【武蔵野大学】国内大学で初!生成AI搭載のICTヘルプデスクチャットボットが誕生
将来はパーソナライズされた学修アドバイスの実現を目指す
【本件のポイント】
生成AIを搭載することで、従来のチャットボットに比べ自然で高度な対話及び持続的なサービス向上が可能
Microsoft社の「Azure OpenAI Service」の利用により、セキュリティ対策と利用者のプライバシー保護など安全性を配慮
将来的には利用者との対話履歴や蓄積した個人データを活用しパーソナライズされた情報の提供やアドバイスを行う“AI-Ready-University”を実現する
【本件の内容】
AI時代を生き抜く学生への情報教育及び教育改革を行うため、武蔵野大学は2019年1月にMUSIC(Musashino University Smart Intelligence Center)を設立し、AIと学生と教職員が共存共栄して多様な学びに対応できる“AI-Ready-University”となることを宣言しました。先進的な情報教育を支える学内ICT利用問合せ窓口として、「MUSICヘルプデスク」を2019年10月に開設し、これまでAI非搭載(シナリオ型)のチャットボットを提供することで24時間365日の迅速なサポートを実現してきましたが、このたび生成AIを搭載したチャットボットを新しくリリースしました。生成AIの搭載を通して、より自然で高度な対話が可能となり、学生や教職員は、迅速かつ正確情報を入手して問題解決ができます。また、生成AI搭載のチャットボットは学習と改善を続けることが可能なため、利用者のフィードバックやインタラクションによって、より正確で効果的なサポートを提供することができるようになります。本学では、引き続き利用者の声に耳を傾けながら、持続的なサービスの向上を目指していきます。
なお、このチャットボットは学内教職員の問い合わせデータについて、学内利用のみに限定されるなど、データのセキュリティとプライバシー保護に配慮したMicrosoft社の「Azure OpenAI Service」を利用しています。本学では利用者のデータ保護を最優先に考え、安心してこのチャットボットを利用できる環境を提供します。このような環境と生成AIの進化する機能を活用して、将来的には利用者の対話履歴や個人データを蓄積し、パーソナライズされた情報の提供やアドバイスを行う「学修コンシェルジュ」の実現を目指します。
【武蔵野大学について】
1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し12学部20学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数13,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設。2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科を開設。2024年には国内初のウェルビーイング学部を開設する。(設置構想中)2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。
武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/
【関連リンク】
■ICTヘルプデスク「MUSICヘルプデスク」: https://mubs.jp/pc-support/
■SICトライアルの様子:https://www.youtube.com/watch?v=8tu4j1tConw
■学校法人武蔵野大学創立100周年記念事業サイト:https://100th.musashino-u.ac.jp/project_sic/
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