HPE、ハイブリッド IT のモダナイゼーションに向けた変革に寄与する業界最高水準のプライベートクラウドポートフォリオを発表

仮想化ワークロードおよび統合クラウド管理のための柔軟なエンタープライズグレードのソフトウェアを分散型インフラストラクチャに統合し、プライベートクラウドポートフォリオを拡充

HPE

10余年にわたり業界に先駆けてプライベートクラウドがお客様に何を提供するべきかの定義を塗り替えてきた HPEはこのたび、HPE Morpheus Softwareの追加により業界で最も先進的なプライベートクラウドポートフォリオ (注1)がさらなる躍進を遂げたことを発表しました。HPEは、企業がコスト効率、パフォーマンス、およびシンプルさを実現するためにハイブリッド IT をモダナイゼーションする方法の変革に取り組んでおり、今回は特に以下の向上点が特長となっています。

  • HPE Private Cloud Business EditionでHPE Morpheus VM Essentialsを利用できるようになりました。マルチハイパーバイザーのサポートおよびクラウドのセルフサービスでの利用により、仮想化環境のライセンスコストを最大90%削減 (注2)できます。本システムの導入によるコスト削減は、業界をリードする分散型HCI (dHCI)(注3)が実現する総所有コスト(TCO)の推定 2.5 倍の削減 (注4)にもおよぶ大きなコストメリットを得ることができます。

  • HPE Morpheus Softwareファミリーには、仮想化ワークロードのためのHPE Morpheus VM Essentialsと、統合クラウド管理のためのHPE Morpheus Enterprise Softwareが含まれています。両ソフトウェア製品にはHPEのHVMハイパーバイザーが含まれ、ライセンスはソケット単位であるため、TCO削減に寄与します。VM Essentialsのお客様は、HPE Morpheus Enterpriseのフルバージョンにアップグレードできます。

  • 新しいサービスにより、あらゆる規模のお客様の仮想化モダナイゼーションがシンプルになります。

HPEのハイブリッドクラウド担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー兼CTOであるフィデルマ・ルッソ(Fidelma Russo)は次のように述べています。

「企業は、ITモダナイゼーションに向けて極めて重要な岐路に立っています。複雑さを増す管理と仮想化コストの増加に対処し、投資を主要な成長分野に解放する必要に迫られています。HPEは分散型HCIのリーダーであり、当社のプライベートクラウドは、分散型HCIと統合仮想化およびクラウド管理のための新しいソフトウェアを融合しています。HPE は、お客様が競合他社を凌ぐ競争力を獲得し、イノベーションへの再投資を可能にする選択肢、シンプルさ、およびコスト効率を提供しています」

HPE Private Cloud Business Editionは、HPE Morpheus VM Essentialsを通じて大幅なコスト削減とシンプルさを提供

多くの IT インフラストラクチャプロバイダーが、分散型インフラストラクチャのコストメリットを認識している中、HPE は、HPE Private Cloud Business Edition で提供するHPE Morpheus VM Essentialsにより、フルスタックプライベートクラウドを再定義しています。HPE Private Cloud Business Edition は、dHCI または HCI で利用でき、組織はエッジからデータセンターまで、仮想化環境に最適なアーキテクチャを選択することができます。VM Essentials は、HPE VMおよび従来のVMを管理し、お客様はニーズに合わせて仮想化環境を組み合わせることができます。

  • 実績のあるエンタープライズグレードの仮想化ソリューション: VM Essentialsは、グローバル展開向けに設計されており、インフラストラクチャからワークロードまで利用可能な包括的なエンタープライズサービスによってサポートされています。

  • セットアップから運用までのAIが実現するエクスペリエンス: HPEは、HPE Private Cloud Business EditionとAIOpsのインフラストラクチャセットアップとライフサイクル管理を自動化し、AIOpsは問題の最大86% (注5)を予測して防止するため、ITリソースの負担軽減に寄与します。

 

HPE Morpheus Softwareは、クラウド管理を統合し、コスト削減に寄与

新しい HPE Morpheus Enterprise Software は、大手企業やサービスプロバイダーによるクラウド管理を統合します。シンプルなインターフェースから、ベアメタル、オンプレミス、パブリッククラウドにわたるインフラストラクチャ全体で、仮想化されたコンテナベースおよびサードパーティのランタイムを管理・制御できます。HPE Morpheus Enterpriseは、アプリケーションのプロビジョニングを自動化し、ほぼすべてのハイパーバイザーやクラウドへのアプリケーションの展開を約150倍高速化し、アナリティクス(分析)を活用した適切なサイジングによりクラウドコストを最大30%削減 (注6)します。

Morpheus EnterpriseとVM Essentialsは、ハードウェアに依存しないスタンドアロンソフトウェアであり、HPE ProLiant Compute Gen 11およびGen 12サーバーに加え、Dell PowerEdgeサーバーおよびNetApp AFFアレイで動作することが新たに検証されました。新しいHPE ProLiant Gen 12サーバーでは、仮想化ソフトウェアを統合および最大27%、年間電力を最大65%削減し、データセンターの設置面積を7分の1に削減できます(注7)。

VM EssentialsとHPE Aruba Networking CX 10000の組み合わせにより、TCOの最大48%削減 (注8)、パフォーマンス最大10倍向上 (注9)、マイクロセグメンテーション、DPU(データ処理ユニット)の高速化、セキュリティ強化を実現します。VM Essentialsは、HPE Alletra Storage MP B10000をシンプルかつ詳細にストレージ管理を実行することを可能にします。

HPEのエンタープライズグレードのサービスにより、仮想化の変革とモダナイゼーションをシンプルに

新しいHPE Cloud Platform Services であるVirtualization Modernizationにより、仮想化のモダナイゼーションを容易にします。HPE Services は、堅牢なランディングゾーンを実現するエンドツーエンドのプロセス、ワークロードの再プラットフォーム化、インフラストラクチャのモダナイゼーション、データの移行、トレーニング、インフラストラクチャの管理に伴うオーバーヘッドの削減に貢献する評価サービスを提供します。HPEは、IDC MarketScape: Worldwide Hybrid IT Infrastructure Consulting and Integration Services 2025 Vendor Assessmentでリーダーに選出されました10。

提供時期

  • HPE Private Cloud Business Edition with HPE Morpheus VM Essentialsは発売中。HPE SimpliVityで利用できる新しいHPE Private Cloud Business Editionシステムは、2025年の第3四半期に提供開始予定です。

  • HPE Morpheus ソフトウェアとHPE Alletra Storage MP B10000 の統合は本日利用可能で、6 月には HPE Aruba Networking CX 10000 との統合機能がリリースされる予定です。
    HPE Morpheus Enterprise Softwareは、スタンドアロンソフトウェアとして6月末に提供開始予定です。

注記

1 主なインフラストラクチャプロバイダーのポートフォリオおよび、統合プライベートクラウドの管理およびコントロールプレーン、マネージドまたはセルフマネージドの展開、サポートされるランタイム、ハイパーコンバージドまたは分散型を含むインフラストラクチャアーキテクチャのタイプ、およびストレージとコンピュートなどのプライベートクラウド機能に関するHPEの分析に基づきます。

2 HPE Morpheus VM Essentialsのライセンスコストと既存の仮想化ライセンスのコストに関する利用可能な市場データを比較した社内分析に基づいています。節約額には割引は含まれておらず、予告なく変更される場合があります。

3 Enterprise Strategy Group、「Economic Validation: Analyzing the Economic Benefits of Hewlett Packard Enterprise GreenLake for Private Cloud Business Edition」(2024年5月)および、HPE Morpheus VM Essentialsライセンスのコストと、既存の仮想化ライセンスのコストに関する入手可能な市場データとの社内分析に基づいています。節約額には割引は含まれておらず、予告なく変更される場合があります。

4 HPEは、2019年6月に業界初の分散型ハイパーコンバージドインフラストラクチャを発表し、2023年4月には分散型ストレージも発表しました。

5 HPEストレージの実証データ

6 HPE Morpheus Softwareのインストールベースに対するインタビューによる比較調査の結果に基づきます。

7 SPECおよびSPECrateの名称は、Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC)の登録商標です。記載されている結果 [SPECrate2017_int_base: #36693 (1), #36691 (2), #20893 (3), #37007 (4)] は2025年1月1日時点で公開されており、spec.orgを参照し、48コアのGen12システムと比較されています。全著作権所有。(5)システムの熱設計電力に基づく省電力。(6)ライセンス期間ごとのVMソフトウェアの節約。仮想化によるコスト削減の分析は、2025年4月9日時点のコアベースのライセンスに基づいています。計算は、ソケットあたり48コアのGen12と比較して行われました削減額は割引を含まず、予告なしに変更される可能性があります。

8 HPE Aruba Networking CX 10000を使用した10ラック構成のコストと、5年間の既存のソフトウェアベースのネットワーキング機能のコストに関する入手可能な市場データとの社内分析に基づいています。

9 HPE Aruba Networking CX 10000と、リーディングベンダーの約80Gファイアウォールとの比較による、約800Gファイアウォールへの拡張に基づいています。

10 IDC MarketScape: Worldwide Hybrid IT Infrastructure Consulting and Integration Services 2025 Vendor Assessment、Doc #US53312825

■ ヒューレット・パッカード エンタープライズについて

Hewlett Packard Enterprise(NYSE: HPE)は、お客様がデータをシームレスに取得、分析、活用できるインテリジェントなソリューションの開発に注力するグローバルテクノロジーリーダーです。HPEは、ネットワーキング、ハイブリッドクラウド、AIの分野でイノベーションを推進し、お客様による新たなビジネスモデルの開発、新たな取り組みの展開、運用パフォーマンスを向上できるよう支援しています。詳細は、www.hpe.comでご確認ください。

■ プレスルーム

https://www.hpe.com/jp/ja/newsroom/press-hub.html 

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会社概要

URL
https://www.hpe.com/jp/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区大島2丁目2番1号
電話番号
-
代表者名
望月 弘一
上場
未上場
資本金
10億円
設立
1999年07月