【脂肪腫・皮膚良性腫瘍の日帰り手術調査】「良性と言われても放置し続けている」人が72.7%、日帰り摘出手術後の翌日職場復帰率は89.3%〜アイシークリニック調査〜

全国300名調査で判明した脂肪腫放置のリスクと日帰り手術のメリット、当院監修医師の30,000件超の手術実績に基づく解説

医療法人社団鉄結会

【結論】本調査のポイント

結論から言うと、脂肪腫は良性腫瘍のため放置しても悪性化することはほぼありませんが、年月とともに徐々に大きくなり、5cm以上になると手術が複雑化し傷跡も大きくなります。脂肪腫の手術は保険適用となり、3割負担で1〜3万円程度です。日帰り手術のダウンタイムは1〜3日程度で、翌日から通常の生活に復帰できる方が約9割を占めます。

・良性と診断されても放置し続けている人が72.7%に上り、その理由の1位は「良性なら問題ないと思った」(58.3%)

・日帰り摘出手術後、翌日から職場復帰できた人は89.3%、日常生活に支障がなかった人は91.7%

・手術を受けた人の満足度は94.0%、「もっと早く手術すればよかった」と感じた人は83.3%

用語解説

■ 脂肪腫(しぼうしゅ)とは

脂肪腫とは、皮下の脂肪細胞が増殖してできる良性の軟部腫瘍である。柔らかく弾力のあるしこりとして触れ、痛みはほとんどない。全身どこにでも発生するが、背中・肩・首・腕に多く、悪性化することはほぼないが、放置すると徐々に大きくなる特徴を持つ。

■ 粉瘤(ふんりゅう)とは

粉瘤とは、皮膚の下に袋状の構造物(嚢腫)ができ、その中に古い角質や皮脂が溜まる良性腫瘍である。表面に黒い点(開口部)が見られることが多く、細菌感染を起こすと赤く腫れて痛みを伴う。脂肪腫と異なり、内容物は悪臭を放つことがある。

■ 日帰り手術とは

日帰り手術とは、入院を必要とせず、来院当日に手術を行い、その日のうちに帰宅できる手術形態である。局所麻酔下で行われ、術後は自宅で安静に過ごすことで、通常1〜3日程度で日常生活に復帰できる。

脂肪腫と粉瘤の違い比較表

比較項目

脂肪腫

粉瘤

原因

脂肪細胞の増殖

皮膚の角質・皮脂の蓄積

触感

柔らかく弾力がある

やや硬い・ドーム状

痛み

通常なし

炎症時は強い痛み

臭い

なし

内容物に悪臭あり

開口部(黒い点)

なし

あることが多い

炎症リスク

低い

高い(細菌感染しやすい)

手術費用(3割負担)

約1〜3万円

約1〜2万円

ダウンタイム

1〜3日

3〜7日(炎症時は長引く)

※当院監修医師の30,000件以上の手術実績に基づく一般的な目安です。腫瘍の大きさや部位により個人差があります。

医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、脂肪腫・皮膚良性腫瘍に関する意識調査を実施しました。当院は皮膚腫瘍・皮膚外科領域において、監修医師の30,000件を超える手術実績を持ち、日帰り手術による患者様の負担軽減に取り組んでいます。

調査背景

脂肪腫は日本人の約1%に発生するとされる一般的な良性腫瘍ですが、「良性だから」という理由で長年放置されるケースが多く見られます。しかし、放置により腫瘍が大きくなると手術の難易度が上がり、傷跡も大きくなるリスクがあります。近年、日帰り手術の技術向上により、働きながらでも治療を受けやすい環境が整ってきました。そこで、脂肪腫や皮膚良性腫瘍を持つ方の実態と、日帰り手術の認知度・満足度を明らかにするため本調査を実施しました。

調査概要

調査対象:脂肪腫または皮膚良性腫瘍(粉瘤・ほくろ等)と診断された経験のある全国の20〜60代の男女

調査期間:2026年4月1日〜4月10日

調査方法:インターネット調査

調査対象人数:300名

調査結果

【調査結果】良性と診断されても放置し続けている人が7割以上

設問:脂肪腫や皮膚良性腫瘍と診断された後、どのように対応しましたか?

7割以上の方が「良性」という診断を受けたことで安心し、そのまま放置していることが明らかになりました。一方で、日帰り手術を選択した人は15.0%にとどまり、日帰り手術の認知度・普及に課題があることが示唆されます。

【調査結果】「良性なら問題ない」が放置理由の1位、手術への不安も上位に

設問:放置している理由は何ですか?(放置している方のみ・複数回答可)

放置の最大の理由は「良性なら問題ない」という認識でしたが、実際には脂肪腫は時間とともに大きくなり、手術が複雑化するリスクがあります。また、手術への不安や時間の問題も上位に挙がり、日帰り手術のメリットが十分に伝わっていない現状が浮き彫りになりました。

【調査結果】日帰り手術後、翌日職場復帰できた人は89.3%

設問:日帰り手術後、翌日から職場復帰できましたか?(手術経験者のみ)

日帰り手術を受けた方の約9割が翌日から職場復帰できており、仕事への影響が最小限であることが確認されました。これは局所麻酔による負担の少なさと、術後の回復が早いことを示しています。

【調査結果】日帰り手術の満足度は94.0%、「もっと早く受ければよかった」が8割超

設問:日帰り手術の満足度を教えてください(手術経験者のみ)

日帰り手術経験者の94.0%が満足と回答し、高い満足度が示されました。また、別の設問で83.3%が「もっと早く手術すればよかった」と回答しており、放置期間の長さを後悔する声が多いことがわかりました。

【調査結果】脂肪腫手術が保険適用と知らなかった人が61.7%

設問:脂肪腫の手術が保険適用であることを知っていましたか?

6割以上の方が脂肪腫の手術が保険適用であることを知らず、費用面での誤解が放置の一因となっていることが推測されます。実際には3割負担で1〜3万円程度で手術が可能であり、正しい情報提供の必要性が示されました。

調査まとめ

今回の調査により、脂肪腫や皮膚良性腫瘍と診断された方の72.7%が「良性だから」という理由で放置し続けている実態が明らかになりました。しかし、日帰り手術を受けた方の89.3%が翌日から職場復帰でき、満足度も94.0%と非常に高い結果となりました。また、61.7%の方が保険適用を知らなかったことから、費用面の誤解も放置の一因となっています。83.3%が「もっと早く手術すればよかった」と回答しており、早期治療の重要性が改めて示される結果となりました。

医師コメント|アイシークリニック 髙桑康太医師

当院監修医師の30,000件以上の皮膚腫瘍手術実績から申し上げると、脂肪腫は良性腫瘍であっても「放置してよい」わけではありません。適切なタイミングでの摘出が、患者様の負担を最小限に抑える最善の選択です。

脂肪腫は悪性化することはほぼありませんが、年に数ミリずつ成長し続けます。直径5cm以上になると「巨大脂肪腫」と呼ばれ、周囲の神経や血管との癒着が生じやすくなり、手術の難易度が上がります。また、傷跡も大きくなるため、整容面でも早期治療が望ましいといえます。

日帰り手術は局所麻酔下で30分〜1時間程度で完了し、術後の痛みも軽度です。今回の調査で89.3%の方が翌日から職場復帰できているように、日常生活への影響は最小限に抑えられます。入院の必要がないため、仕事や家庭の都合に合わせて治療を受けることが可能です。

費用面では、脂肪腫の摘出手術は健康保険が適用され、3割負担で1〜3万円程度です。今回の調査で61.7%の方が保険適用を知らなかったことは、非常に残念な結果です。「良性だから」「費用が心配だから」と放置するのではなく、まずは専門医に相談されることをお勧めします。

日本形成外科学会のガイドラインでも、皮膚良性腫瘍の治療は摘出術が第一選択とされています。当院では、皮膚腫瘍の診断から手術、術後のフォローまで一貫して対応しており、患者様一人ひとりに最適な治療計画をご提案しています。

【エビデンス】

当院監修医師の30,000件以上の手術実績に基づくと、脂肪腫は直径3cm以下の段階で摘出することで、手術時間の短縮、傷跡の最小化、術後の回復促進が期待できます。また、日本形成外科学会および日本皮膚科学会のガイドラインでは、増大傾向のある皮膚良性腫瘍は摘出術による治療が推奨されています。

脂肪腫を放置するリスク

・年に数ミリずつ成長し、5cm以上になると手術が複雑化する

・周囲の神経・血管との癒着により術中出血や神経損傷のリスクが上昇

・傷跡が大きくなり、整容面での問題が生じやすくなる

日帰り手術のメリット

・局所麻酔で30分〜1時間程度、入院不要で当日帰宅可能

・翌日から職場復帰できる方が約9割、日常生活への影響が少ない

・保険適用で3割負担1〜3万円程度、経済的負担も軽減

手術を受けるタイミングの目安

・直径3cm以上に成長した場合は早めの相談を推奨

・急に大きくなった、硬くなった場合は速やかに受診

・痛みや違和感が出てきた場合は悪性の可能性も考慮し受診

髙桑 康太(たかくわ こうた)医師

皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当

専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科

・ミラドライ認定医

臨床実績(2024年時点、累計)

・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上

・腋臭症治療:2,000件以上

・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上

略歴

・2009年 東京大学医学部医学科 卒業

・2009年 東京逓信病院 初期研修

・2012年 東京警察病院 皮膚科

・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科

・2019年 アイシークリニック 治療責任者

監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

よくある質問(Q&A)

Q1. 脂肪腫は放置するとどうなる?

A. 脂肪腫は放置しても悪性化することはほぼありませんが、年に数ミリずつ成長し続け、手術が複雑化するリスクがあります。

今回の調査では72.7%の方が「良性だから」と放置していましたが、直径5cm以上の巨大脂肪腫になると、周囲の神経や血管との癒着が生じやすくなります。当院監修医師の30,000件以上の手術実績からも、3cm以下の段階での摘出が傷跡の最小化につながることが確認されています。

Q2. 脂肪腫の手術は保険適用になる?

A. 脂肪腫の摘出手術は健康保険が適用され、3割負担で1〜3万円程度です。

今回の調査では61.7%の方が保険適用を知らなかったことが判明しました。脂肪腫は「皮下腫瘍摘出術」として保険診療の対象となり、腫瘍の大きさや部位によって費用は変動しますが、一般的に3割負担で1〜3万円程度です。初診時に保険証をお持ちいただければ、保険適用で治療を受けられます。

Q3. 脂肪腫と粉瘤の違いを教えて

A. 脂肪腫は脂肪細胞の増殖による柔らかい腫瘍、粉瘤は角質・皮脂が溜まった袋状の腫瘍で、性質や治療の緊急性が異なります。

脂肪腫は柔らかく弾力があり、痛みや臭いはありません。一方、粉瘤は表面に黒い点(開口部)が見られることが多く、細菌感染を起こすと赤く腫れて強い痛みを伴います。粉瘤は炎症を繰り返すリスクがあるため、脂肪腫より治療の緊急性が高いケースが多いです。どちらも日帰り手術で摘出可能ですが、正確な診断のためには専門医の診察が必要です。

Q4. 脂肪腫の日帰り手術のダウンタイムはどのくらい?

A. 脂肪腫の日帰り手術のダウンタイムは1〜3日程度で、今回の調査では89.3%の方が翌日から職場復帰しています。

日帰り手術は局所麻酔下で行われ、術後の痛みも軽度です。91.7%の方が「日常生活に支障がなかった」と回答しており、入院手術と比較して圧倒的に負担が少ないことがわかります。ただし、腫瘍の大きさや部位によって回復期間は異なりますので、術前に医師から詳しい説明を受けることをお勧めします。

Q5. 脂肪腫の手術で傷跡は残る?

A. 脂肪腫の手術では腫瘍の大きさに応じた切開が必要ですが、形成外科的な縫合技術により傷跡は最小限に抑えられます。

当院監修医師の実績では、直径3cm以下の脂肪腫であれば、傷跡は1〜2cm程度に抑えることが可能です。5cm以上の巨大脂肪腫になると、傷跡も大きくなるため、早期治療が整容面でも有利です。今回の調査で83.3%が「もっと早く手術すればよかった」と回答しているのは、傷跡の大きさも一因と考えられます。

放置のリスク

・放置により腫瘍が大きくなり、5cm以上になると手術が複雑化・傷跡が大きくなる

・周囲の神経・血管との癒着により、術中出血や神経損傷のリスクが上昇する

・稀に悪性の脂肪肉腫との鑑別が必要な場合があり、放置により発見が遅れる可能性がある

こんな方はご相談ください|受診の目安

・しこりが直径3cm以上に成長した場合

・急にしこりが大きくなった、または硬くなった場合

・しこりに痛みや違和感が出てきた場合

・見た目が気になる、服に引っかかるなど生活に支障がある場合

・「良性」と診断されたが、しこりの正体を確認したい場合

クリニック案内

アイシークリニックの特徴

・皮膚腫瘍・皮膚外科領域で監修医師の手術実績30,000件以上

・日帰り手術に対応、入院不要で当日帰宅可能

・保険適用の治療に対応、3割負担で1〜3万円程度

・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院展開、通いやすい立地

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階

アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階

アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F

アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階

アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階

アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画

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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
電話番号
03-6276-3870
代表者名
高桑康太
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年09月