PPI社製品の取り扱い開始のお知らせ

株式会社光響は、このたびPPI社（PPI Inc.、本社：韓国・光州市）の製品取り扱いを開始いたしました。

PPI社は、1999年に韓国・光州市に設立、プレーナ光波回路(Planar Lightwave Circuits:PLC)の基本技術を用いて、高速光通信に用いられる光出力スプリッタとアレイ導波路回折格子（Arrayed Waveguide Grating : AWG）の設計と製造を手掛けているメーカーです。

当社ではPPI社のWDM(Wavelength Division Multiplexing：波長分割多重)通信向けソリューションとなるアレイ導波路回折格子（AWG）製品をメインに取り扱いを行います。

■ 取り扱い開始製品

1. 熱伝導型AWGモジュール

2. データセンター相互接続とモバイルフロントホール向け AWGチップ

3. DWDMネットワーク向け AWGチップ

4. CWDM4 / LWDM4,8 デマルチプレクサAWGチップ (CWDM4、FR4、LR4/8 用)

5. CWDM4、FR4用 CWDM4マルチプレクサチップ

6. 製造請負（ファウンドリサービス）

当社では上記PPI社製品以外にも300社を超える海外メーカー、10万点以上のレーザー・光学関連製品を取り扱っています。ご要望ございましたら下記まで遠慮なくお問い合わせ下さい。

■ URL

https://www.symphotony.com/manufacturers/ppiinc/

■ お問い合わせ先

株式会社 光響 グローバルソーシング部

担当：菱田

お問い合わせフォーム：https://www.symphotony.com/other_contact/

Tel : [phone] （平日9時〜18時、土日祝日は除く）

メール：[e-mail]

 

■ 製品概要

1. 熱伝導型AWGモジュール

PPI社の特許であるAthermal AWGパッケージング技術により、AWGの温度依存性波長ドリフトを抑制することに成功しました。グリッド上のチャネル波長を維持するための電力制御なしで、産業グレード温度範囲（-40～85℃）をサポートします。

* 主な特長

低挿入損失

±0.05 nm grid offset (C-Temp)

±0.06 nm grid offset (C-Temp)

モジュール、19インチラックまたはカスタマイズ向け

2. データセンター相互接続とモバイルフロントホール向け AWGチップ

超長距離データセンター光リンクや5Gモバイルフロントホール向けDWDM光接続をサポートするよう設計された製品です。

* 主な特長

低挿入損失、高クロストーク

75 GHz、ITUグリッドで最大64チャンネル

150 GHz (Oバンド) ITUグリッド上で17チャンネル

カスタマイズ設計サポート

 3. DWDMネットワーク向け AWGチップ

長距離ネットワーク用の50、100、200 GHz DWDM光接続をサポートするように設計された製品です。

* 主な特長

低挿入損失、高クロストーク

100 GHz、ITUグリッドで最大48チャンネル

50 GHz、ITUグリッドで最大96チャンネル

フラットトップまたはガウススペクトル形状

コンパクトな100GHz AWGチップが小型パッケージングをサポート

カスタマイズ設計サポート

4. CWDM4 / LWDM4,8 デマルチプレクサAWGチップ (CWDM4、FR4、LR4/8 用)

100G/200G/400Gデータセンターのシングルモードファイバーリンクをサポートするように設計されています。PPIは、コンパクトなチップサイズで光学性能を向上させるための完全カスタマイズ設計をサポートしています。

* 主な特長

低挿入損失

フラットトップのスペクトル応答で広いクリアな通過帯域

カスタマイズ設計サポート

 
5. CWDM4、FR4用 CWDM4マルチプレクサチップ

100G/200G/400Gデータセンターのシングルモードファイバーリンクをサポートするように設計されています。PPIは、コンパクトなチップサイズで光学性能を向上させるための完全カスタマイズ設計をサポートしています。

* 主な特長

低挿入損失

特別に設計されたチップによる広い通過帯域

カスタマイズ設計サポート

 

 

 

 6. 製造請負（ファウンドリサービス）

20年以上の経験に裏付けされたカスタマイズ設計サポートにて、顧客の開発期間短縮に貢献します。

 株式会社光響では、今後も光産業の活性化に貢献し、光技術による5大革命（情報革命・医療革命・食料革命・環境革命・エネルギー革命）の促進を支援して参ります。