【3月4日は世界肥満デー】肥満症テーマの新たなテレビCMを3月1日(日)より放映開始 肥満症のある女性の心の葛藤と希望を線画で描くショートフィルムも先行公開
~肥満症疾患啓発:「その肥満、肥満症かも!」プロジェクト本格始動!~
日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:シモーネ・トムセン、以下、日本イーライリリー)と田辺ファーマ株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役CEO:原田明久、以下、田辺ファーマ)は、2026年3月4日の世界肥満デーに合わせて、両社が肥満症の理解促進を目的に昨年より活動を開始した「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトを本格始動し、下記の啓発活動を開始します。
(1)肥満症をテーマとしたテレビCM「その肥満、肥満症かも!」を3月1日(日)より放映開始
新たなテレビCMを3月1日(日)より全国各局にて放映開始します。このCMは、努力してもなかなか体重が減らず肥満に悩んでいた女性が、医師との対話を通じて「肥満症」が治療可能な疾患であることへの気づきを得る様子を描いた「その肥満、肥満症かも!」篇です。
(2)肥満症のある女性の心の葛藤と希望を繊細な線画で描いたショートフィルムを2月27日(金)より公開
CMに先立ち、本日2月27日(金)より、約1分40秒のショートフィルムをYouTubeにて公開します。肥満症のある女性の隠れた努力や葛藤、苦しみ、そしてある医師との出会いを通して前向きな自分を取り戻すまでの軌跡を情緒的な線画という手法で描いたフィルムです。(https://www.youtube.com/watch?v=FgjbRdtje5w)
(3)肥満症情報サイト「その肥満、肥満症かも.com」をリニューアル
昨年より公開している両社の肥満症情報サイト「その肥満、肥満症かも.com」(https://www.obesity-disease.jp/)を、3月2日よりリニューアルします。当サイトでは、肥満症かどうかのセルフチェックや、肥満症を診てもらえる病院の検索が可能です。


日本イーライリリーと田辺ファーマは、肥満症が病気として十分に認知されていない現状を踏まえ、「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトを開始しました。両社はこの活動を通じて、肥満症のある人やその周囲の人々が肥満症という病気について知り、理解を深めるきっかけとなることを目指し、今後も継続して肥満症の疾患啓発に取り組んでいく予定です。
<参考資料>
【「その肥満、肥満症かも!」プロジェクト発足の背景】
日本における「肥満」に該当する人口は2,800万人(1)と推定されています。日本では、「肥満」は脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態で、体格指数(BMI)25以上と定義されています。一方で「肥満症」は、肥満(BMI25以上)があり、かつ肥満に起因ないし関連する健康障害(合併症)を1つ以上有するか、あるいは内臓脂肪蓄積がある場合など関連健康障害の合併が予測され、医学的に減量を必要とする病態と定義されており、減量による医学的治療の対象になる慢性疾患です(2)。

肥満症は、他の病気を引き起こしたり悪化させたりするリスクがあります。しかし肥満症の診断や治療は、これまで治療選択肢が限られていたこともあり、他の慢性疾患と同等には行われてきませんでした。
肥満症の発症には、個人の生活習慣のみならず、遺伝やストレス、仕事・生活環境など、さまざまな要因が複合的に関与するため、自分の努力だけでは解決が難しいと言われています(3)。それにもかかわらず、本人の努力や生活習慣のみがフォーカスされがちで、「自己管理だけの問題」という誤解や偏見(オベシティ・スティグマ)が存在し、社会課題となっています。
こうした中、日本イーライリリーと田辺ファーマは、肥満症の正しい理解を促進するため、「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトを立ち上げました。本プロジェクトでは、肥満症のある人やその周囲の人の肥満症に関する正しい理解を促し、肥満症に対する思い込みや偏見など、様々な先入観を無くしていくことで、誰もが生き生きと活躍できる健康的な社会の創造に貢献することを目指しています。両社は今後も、さまざまな疾患啓発活動を通して、肥満症の正しい理解を促進していきます。
【(1)テレビCM:「その肥満、肥満症かも!」篇】
本CMは、長年肥満に悩んできた女性が医師との対話によって、「肥満」(BMI25以上)であり、かつ肥満に関連する健康障害を持つ場合は「肥満症」に該当することや、「肥満」には体が抵抗して減量を妨げる生物学的反応が要因となることもあると知り、新しい一歩を踏み出すきっかけとなるストーリーです。
女性が黄色いバンドを懸命に引っ張るシーンでは、きちんと減量に取り組んでいるのに、体が抵抗する「生物学的反応」を視覚的に表現。人間には、体重が減ると「元の体重に戻そうとする体のはたらき」や、現在の状態を維持しようとして体が抵抗する「生物学的反応」が起こることがあり、減量した体重を維持することや、自身による生活習慣の改善だけで減量しようとしても難しい場合があります。そんなときは、自身による生活習慣の改善だけでなく、医療機関で正しい生活習慣の指導を受けたり、他の対処法について相談してみることができる、というメッセージを発信しています。
本テレビCMを監修した、一般社団法人日本肥満症予防協会 理事長の宮崎 滋 氏は、次のように述べています。「『肥満症』は、BMI25以上の状態をさす『肥満』と異なり、肥満かつ肥満に起因ないし関連する健康障害を1つ以上合併するか、または内臓脂肪型肥満のある状態です。肥満症は、多くの臓器にさまざまな影響を及ぼし、他の病気を引き起こしたり悪化させるなどして重篤な病気につながるリスクのある、治療が必要な病気です。このCMをきっかけに、当事者を含む社会の肥満症に対する理解の輪が広がり、肥満症のある方々が必要な治療にたどりつける環境の構築へとつながることを願っています。」



テレビCM概要
タイトル:「その肥満、肥満症かも!」篇 (30秒)
放映時期:2026年3月1日(日)より順次放映開始
放映地域:全国の地上波(一部を除く)、TVer、YouTube、WEBサイト
公開URL:https://www.obesity-disease.jp/
※サイト内の動画公開は3月2日(月)予定
【(2)ショートフィルム:「肥満症 私の未来を描き直そう」篇】
肥満症のある女性の心を描いたショートフィルムは、日々のストレスや不規則な生活、睡眠不足といった環境の変化により、これまで描いてきた「前向きな自分」が少しずつ揺らいでしまう、という一人の女性の「心の声」から始まります。健康診断でコレステロール値やBMIの変化を指摘され、生活も体も「描き直したい」と強く願い、懸命に前に進もうとする彼女。しかし体が減量を拒んでいるかのように引き戻され、身動きが取れなくなってしまいます。努力をしても減量や減量体重の維持といった結果が出ず、道を見失いかけた彼女の孤独と焦りを、線画アニメーションならではの繊細なタッチで表現しました。
転機となるのが「肥満症という疾患があるのをご存知ですか?」と静かに問いかける医師との出会い。単なる「肥満」ではなく、治療可能な「肥満症」という慢性疾患があるという事実は、女性の気づきや正しい知識となって、長い迷路からの出口を示す光となります。医療者というパートナーを得て、「私は自分の人生を描いていい」と再び自分の意志で前向きに未来を描き始める主人公。正しい診断と医療がもたらす前向きな変化と、自分を責める先入観からの解放という希望を、「自分の人生を描いていく」という表現と、本作で採用した「線画」という手法のリンクによって力強く描いています。
本作を監修した、琉球大学大学院医学研究科 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)教授 益崎 裕章 氏は次のように述べています。「肥満症は遺伝や体質、心身のストレス、社会全体の食環境や生活環境など、様々な要因がその発症・進展に関与する慢性疾患です。しかし、ややもすれば個人の生活習慣ばかりに過度な注目が集まり、 『肥満症は不十分な自己管理の結果』 として誤解されたり、軽く片付けられたりしがちです。このショートムービーを通じて、肥満症を持つひとが抱える心の葛藤や自己の努力のみでは肥満症を解決できない場合があることを知っていただき、皆さんが肥満症のことを正しく理解するきっかけのひとつにしてもらえれば、と願っています。」




線画ショートフィルム 概要
タイトル:「肥満症 私の未来を描き直そう」篇 (約1分40秒)
公開時期:2026年2月27日(金)より公開
公開場所:YouTube、Facebook、WEBサイト(近日掲載予定)
公開URL:https://www.youtube.com/watch?v=FgjbRdtje5w
【WEBムービー制作会社 コメント】
本作では、「医学的な世界」と「個人の内面的な感情」のギャップをつなぐことを重視し制作しました。暗すぎたり、医療色が強すぎたりする表現は避け、生活感があり親しみやすい世界観をつくることに注力しました。流れるような線の動きや、やわらかく空気感のあるライティングに至るまで、あらゆる技術的手法は、このテーマの重さを少しでも和らげるために設計しています。主人公は、健康診断の結果、医療的な視点を通して、自分の抱える問題には気持ちの問題だけでなく、実際に身体的・医学的な原因があることに気づきます。肥満症当事者である主人公が偏見というフィルターを通して自分を見るのをやめ、健康へ向かう新しい道筋を見いだす、その決定的な瞬間を表しています。本作を通して、新たなステージへ進むための前向きな一歩を踏み出す、また周囲の方々が理解ある環境を作ろうと思う、きっかけとなればと願っています。
(3)肥満症情報サイト「その肥満、肥満症かも.com」
両社の運営する肥満症情報サイト「その肥満、肥満症かも.com」(https://www.obesity-disease.jp/)では、肥満症かどうかのセルフチェックや、肥満症を診てもらえる病院の検索が可能な他、肥満症の診断基準や健康障害リスク、またよくある合併症など、肥満症に関する情報が豊富に掲載されています。
肥満症の疾患啓発活動について
日本イーライリリーと田辺ファーマは、肥満症に対する理解促進を目的とした疾患啓発活動を行っています。本活動は、肥満症のある人やその周囲の人々を含めた社会の、肥満症に対する正しい理解の輪を広げることで、肥満症のある人が生き生きと活躍できる健康的な社会の創造を目指す取り組みです。特定の医薬品の販売促進や処方推奨を目的とするものではありません。
肥満症治療について
肥満症治療の目的は、減量ではなく、減量により肥満に関連する健康障害を改善することです。肥満症治療は、肥満症と診断された方を対象としたもので、合併症の予防や改善を目的とする医療です。美容・痩身のためのダイエットなどを目的として行われるものではありません。肥満症治療薬等については、医師による診断のもと、電子添文の内容を遵守の上、適正な使用をいただくようご協力をお願いしています。肥満症の診断・治療方針については、必ず医師にご相談いただけますようお願い申し上げます。
日本イーライリリーについて
日本イーライリリー株式会社は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。日本の患者さんが健康で豊かな生活を送れるよう、日本で50年にわたり最先端の科学に思いやりを融合させ、世界水準の革新的な医薬品を開発し提供してきました。現在、がん、糖尿病、アルツハイマー病などの中枢神経系疾患や自己免疫疾患など、幅広い領域で日本の医療に貢献しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。
田辺ファーマについて
田辺ファーマは、1678年に創業、日本の医薬品産業発祥の地である大阪の道修町に本社を置き、医療用医薬品事業を中心とする製薬企業として、最も歴史ある老舗企業の一つです。当社は、「病と向き合うすべての人に、希望ある選択肢を。」をMISSIONとし、これを実現するため、中枢神経、免疫炎症、糖尿病・腎領域に加え、がん領域にも取り組んでいきます。有効性・安全性が高い患者層を見出し、治療満足度の高い薬剤をお届けする「プレシジョンメディシン」の他、予防・未病、重症化予防、予後にも目を向け、治療薬を起点に患者さんの困りごとに応える「アラウンドピルソリューション」を展開していきます。https://www.tanabe-pharma.com/ja/
出典:
1:厚生労働省 国民健康・栄養調査(令和元年)https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf (2025年9月閲覧)の「肥満者の割合」と2019年人口推計より算出した推計値
2:日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン2022」, p.1-2
3:Schwartz MW, Seeley RJ, Zeltser LM, et al. Obesity Pathogenesis: an Endocrine Society Scientific Statement. Endocr Rev. 2017;38(4):267-296.
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
