491b9bbf6fa-963x537.png?width=1950&height=1350&quality=85&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
次にSNS上で話題になった情報に対して、その根拠や情報ソースを確認しているか質問したところ、
47%が確認していると回答しました。
情報を見比べている人とそうでない人で意見が割れたことに対して、次のような質問をしました。
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33607/175/33607-175-a5dd8b6d2c36af7551edbdfeb1d6e173-965x537.png?width=1950&height=1350&quality=85&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
質問の結果、44%の大学生が情報を鵜吞みにしている自覚があると回答しました。
Z世代の若者の中でも、情報の真偽を確認する人とそうでない人はやはり分かれるようです。
この結果を学生メンバーに共有したところ、次のような意見が挙がりました。
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最近取り上げられるようなニュースは、真偽が不明なものが多く、どのメディアでも判断が難しい。
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陰謀論のようなものが混ざってきているので結局、信じたいものを信じてしまっている。
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周りの人とあまりニュースのことを話さないから、自分が納得できればそれで良い。
最後に、自分なりの情報リテラシーについて聞いたところ、以下のような意見が多く挙がりました。
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自分から情報発信しないように心がけている。
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あるニュースや記事を見たとき、他のメディアでも同じ情報が発信されているか確認している。
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自分には見えていない情報が絶対にあるから、信じすぎないようにする。
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SNSでは瞬時に情報が回ってくるので便利だが、根拠があまり分からないため、頭の片隅に入れるような感覚で受け止めている。
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1つの情報を100%で信じない。 こういう意見もあるのだと受け取っておく。
コメント欄などで世論も少し感じる。
今回の調査を通じて、情報があふれる現代では「一つの情報源だけでなく見比べる」が自由回答で最も多く、次いで「(情報を)信じすぎない」、「デマの流布に加担しない」、など若者ならではのリテラシーを身に着けていることが分かりました。
■サークルアップとは?問い合わせでローデータを提供。
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33607/175/33607-175-fd705d2b679ecc8bcbb5c16722bd6de1-966x531.png?width=1950&height=1350&quality=85&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
実際に⼤学⽣のデータで確認すると、リアリティのある感覚が掴めます。
現在、注目を浴びているZ世代ですが、「Z世代は○○」など表面的な捉えられ方をされてしまうケースも多く見受けられます。そこで当社は、サークルアップを活用して、現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する【Z世代のリアルなホンネ調査記事】を配信しています。
今回の調査結果の一部も、お問い合わせいただいた企業にローデータの提供をしています。
【調査概要】
・調査日:2024年12月19日
・調査機関(調査主体):株式会社RECCOO
・調査対象:大学1年〜4年の大学生
・有効回答数(サンプル数):200人
・調査方法:サークルアップのアンケートオファー
・Z世代調査記事バックナンバーはこちらから
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