fabbitイベントレポート「『しんきん創業の扉』創業事例講演」を開催いたしました
スタートアップと企業の第二創業を支援するfabbitがイベント運営を全面的に協力し、2021年8月27日に「『しんきん創業の扉』公開記念イベント 創業事例講演」と題した信金中央金庫主催の特別イベントを開催しました。
信用金庫業界が新たに開始した創業支援プラットフォーム「しんきん創業の扉」の公開を記念して開催された今回の特別イベント。冒頭では、信金中央金庫専務理事 須藤浩氏が開会挨拶をされた後、株式会社ベガコーポレーション 代表取締役社長 浮城 智和氏、株式会社ビビッドガーデン 代表取締役社長 秋元 里奈氏、株式会社サイゼリヤ 代表取締役会長 正垣 泰彦氏がご登壇しました。
浮城氏が代表を務めるベガコーポレーションは、家具インテリアのECサイトや海外へ日本製品を販売する越境ECプラットフォームの運営を行っています。浮城氏は学生時代に出会ったインターネットに感銘を受け、19歳で起業を意識されます。インターネットを用いて起業する”ドメイン探し”として1年ごとに転職し、様々な業界で就業経験を積まれました。家具輸入商社での経験がヒントとなり、福岡県にて家具輸入販売の会社を創業。創業初期には信用金庫より融資を受けたそう。モールでの販売や自社サイト構築、プライベートブランドの開始など、様々な展開を経て着実に成長され創業から約12年が経った2016年にマザーズへ上場されました。最後に浮城氏は、「創業時、努力に勝る理屈はない」とお話しされました。
秋元氏が代表を務めるビビッドガーデンは、生産者が個人や飲食店に“直接”商品を販売できるプラットフォーム「食べチョク」を運営しています。農業を営む一家の娘として生まれた秋元さんは、農業の厳しい現実を肌で感じながら成長されます。そんな秋元さんは堅実な職につくことを目標に大学進学をされますが、経営者の講演をきっかけにゲーム開発などを行うインターネット関連企業へ就職。様々なサービスの企画開発に携わったのち、”一次産業の課題解決”を目的にビビットガーデンを創業されます。サイト開発や採用、資金繰りなど多くの課題に直面しながらも、生産者への思いを胸に日々運営をされているとのこと。最初の資金調達は信用金庫からの融資だったそう。現在は株式での資金調達をされており、「農業の課題を早急に解決していきたい」とお話しされました。
正垣氏は、国内外に1,500店舗以上チェーン展開し、いまや誰もが知るイタリアンワイン&カフェレストラン「サイゼリヤ」の創業者です。大学時代のあるきっかけからレストランを開店されました。「おいしい」を追求し、食材の質を保つため食材の物流では徹底した温度管理をされ、工場を北半球と南半球に保有しているそう。そんなサイゼリヤも、開店当初は顧客が全く来ず、ある日火事でお店が全焼してしまった際に正垣氏は「ようやく辞められる!」とうれしかったといいます。しかし母親の言葉から考えが一転し、お店の運営を工夫されるようになります。正垣氏は、「努力は数倍しか成長できない」といい、「自身の考えを変えること、失敗からうまくいく法則を見つけることが成長・発展の秘訣だ」とお話しされました。
その後、浮城氏と秋元氏、正垣氏に加え、須藤氏とモデレーターを務めたボードウォーク・キャピタル株式会社 代表取締役社長CEO 那珂 通雅氏を交えたトークセッションでは、それぞれのご経験をもとに挫折の乗り越え方や顧客ニーズのとらえ方など、実践的なお話が展開されました。正垣氏は企業が成長・発展するための心得として「自社や自分の利益のためではなく、顧客のためを考えて改善を続けること」とお話しされました。
最後に信金中央金庫 理事・部長 鈴木存氏より閉会挨拶をされ、特別事例講演は終了しました。
本イベントの動画はfabbit会員サイトとYouTubeにてご覧いただけます。また、fabbitでは、スタートアップのエコシステムとして、引き続き、多種多様なイベントや交流会を開催し、最先端の情報やビジネストレンド、更には事業に役立つ情報をお届けしていく予定です。
fabbitが開催するイベント情報はこちら:
https://fabbit.co.jp/event/
YouTubeページはこちら:
https://youtu.be/P0QAlRnuMro
浮城氏が代表を務めるベガコーポレーションは、家具インテリアのECサイトや海外へ日本製品を販売する越境ECプラットフォームの運営を行っています。浮城氏は学生時代に出会ったインターネットに感銘を受け、19歳で起業を意識されます。インターネットを用いて起業する”ドメイン探し”として1年ごとに転職し、様々な業界で就業経験を積まれました。家具輸入商社での経験がヒントとなり、福岡県にて家具輸入販売の会社を創業。創業初期には信用金庫より融資を受けたそう。モールでの販売や自社サイト構築、プライベートブランドの開始など、様々な展開を経て着実に成長され創業から約12年が経った2016年にマザーズへ上場されました。最後に浮城氏は、「創業時、努力に勝る理屈はない」とお話しされました。
秋元氏が代表を務めるビビッドガーデンは、生産者が個人や飲食店に“直接”商品を販売できるプラットフォーム「食べチョク」を運営しています。農業を営む一家の娘として生まれた秋元さんは、農業の厳しい現実を肌で感じながら成長されます。そんな秋元さんは堅実な職につくことを目標に大学進学をされますが、経営者の講演をきっかけにゲーム開発などを行うインターネット関連企業へ就職。様々なサービスの企画開発に携わったのち、”一次産業の課題解決”を目的にビビットガーデンを創業されます。サイト開発や採用、資金繰りなど多くの課題に直面しながらも、生産者への思いを胸に日々運営をされているとのこと。最初の資金調達は信用金庫からの融資だったそう。現在は株式での資金調達をされており、「農業の課題を早急に解決していきたい」とお話しされました。
正垣氏は、国内外に1,500店舗以上チェーン展開し、いまや誰もが知るイタリアンワイン&カフェレストラン「サイゼリヤ」の創業者です。大学時代のあるきっかけからレストランを開店されました。「おいしい」を追求し、食材の質を保つため食材の物流では徹底した温度管理をされ、工場を北半球と南半球に保有しているそう。そんなサイゼリヤも、開店当初は顧客が全く来ず、ある日火事でお店が全焼してしまった際に正垣氏は「ようやく辞められる!」とうれしかったといいます。しかし母親の言葉から考えが一転し、お店の運営を工夫されるようになります。正垣氏は、「努力は数倍しか成長できない」といい、「自身の考えを変えること、失敗からうまくいく法則を見つけることが成長・発展の秘訣だ」とお話しされました。
その後、浮城氏と秋元氏、正垣氏に加え、須藤氏とモデレーターを務めたボードウォーク・キャピタル株式会社 代表取締役社長CEO 那珂 通雅氏を交えたトークセッションでは、それぞれのご経験をもとに挫折の乗り越え方や顧客ニーズのとらえ方など、実践的なお話が展開されました。正垣氏は企業が成長・発展するための心得として「自社や自分の利益のためではなく、顧客のためを考えて改善を続けること」とお話しされました。
最後に信金中央金庫 理事・部長 鈴木存氏より閉会挨拶をされ、特別事例講演は終了しました。
本イベントの動画はfabbit会員サイトとYouTubeにてご覧いただけます。また、fabbitでは、スタートアップのエコシステムとして、引き続き、多種多様なイベントや交流会を開催し、最先端の情報やビジネストレンド、更には事業に役立つ情報をお届けしていく予定です。
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