【観光から防災分野へ】音声ARアプリ「SARF」日本最大のオフィス街「西新宿」エリアの「防災・安全」コンテンツに実証導入
1月20日(金)から配信スタート
エイベックス・エンタテインメント株式会社は、西新宿エリアにおける防災意識の向上を目的とした音声コンテンツの配信を、1月20日(金)から音声ARアプリ「SARF」で公開します。利用者は「SARF」アプリを起動した状態で、エリア内に設置された50箇所(各チャンネル25箇所)のスポットを周遊することで、日本有数のオフィス街である西新宿の特性に合わせた「防災・安全」に関する情報を知ることができます。
<導入の背景>
❶令和4年度の東京都のスマートポール活用プロジェクトの一環として、実証的に導入
本プロジェクトは、東京都のスマートポール活用プロジェクト(※)の一環として実施します。今回、西新宿エリアに設置されたスマートポールのうち20基や周辺スポットと、音声AR技術(スマートフォンアプリを起動して、GPSで設置した音声スポットに入るとそこでしか聴くことの出来ない音声コンテンツが配信される仕組み)を組み合わせることで、「防災・安全」分野におけるエリアのスマート化を推進することを目的としています。
※スマートポール活用プロジェクトとは
西新宿において整備されたスマートポール29基を有効活用し、地域の課題を解決するとともに、今後の他エリア展開を見据えたスマートポールの活用事例を創出することを目的とするプロジェクト。
詳細については以下をご覧ください。
https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/news/2022/202211_005.html
❷平時における、来訪者の防災意識の醸成
災害発生時には、多くの人が情報を求めて自治体のホームページになどに殺到し、閲覧ができない状況が発生することがあります。避難場所や経路、行動指針などは、いざ災害が発生してから調べようとすると、迅速に避難行動をとることができません。平時からの備えが有事の際のすばやい避難行動につながりますが、日常生活において災害への備えに取り組んでいる人は4割以下にとどまっており、平時における「防災・安全」に関する知識の啓蒙が課題です※1。
また、1日約359万人が利用する世界最多の乗降客数を誇る新宿駅に隣接し、東京都庁をはじめとした高層オフィスビルが並ぶ日本有数のオフィス街である西新宿エリアにおいて、マグニチュード7.3の都心南部直下地震等が発生した場合、新宿駅周辺の屋外滞留者は約3万7千人に及ぶと予想されており、オフィスワーカーを中心とした帰宅困難者等に対する、日頃からの正しい防災情報の提供が重要です。
本プロジェクトでは、平時において意識が向きにくい災害への備えに対して、音声AR技術を活用して、当社がこれまで制作していた巡礼方式の観光ガイドや、クイズやスタンプラリーを用いたゲーム型の街歩きコンテンツのノウハウを応用し、西新宿の街を散策・周遊することで、利用者は、自然に「防災」に関する知識を身につけることができ、興味関心を持ってもらうきっかけをつくります※2。
※1 内閣府「日常生活における防災に関する意識や活動についての調査結果」(2016年)による
※2 当社が提唱する、日常生活におけるエンタテインメントの新しい使い方(ライフエンタテインメント)
<コンテンツ概要>
西新宿に滞在する2つのターゲット(❶観光客などの来訪者、❷オフィスワーカー)に向けて、それぞれ異なる音声ARコンテンツを提供します。
❶観光客などの来訪者向け
観光や買い物などで西新宿を来訪した人が被災することを想定し、地下鉄や高層ビルでの行動、一時滞在施設の利用、現金の携帯、SNSの活用などについて啓発します。
ストーリーは、ゲーム系専門学校に通う学生・吉備 防仁(きび・もりひと)と、防仁のゲーム仲間であり防災オタク・天保 風花(あまやす・ふうか)による会話を中心に進みます。
❷オフィスワーカー向け
西新宿で働く多くの人が帰宅困難者となることを想定し、オフィスにおける備蓄、エレベーターでの行動、災害時のガソリンスタンドやコンビニの利用などについて啓発します。
ストーリーは、防災食を扱う企業の新入社員・阿守 地奈津(あもり・ちなつ)と、厳しくも面倒見が良い地奈津の先輩社員・火浦 沙池(ひうら・さち)による会話を中心に進みます。
さらに有事の際には、音声コンテンツに代えて避難行動を促したり避難場所に誘導したりするアナウンスを、多言語で配信することができます。
西新宿における防災上の大きな課題である「帰宅困難者」に向けたソリューションとして、オフィスワーカー、観光等の来訪者へ訴求し、災害発生時に落ち着いて行動できる人を増やすことを目指します。
<音声AR「SARF」について>
音声ARとは、"位置情報"と音楽をはじめとする"音声情報"を組み合わせた音声による拡張現実(AR)によって、日常の新しい楽しみ方、新しい体験を演出するソリューションです。GPSやビーコン等を使い、特定の場所に紐づけた音声コンテンツを専用アプリから多言語で配信する仕組みです。美術館の音声ガイドを、アプリを使って街中に設置していく取り組みです。視覚に依存したARと異なり、利用者の歩きスマホを誘引しない高い安全性や、観光地や文化財などの景観を損なわないなど音声+ARならではのメリットがあります。
「SARF」に関する詳細は、以下からご覧いただけます。
【公式WEBサイト】https://sarf.jp/
【説明動画】https://www.youtube.com/watch?v=oUFuvd4BP0Q
「SARF」アプリは、以下からダウンロードできます。
【App Store】https://apple.co/2Oycouo
【Google Play】https://bit.ly/3wIM8zi
<ライフエンタテインメントについて>
日常生活の価値観を変える、視点を増やす、健康で幸せな日常を支えるエンタテインメントの新しい使い方。
当社では、エンタテインメントの要素を企業、ブランド、サービス、商品などに組み合わせることで、まだ世の中には定着していない新しい価値観やメッセージを、分かりやすく、多くの人々に届けて話題にし、新しいカルチャーを啓蒙していくことに取り組んでいます。
本プロジェクトにおいては、平時は関心の低い防災情報にも、エンタテインメント要素を加えることで、利用者に興味を持ってもらい、楽しみながら災害に備えることができる音声ARコンテンツを制作しました。
具体的には、「SARF」を起動した状態で西新宿エリアに設置された音声スポットに近づくと、ストーリー形式の音声コンテンツが流れます。コンテンツ全体に緩やかな物語性を持たせることで、利用者はアプリから流れる音声ドラマの世界に没入しながら、普段の街歩きの中で、気軽に防災を学ぶことができます。
<今後の展開について>
今後、当社は、音声AR「SARF」を様々な分野や用途に広げていきます。観光ガイドや、音声ゲームなどのエンタテインメント領域に止まらず、エンタテインメントの要素を音声ARを介して付加することで、地域や社会の価値が向上する多層化社会、多視点社会の実現に向けて鋭意努力してまいります。
<導入の背景>
❶令和4年度の東京都のスマートポール活用プロジェクトの一環として、実証的に導入
本プロジェクトは、東京都のスマートポール活用プロジェクト(※)の一環として実施します。今回、西新宿エリアに設置されたスマートポールのうち20基や周辺スポットと、音声AR技術(スマートフォンアプリを起動して、GPSで設置した音声スポットに入るとそこでしか聴くことの出来ない音声コンテンツが配信される仕組み)を組み合わせることで、「防災・安全」分野におけるエリアのスマート化を推進することを目的としています。
※スマートポール活用プロジェクトとは
西新宿において整備されたスマートポール29基を有効活用し、地域の課題を解決するとともに、今後の他エリア展開を見据えたスマートポールの活用事例を創出することを目的とするプロジェクト。
詳細については以下をご覧ください。
https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/news/2022/202211_005.html
❷平時における、来訪者の防災意識の醸成
災害発生時には、多くの人が情報を求めて自治体のホームページになどに殺到し、閲覧ができない状況が発生することがあります。避難場所や経路、行動指針などは、いざ災害が発生してから調べようとすると、迅速に避難行動をとることができません。平時からの備えが有事の際のすばやい避難行動につながりますが、日常生活において災害への備えに取り組んでいる人は4割以下にとどまっており、平時における「防災・安全」に関する知識の啓蒙が課題です※1。
また、1日約359万人が利用する世界最多の乗降客数を誇る新宿駅に隣接し、東京都庁をはじめとした高層オフィスビルが並ぶ日本有数のオフィス街である西新宿エリアにおいて、マグニチュード7.3の都心南部直下地震等が発生した場合、新宿駅周辺の屋外滞留者は約3万7千人に及ぶと予想されており、オフィスワーカーを中心とした帰宅困難者等に対する、日頃からの正しい防災情報の提供が重要です。
本プロジェクトでは、平時において意識が向きにくい災害への備えに対して、音声AR技術を活用して、当社がこれまで制作していた巡礼方式の観光ガイドや、クイズやスタンプラリーを用いたゲーム型の街歩きコンテンツのノウハウを応用し、西新宿の街を散策・周遊することで、利用者は、自然に「防災」に関する知識を身につけることができ、興味関心を持ってもらうきっかけをつくります※2。
※1 内閣府「日常生活における防災に関する意識や活動についての調査結果」(2016年)による
※2 当社が提唱する、日常生活におけるエンタテインメントの新しい使い方(ライフエンタテインメント)
<コンテンツ概要>
西新宿に滞在する2つのターゲット(❶観光客などの来訪者、❷オフィスワーカー)に向けて、それぞれ異なる音声ARコンテンツを提供します。
❶観光客などの来訪者向け
観光や買い物などで西新宿を来訪した人が被災することを想定し、地下鉄や高層ビルでの行動、一時滞在施設の利用、現金の携帯、SNSの活用などについて啓発します。
ストーリーは、ゲーム系専門学校に通う学生・吉備 防仁(きび・もりひと)と、防仁のゲーム仲間であり防災オタク・天保 風花(あまやす・ふうか)による会話を中心に進みます。
❷オフィスワーカー向け
西新宿で働く多くの人が帰宅困難者となることを想定し、オフィスにおける備蓄、エレベーターでの行動、災害時のガソリンスタンドやコンビニの利用などについて啓発します。
ストーリーは、防災食を扱う企業の新入社員・阿守 地奈津(あもり・ちなつ)と、厳しくも面倒見が良い地奈津の先輩社員・火浦 沙池(ひうら・さち)による会話を中心に進みます。
さらに有事の際には、音声コンテンツに代えて避難行動を促したり避難場所に誘導したりするアナウンスを、多言語で配信することができます。
西新宿における防災上の大きな課題である「帰宅困難者」に向けたソリューションとして、オフィスワーカー、観光等の来訪者へ訴求し、災害発生時に落ち着いて行動できる人を増やすことを目指します。
<音声AR「SARF」について>
音声ARとは、"位置情報"と音楽をはじめとする"音声情報"を組み合わせた音声による拡張現実(AR)によって、日常の新しい楽しみ方、新しい体験を演出するソリューションです。GPSやビーコン等を使い、特定の場所に紐づけた音声コンテンツを専用アプリから多言語で配信する仕組みです。美術館の音声ガイドを、アプリを使って街中に設置していく取り組みです。視覚に依存したARと異なり、利用者の歩きスマホを誘引しない高い安全性や、観光地や文化財などの景観を損なわないなど音声+ARならではのメリットがあります。
「SARF」に関する詳細は、以下からご覧いただけます。
【公式WEBサイト】https://sarf.jp/
【説明動画】https://www.youtube.com/watch?v=oUFuvd4BP0Q
「SARF」アプリは、以下からダウンロードできます。
【App Store】https://apple.co/2Oycouo
【Google Play】https://bit.ly/3wIM8zi
<ライフエンタテインメントについて>
日常生活の価値観を変える、視点を増やす、健康で幸せな日常を支えるエンタテインメントの新しい使い方。
当社では、エンタテインメントの要素を企業、ブランド、サービス、商品などに組み合わせることで、まだ世の中には定着していない新しい価値観やメッセージを、分かりやすく、多くの人々に届けて話題にし、新しいカルチャーを啓蒙していくことに取り組んでいます。
本プロジェクトにおいては、平時は関心の低い防災情報にも、エンタテインメント要素を加えることで、利用者に興味を持ってもらい、楽しみながら災害に備えることができる音声ARコンテンツを制作しました。
具体的には、「SARF」を起動した状態で西新宿エリアに設置された音声スポットに近づくと、ストーリー形式の音声コンテンツが流れます。コンテンツ全体に緩やかな物語性を持たせることで、利用者はアプリから流れる音声ドラマの世界に没入しながら、普段の街歩きの中で、気軽に防災を学ぶことができます。
<今後の展開について>
今後、当社は、音声AR「SARF」を様々な分野や用途に広げていきます。観光ガイドや、音声ゲームなどのエンタテインメント領域に止まらず、エンタテインメントの要素を音声ARを介して付加することで、地域や社会の価値が向上する多層化社会、多視点社会の実現に向けて鋭意努力してまいります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 政治・官公庁・地方自治体
- ダウンロード