ロレアルグループ、中国国際輸入博覧会(CIIE)のイノベーションショーケースで北アジア Big Bang ビューティーテック&イノベーションチャレンジ受賞企業を発表
中国国際輸入博覧会(CIIE)で域内初のビューティーテック&イノベーション・インキュベーション展を開催。先駆的なビューティーテックとイノベーションを有す北アジアBig Bangプログラムのファイナリスト 16 社を紹介
ロレアルグループは2023年11月6日、「ロレアル北アジアBig Bangビューティーテック&イノベーションチャレンジ」(Big Bangプログラム)の 2023 年度受賞企業17社を発表しました。Big Bangは、北アジアにおける革新的なビューティーソリューションの開発、インスピレーション、共創を促進することに焦点を当てたロレアル初の地域プログラムです。 これは、「C-J-Kビューティー・トライアングル(C-China, J-Japan, K-Koreaの3か国によって形成される<美の付加価値を生み出す三角形>の意)」という、ロレアルグループにおけるこの地域独自のイノベーション・エコシステムを活性化させ、未来の美の共創を推進する重要な取り組みです。
2020年に中国で初めて「ビューティーテック・チャレンジ」として試験的に開催されたBig Bangプログラムは、2023年6月のビバ・テクノロジー(仏展示会)で、J-Startup(経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム)および韓国中小企業・スタートアップ省の協力を得て、本年度より日本と韓国にも展開することを発表しました。 Big Bangプログラムは、北アジア市場固有の強みを活かし、地域的・世界的に拡大展開のポテンシャルがある美容・化粧品関連の革新的なテクノロジーを有す有望な企業を見出すためのオープン・イノベーション・チャレンジです。日本、中国、韓国を含む北アジアの革新的な技術力を誇る企業を対象としています。また、中国市場に関心のあるフランスの新興企業向けの特別展示も同時開催。
2023年Big Bangの受賞企業は、日本、中国、韓国で行われた選考によって、本プログラムが目指すコンセプトに相応しい企業が選ばれました。中国企業11社、日本企業3社、韓国企業2社、フランス企業1社が受賞。各企業は、オペレーション、デジタル、研究とイノベーション、サステナビリティ、遺伝子、AI、グリーンサイエンス、美容機器など、幅広い分野において優れた最先端技術とイノベーションを示しました。 Big Bang受賞企業は、ロレアルグループとの共同開発やコラボレーションの可能性のみならず、北アジア Big Bangのスタートアップエコシステムに参加することで情報やインスピレーションを共有し、域内ならびにグローバルな戦略的プラットフォームでイノベーションをアピールする等、多くの機会を享受することになります。
ロレアルグループは11月6日から10日まで、中国国際輸入博覧会 (CIIE) で「ロレアル 北アジア Big Bang ビューティーテック&イノベーション・インキュベーション展」を開催。本展は、フランス、日本、韓国から 16 の参加企業が、ビューティー産業における先駆的なテクノロジーとイノベーションを展示する、北アジア初のビューティーテックにおけるイノベーションに特化した展示会です。先端バイオテクノロジー、材料科学、最新の皮膚診断、美容機器、革新的な美の研究開発技術など、画期的で持続可能なビューティーソリューションが紹介されます。
ロレアル北アジア 代表取締役社長 兼 ロレアル中国最高経営責任者(CEO)のファブリス・メガルバンは、次のように述べています:
「北アジア全域のパートナーの皆さまとの緊密な協力のおかげで、北アジアBig Bangの素晴らしい成果をお伝えすることができ、大変光栄です。未来のビューティーソリューション創出のために素晴らしいイノベーションの可能性を示した17社のBig Bang受賞企業の皆さまに、心よりお祝い申し上げます。CIIEでの第1回北アジア ビューティーテック&イノベーション・インキュベーション展の開催は、革新的な企業・団体、政府ならびに関連機関と共に、オープン・イノベーションと共創を推進する過程で重要なマイルストーンとなります。 北アジアにおけるビューティーソリューションを創出する “ビューティー・トライアングル(美の三角形)“ のイノベーション・エコシステムの形成を通じ、Big Bangは今後も日本、中国、韓国で、より革新的な美の共創を加速させ、地域を超え世界にインスピレーションを与えていくと確信しています」
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ロレアルグループについて
ロレアルは110年以上にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、世界の消費者の美への希求とニーズに応えることに専念してきました。当社のパーパス「世界をつき動かす美の創造」は、社会に対しても、環境に対しても、サステナブル、インクルーシブ、倫理的かつ寛大な形で美を通じて貢献してゆくという私たちの美への姿勢を包括的に表現するものです。37の国際ブランドを初めとする多様で幅広いブランドポートフォリオと、持続的発展と環境を守るための取り組みである「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムを通じ、美の無限の多様性を賛美し、世界のすべての人々に最高水準の品質、有効性、安全性、誠実さ、責任をお届けします。当社は、87,400名の従業員を擁し、地理的にもバランスの取れた拠点展開と、すべての流通網(eコマース、マスマーケット、百貨店、薬局、美容室、ブランドおよび旅行小売)における販路を有しています。2022年のグループ売上高は382億6千万ユーロにのぼります。世界11ヵ国に20の研究開発と研究開発拠点を置き、4,000人以上の科学者と5,500人以上の技術系の専門家を擁するロレアルは、美の未来を創造し、ビューティーテクノロジーを推進してゆくことを重要視しています。詳細については、以下をご参照ください。https://www.loreal.com/en/mediaroom
日本ロレアルリサーチ&イノベーションセンターについて
日本における研究開発は 1983 年にスタートし、現在、日本ロレアル リサーチ&イノベーションセンター (所在地:川崎市、所長:アミット・ジャヤズワル)として、戦略的なイノベーション拠点としての役割を担っています。数ある外資系化粧品企業においても、もっとも歴史ある研究開発部門であり、いち早く日本の文化、歴史、社会を深く理解し、200 名以上の研究員が、ラグジュアリーブランドをはじめ、グループの各ブランドおよび様々なカテゴリーの製品開発を行っています。代表的なブランドはランコム、シュウ ウエムラ、キールズ、イヴ・サンローラン・ボーテ、ケラスターゼ、ロレアル プロフェッショナル、メイベリン ニューヨーク、TAKAMI等です。
https://www.loreal.com/ja-jp/japan/articles/science-and-technology/beauty-research-and-innovation
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