IBMとDeloitte、ハイブリッド環境下で稼働するAI対応のマネージド分析ソリューションDAPPERを発表
Deloitte Analytics Platformと、Red Hat OpenShiftを活用したIBM Cloud Pak for Dataで構築
[米国ニューヨーク州アーモンク、ニューヨーク – 2021年10月11日(現地時間)発] IBM(NYSE:IBM)とDeloitteは本日、新しいオファリングとなるAI対応のマネージド分析ソリューション、DAPPERを発表しました。DAPPERソリューションは、これまで21年にわたり2社間で協業してきたグローバル・アライアンス( https://www2.deloitte.com/us/en/pages/about-deloitte/solutions/deloitte-technology-alliances-ibm.html )と、10年にわたり実装してきたDeloitte Analytics Platform( https://www2.deloitte.com/be/en/pages/strategy-operations/strategy-analytics-mergers-acquisitions/solutions/deloitte-analyticsplatform.html )の経験を融合し、企業のハイブリッドクラウドおよびAIの活用を加速させます。DAPPERのエンドツーエンドの機能は、AI採用の懸念を解消し、安全で使いやすいマネージド・サービスを実現します。企業は、自社データから提供されるインサイトを取得することで、課題解決を導きます。
企業は課題に直結する実用的なデータを獲得することで、競争が激しく、インサイトが重要となる現在のビジネス環境で、事業成長を促すことが可能となります。ビジネス環境の垣根を越えて通用し、厳格なセキュリティーとコンプライアンスの要件を同時に満たすようなソリューションを策定するための、信頼できるデータ、特定分野の専門知識、およびリソースが欠如しているため、お客様は業界を問わず、AIや分析の価値を高めるのに苦慮しているという報告があります。これに対してGartner®は顧客に対し、「カスタム・モデルを構築するよりもAIクラウド・サービスを選択することで、より幅広いユースケースに対応し、より迅速に導入してスケーラビリティーを組み込む」ことをUser Recommendationsの中の1つとして挙げています(2021年度版『Hype CycleTM for Cloud Computing, 2021』、2021年7月14日発行 - ID G00747400、デヴィッド・スミス(David Smith)、エド・アンダーソン(Ed Anderson)共著)。
DAPPERは、DeloitteとIBMのアライアンスにおける技術面でのリーダーシップ、実践的なビジネス経験、業界での経験が結集したソリューションです。DAPPERは、Deloitte Analytics PlatformとRed Hat OpenShift 上のIBM®︎ Cloud Pak for Data( https://www.ibm.com/jp-ja/products/cloud-pak-for-data?utm_content=SRCWW&p1=Search&p4=43700055351124215&p5=e&gclid=EAIaIQobChMIxNiTxr7a8wIV1NxMAh2GvQMcEAAYASAAEgKqDvD_BwE&gclsrc=aw.ds )を組み合わせたもので、フルマネージド型AIソリューションをビジネス・ユーザーに提供します。このソリューションは、特注のソリューションの開発、実装、管理に関するリソースを要することなく、短時間で稼働できるように設計されました。
DAPPERはIBMの最新のハイブリッドクラウド・アーキテクチャーとAIテクノロジーに基づいて構築され、業務のスケールアップ、自社データに対する組織の信頼性向上、スマート・レポートの作成が可能です。DAPPERは、IBM Cloud上でDeloitteが運用するマネージド・サービスであり、オンプレミスでもマルチクラウド環境でも利用できます。DAPPERのフルマネージド分析サービスは、厳選されたサービス・オファリングとサブスクリプション・モデルを提供します。中核となる要素は以下の3つで、いずれも企業が有効なデータ活用ができるよう構築されました。
また両社は、例えば政府機関がDAPPERを活用することで、税金詐欺や、雇用給付、年金、マネー・ロンダリングに関連する詐欺に対処できるように支援します。DAPPERの活用は、サイロ化されたデータを収集してビジネス・ユーザーがレポートすることや、高度なAIアルゴリズムやレポートでデータを分析すること、関連のあるユースケースから顧客の規制遵守要件をサポートすることを可能にします。
こうした機能はすべてマネージド・サービスとして提供され、数か月単位ではなく数週間以内に導入できるように設計されており、事業部門や政府機関の垣根を越えてリアルタイム・データを利用できます。
「本日の発表は、両社が長期にわたり協力して、高度なテクノロジーでお客様のモダナイズを支援してきたことの一つの証です。DeloitteとIBMは共に、AIを使用してデータを最大限に活用することにより、お客様の真の価値を引き出せる、柔軟なハイブリッドクラウド・エンジンを作り上げてきました。DAPPERは、変革の推進、イノベーションの促進、ビジネスの改革により、デジタル・ドミナンスへの道を開きます」と、IBMハイブリッドクラウド・エッジ・エコシステム担当GMのエウァリストゥス・マインサ(Evaristus Mainsah)は述べています。
Deloitte North & South Europeのシニア・パートナー兼CEOのリチャード・ヒューストン(Richard Houston)氏は、「DAPPERは、10年に及ぶDeloitteのビジネスとテクノロジーのイノベーションを土台に構築されています。このことは、DeloitteとIBMが、両社のテクノロジーや経験、そして業界知識を融合させることで、お客様に迅速かつ確実で、そして再現性の高いデータ活用を促してきたことを実証しています」と述べています。
DeloitteはIBMのプラチナ・ビジネス・パートナーであり、IBMのパートナー・エコシステムの一員です。IBMテクノロジーおよびプラットフォームの構築、サービス、または再販の有無を問わず、あらゆるタイプのパートナーをサポートするイニシアチブです。IBMのソリューションや業界をリードする大企業向けKubernetesプラットフォームであるRed Hat OpenShiftを活用することで、お客様がメインフレームからエッジまでのワークロードを管理および最新化することを支援します。
詳しくは、https://www.stepinsidethefuture.com/(英語)をご覧ください。
IBMについて
IBMは、ハイブリッドクラウドとAIのグローバル・リーダーであり、170カ国を超えるお客様にサービスを提供しています。3,200社を超えるお客様がIBMのハイブリッドクラウド・プラットフォームを利用してデジタル・トランスフォーメーションを加速させており、そのうち30,000社を超えるお客様が自社データの価値を引き出してきました。このお客様リストには、世界最大規模の銀行10行中9行が含まれています。これを基盤にIBMでは、Red Hat OpenShiftを主要プラットフォームとして活用し、オープンで柔軟、かつセキュアなハイブリッドクラウド・プラットフォームという、お客様のビジネス・ニーズに対応し続けています。また、信頼性、透明性、より包括的な社会に向けてのサポートという原則を指針として、IBMはテクノロジーを責任を持って管理し、社会に貢献する優れた技術(Good Tech)を提供する企業であることにもコミットしています。詳細については、https://www.ibm.com/jp-ja(日本語)をご覧ください。
Deloitteについて
Deloitteは、業界をリードする監査、コンサルティング、税務、および顧問サービスを、世界で最も称賛を集めるブランドの多くに提供しています。これにはFortune 500®のほぼ90%と7,000社を超える民間企業が含まれます。社会全体の利益のために一丸となり、現在の市場を動かし形成している業種全体に働きかけており、資本市場における社会的な信頼を強化し、クライアントが課題を変革と繁栄の機会ととらえるよう動機づけ、経済をより強く、社会をより健やかに導くために役立つ、測定可能で持続性のある結果を生み出しています。Deloitteは、クライアントにとって最も重要な市場においてサービスを提供する、世界最大級のプロフェッショナル・サービス・ネットワークの一員であることを誇りとしています。175年以上にわたるサービス提供を基盤として、メンバーファームのネットワークは150以上の国と地域に広がっています。世界中で345,000名を超えるDeloitteのプロフェッショナルが連携して及ぼす影響については、https://www.deloitte.com をご覧ください。
Deloitteとは、英国の保証有限責任会社であるDeloitte Touche Tohmatsu Limited("DTTL")、そのメンバーファームおよびそれらの関係法人のネットワークです。DTTLおよび各メンバーファームは、それぞれ法的に独立した別個の法人です。DTTL(または"Deloitte Global")はクライアントへのサービス提供を行いません。米国において、DeloitteはDTTLの米国メンバーファーム、米国内で「Deloitte」の名前を使用して運営する関係法人、およびその関係団体のいずれか1つ以上を指します。特定のサービスは、公会計規則に基づいて、クライアントの証言に使用できない場合があります。メンバーファームのグローバル・ネットワークの詳細については、http://www.deloitte.com/about をご覧ください。
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM Cloud、IBM Cloud Pakは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。
Red HatおよびOpenShiftは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。
当報道資料は、2021年10月11日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2021-10-11-IBM-and-Deloitte-Launch-New-AI-Offering-to-Unlock-Business-Insights-in-Hybrid-Cloud-Environments
企業は課題に直結する実用的なデータを獲得することで、競争が激しく、インサイトが重要となる現在のビジネス環境で、事業成長を促すことが可能となります。ビジネス環境の垣根を越えて通用し、厳格なセキュリティーとコンプライアンスの要件を同時に満たすようなソリューションを策定するための、信頼できるデータ、特定分野の専門知識、およびリソースが欠如しているため、お客様は業界を問わず、AIや分析の価値を高めるのに苦慮しているという報告があります。これに対してGartner®は顧客に対し、「カスタム・モデルを構築するよりもAIクラウド・サービスを選択することで、より幅広いユースケースに対応し、より迅速に導入してスケーラビリティーを組み込む」ことをUser Recommendationsの中の1つとして挙げています(2021年度版『Hype CycleTM for Cloud Computing, 2021』、2021年7月14日発行 - ID G00747400、デヴィッド・スミス(David Smith)、エド・アンダーソン(Ed Anderson)共著)。
DAPPERは、DeloitteとIBMのアライアンスにおける技術面でのリーダーシップ、実践的なビジネス経験、業界での経験が結集したソリューションです。DAPPERは、Deloitte Analytics PlatformとRed Hat OpenShift 上のIBM®︎ Cloud Pak for Data( https://www.ibm.com/jp-ja/products/cloud-pak-for-data?utm_content=SRCWW&p1=Search&p4=43700055351124215&p5=e&gclid=EAIaIQobChMIxNiTxr7a8wIV1NxMAh2GvQMcEAAYASAAEgKqDvD_BwE&gclsrc=aw.ds )を組み合わせたもので、フルマネージド型AIソリューションをビジネス・ユーザーに提供します。このソリューションは、特注のソリューションの開発、実装、管理に関するリソースを要することなく、短時間で稼働できるように設計されました。
DAPPERはIBMの最新のハイブリッドクラウド・アーキテクチャーとAIテクノロジーに基づいて構築され、業務のスケールアップ、自社データに対する組織の信頼性向上、スマート・レポートの作成が可能です。DAPPERは、IBM Cloud上でDeloitteが運用するマネージド・サービスであり、オンプレミスでもマルチクラウド環境でも利用できます。DAPPERのフルマネージド分析サービスは、厳選されたサービス・オファリングとサブスクリプション・モデルを提供します。中核となる要素は以下の3つで、いずれも企業が有効なデータ活用ができるよう構築されました。
- クラウド対応の分析プラットフォーム:IBMのセキュアな分析プラットフォームに、Deloitteが提供する一元化された管理、運用、および保守が搭載されました。お客様は、シームレスな自動データ分析ソリューションを活用できます。
- 分析開発ファクトリー:運用面において分析開発を一元化するために設計された専門的な分析ビルディング・ブロックと、メソッドのどちらにもアクセスが可能です。これにより、DevOps体験を通じて、分析アセットの提供を加速させます。
- サブスクリプション・サービス・オファリングのカタログ:データ統合にシンプルさが加わりました。ダッシュボード、企業レポート、データ管理ツール、AIのオーケストレーションや利用状況といった、有効性の高い分析サービスを提供します。
また両社は、例えば政府機関がDAPPERを活用することで、税金詐欺や、雇用給付、年金、マネー・ロンダリングに関連する詐欺に対処できるように支援します。DAPPERの活用は、サイロ化されたデータを収集してビジネス・ユーザーがレポートすることや、高度なAIアルゴリズムやレポートでデータを分析すること、関連のあるユースケースから顧客の規制遵守要件をサポートすることを可能にします。
こうした機能はすべてマネージド・サービスとして提供され、数か月単位ではなく数週間以内に導入できるように設計されており、事業部門や政府機関の垣根を越えてリアルタイム・データを利用できます。
「本日の発表は、両社が長期にわたり協力して、高度なテクノロジーでお客様のモダナイズを支援してきたことの一つの証です。DeloitteとIBMは共に、AIを使用してデータを最大限に活用することにより、お客様の真の価値を引き出せる、柔軟なハイブリッドクラウド・エンジンを作り上げてきました。DAPPERは、変革の推進、イノベーションの促進、ビジネスの改革により、デジタル・ドミナンスへの道を開きます」と、IBMハイブリッドクラウド・エッジ・エコシステム担当GMのエウァリストゥス・マインサ(Evaristus Mainsah)は述べています。
Deloitte North & South Europeのシニア・パートナー兼CEOのリチャード・ヒューストン(Richard Houston)氏は、「DAPPERは、10年に及ぶDeloitteのビジネスとテクノロジーのイノベーションを土台に構築されています。このことは、DeloitteとIBMが、両社のテクノロジーや経験、そして業界知識を融合させることで、お客様に迅速かつ確実で、そして再現性の高いデータ活用を促してきたことを実証しています」と述べています。
DeloitteはIBMのプラチナ・ビジネス・パートナーであり、IBMのパートナー・エコシステムの一員です。IBMテクノロジーおよびプラットフォームの構築、サービス、または再販の有無を問わず、あらゆるタイプのパートナーをサポートするイニシアチブです。IBMのソリューションや業界をリードする大企業向けKubernetesプラットフォームであるRed Hat OpenShiftを活用することで、お客様がメインフレームからエッジまでのワークロードを管理および最新化することを支援します。
詳しくは、https://www.stepinsidethefuture.com/(英語)をご覧ください。
IBMについて
IBMは、ハイブリッドクラウドとAIのグローバル・リーダーであり、170カ国を超えるお客様にサービスを提供しています。3,200社を超えるお客様がIBMのハイブリッドクラウド・プラットフォームを利用してデジタル・トランスフォーメーションを加速させており、そのうち30,000社を超えるお客様が自社データの価値を引き出してきました。このお客様リストには、世界最大規模の銀行10行中9行が含まれています。これを基盤にIBMでは、Red Hat OpenShiftを主要プラットフォームとして活用し、オープンで柔軟、かつセキュアなハイブリッドクラウド・プラットフォームという、お客様のビジネス・ニーズに対応し続けています。また、信頼性、透明性、より包括的な社会に向けてのサポートという原則を指針として、IBMはテクノロジーを責任を持って管理し、社会に貢献する優れた技術(Good Tech)を提供する企業であることにもコミットしています。詳細については、https://www.ibm.com/jp-ja(日本語)をご覧ください。
Deloitteについて
Deloitteは、業界をリードする監査、コンサルティング、税務、および顧問サービスを、世界で最も称賛を集めるブランドの多くに提供しています。これにはFortune 500®のほぼ90%と7,000社を超える民間企業が含まれます。社会全体の利益のために一丸となり、現在の市場を動かし形成している業種全体に働きかけており、資本市場における社会的な信頼を強化し、クライアントが課題を変革と繁栄の機会ととらえるよう動機づけ、経済をより強く、社会をより健やかに導くために役立つ、測定可能で持続性のある結果を生み出しています。Deloitteは、クライアントにとって最も重要な市場においてサービスを提供する、世界最大級のプロフェッショナル・サービス・ネットワークの一員であることを誇りとしています。175年以上にわたるサービス提供を基盤として、メンバーファームのネットワークは150以上の国と地域に広がっています。世界中で345,000名を超えるDeloitteのプロフェッショナルが連携して及ぼす影響については、https://www.deloitte.com をご覧ください。
Deloitteとは、英国の保証有限責任会社であるDeloitte Touche Tohmatsu Limited("DTTL")、そのメンバーファームおよびそれらの関係法人のネットワークです。DTTLおよび各メンバーファームは、それぞれ法的に独立した別個の法人です。DTTL(または"Deloitte Global")はクライアントへのサービス提供を行いません。米国において、DeloitteはDTTLの米国メンバーファーム、米国内で「Deloitte」の名前を使用して運営する関係法人、およびその関係団体のいずれか1つ以上を指します。特定のサービスは、公会計規則に基づいて、クライアントの証言に使用できない場合があります。メンバーファームのグローバル・ネットワークの詳細については、http://www.deloitte.com/about をご覧ください。
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM Cloud、IBM Cloud Pakは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。
Red HatおよびOpenShiftは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。
当報道資料は、2021年10月11日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2021-10-11-IBM-and-Deloitte-Launch-New-AI-Offering-to-Unlock-Business-Insights-in-Hybrid-Cloud-Environments