入間市12館で秋の文化祭、3週間にわたる開催で延べ10,000人が参加へ
~住民が主役の地域文化祭、世代を超えた交流の場に~
埼玉県入間市では、10月31日から11月16日まで、市内12館の地区センター(公民館)及び分館で順次「令和7年度地区文化祭」が開催されます。各センターで公民館活動を行うサークルや地域住民が、作品展示・芸能発表・模擬店を通じて日頃の成果を披露。年間延べ約10,000人が訪れる、入間市の秋の風物詩です。
少子高齢化で地域コミュニティの希薄化が課題となる中、この文化祭は住民同士が顔を合わせ、世代を超えて交流する貴重な機会となっています。
12館それぞれの個性が光る、地域密着型の文化祭
各地区文化祭を作り上げるのは、各地区文化協会や地元の自治会、また普段センターで活動するサークル・団体等からなる、まさに地域密着型の実行委員会です。
各地区の特色や趣向を凝らした文化祭が開催されます。


主な特徴
・東 町:中学校吹奏楽部の演奏や小中学生の作品展も同時開催
・東金子:地域に伝わる「新久はやし保存会」によるお囃子の実演
・金 子:来場者が楽しめるスタンプラリーを実施
・宮 寺:無料のポップコーン配布と福引きで子どもたちに人気
・東藤沢:地区の小学生が作成したポスターの展示
また、各館では絵画・書道・編物・陶芸などの作品展示に加え、民謡・舞踊・カラオケ・フラダンスなど多彩な芸能発表が行われます。
来場者の声
文化祭の参加者や来場者からは、こんな声が聞かれます。
「楽しいイベントが盛りだくさんでお子さんたちも大人も笑顔でいっぱいでした。」
「作品展も素晴らしいですが、ステージの発表や観客のみなさんがとても楽しく、生き生きしているのが印象的でした。」
地域コミュニティ再生の実践モデルとして
近年、地域のつながりが希薄化する中、入間市の文化祭は住民同士が顔の見える関係を築く場として機能しています。
この取り組みは、高齢者や子育て世代に「居場所」を提供することで社会的孤立を防止し、小中学生の作品展示や伝統芸能の継承を通じた世代間交流を促進します。また、市民の創作活動・発表の場として文化芸術の担い手を育成する効果も期待されています。
デジタル化が進む時代だからこそ、こうした対面での交流の場が改めて見直されています。
開催概要
1.開催期間
令和7年10月31日(金)〜11月16日(日)※各館により開催日が異なります
2.開催館
市内12館(地区センター・分館)
扇町屋、久保稲荷分館、黒須、高倉分館、東町、東金子、金子、宮寺、二本木分館、
藤沢、東藤沢、西武
3.主な内容
・静の部:絵画・書道・編物・陶芸などの作品展示、小中学生作品展
・動の部:民謡・舞踊・カラオケ・フラダンス・吹奏楽などの芸能発表
・出店の部:地域住民による模擬店
4.来場予定者数
延べ約10,000人(前年実績)
5.入場料
無料
6.その他
各館とも駐車場に限りがあるため、公共交通機関または徒歩・自転車でのご来場にご協力
ください。
詳細な日程や内容は、各地区センターへお問い合わせいただくか、市公式ホームページを
ご参照ください。
取材のご案内
各地区センターの開催日に合わせて取材を受け付けております。
事前にご連絡いただければ、主催者や参加者へのインタビューをセッティングいたします。
入間市について
【狭山茶の郷から世界へ】入間市が描く「Well-being City」の未来図~伝統の茶文化と最先端のまちづくりが織りなす、心豊かな暮らしの新モデル~
首都圏から電車で約1時間。市内には緑豊かな茶畑が広がり、季節の移ろいとともに風景が変化する、どこか懐かしい景色が残されています。入間市は、商業的茶産地としては日本最北に位置し、狭山茶の発展とブランド化に大きく関わってきた地域です。歴史ある茶文化を大切にしながら、現在では多様な文化や価値観を取り入れたまちづくりに取り組んでいます。

🌱 伝統と多様性が調和する、入間市ならではの景観
関東平野の自然に恵まれたこの地では、代々受け継がれてきた茶農家の手により、狭山茶が丁寧に育てられています。
一方で、米軍基地跡地を再整備した「ジョンソンタウン」や、大型商業施設「三井アウトレットパーク入間」などもあり、伝統と現代的な要素が調和したまちの風景が広がります。
こうした多様性こそが、入間市の大きな魅力の一つです。
🏆 SDGs未来都市としての挑戦「Well-being Cityいるま」
2022年、入間市は内閣府より「SDGs未来都市」に選定されました。
これを契機に、市は「健康と幸せを実感できる未来共創都市『Well-being Cityいるま』」をビジョンに掲げ、地域資源を活かした持続可能なまちづくりを推進しています。
同年10月には、地域の誇りである狭山茶の魅力を次世代へとつなぐため、全国初の「おいしい狭山茶大好き条例」を施行しました。
市民・事業者・行政が連携し、地域文化の継承と活性化に取り組んでいます。
💡 未来の「原風景」を描くプロジェクト
「心豊かでいられる、『未来の原風景』を創造し、伝承する。」
この想いのもと、入間市では、変化の激しい時代においても、人と人とのつながりや、地域固有の風景・文化を大切にしたまちづくりを進めています。
従来の枠にとらわれず、市民とともに未来を描く取り組みは、今後もより良い地域社会の実現を目指す一助となることを期待しています。
📊 注目ポイント
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商業的茶産地としては日本最北、400年の歴史を持つ狭山茶の産地 
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SDGs未来都市(2022年選定)としての持続可能なまちづくり 
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狭山茶文化・アメリカンカルチャー・都市型商業が共存する多様な都市景観 
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市民と共につくる「Well-being Cityいるま」のビジョン 
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全国初の「おいしい狭山茶大好き条例」による茶文化振興と継承 
▼企業などからの、入間の地域課題解決のための提案フォームはコチラ
いるま未来共創ラボ https://www.city.iruma.saitama.jp/gyosei_joho/purpose/10547.html
基本情報
■ 入間市役所
所在地:埼玉県入間市豊岡一丁目16番1号
電話:04-2964-1111(代表)
《リンク一覧》
入間市公式ホームページ(https://www.city.iruma.saitama.jp/)
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【本件に関するお問合わせ先】
事業内容:
教育委員会 社会教育課:新井
入間市豊岡1-16-1
TEL:04-2964-1111(内線4122/ir815000@city.iruma.lg.jp)
その他:
企画部 秘書広報課:中村、遠山
入間市豊岡1-16-1
TEL:04-2964-1111(内線3122/ir111000@city.iruma.lg.jp)
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