IT資産管理・MDM “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版”、新オプション「デバイス検査」をリリース
〜収集した資産情報をもとに脆弱性を検査し、リスクのある端末を警告・遮断〜
昨今、コロナ禍を受けたニューノーマルへの対応や、DX推進、働き方改革などの影響で、PCやスマートフォンなどの業務端末を社外に持ち出して利用する機会が増加する一方、マルウェアなどの脅威や脆弱性を突いた攻撃といったリスクも増大しています。
それに伴い、企業・組織におけるセキュリティ対策においては、従来から一般的であった、端末が社内ネットワーク内にあることを前提とした境界防御型の対策だけでは不十分な状況となっており、社内/社外の端末の所在を問わずエンドポイントセキュリティを強化し、端末が晒される脅威に対応していくことが求められています。
エンドポイントセキュリティにおいては、基本的かつ有効な対策として、アンチウイルスなどのセキュリティソフトのインストールや、WindowsなどのOSや業務利用するソフトウェアの最新バージョンへのアップデートを徹底することが挙げられます。
しかし、その一方で、MOTEXのアンケート調査では、多くの企業・組織でWindowsアップデートの実行・適用やセキュリティソフトのインストールなどが利用者任せになっているという実態が明らかになっています。また、時代や環境の変化とともに、IT・セキュリティに関して考慮すべき事項が増加しており、肥大化する日々の運用・管理工数に悩まれている管理者様からは、セキュリティリスクのあるデバイスに対する利用制御などを自動化したい、といったニーズも伺っています。
そこで、MOTEXでは、この度 “エンドポイントマネージャー クラウド版” に「デバイス検査」の機能を搭載。“エンドポイントポイントマネージャー クラウド版” が収集・管理する資産情報をもとに、端末にサイバー攻撃の標的となり得る脆弱性がないかなどを検査し、リスクが発見された端末に対しては警告やネットワーク遮断といった必要なアクションを自動で実行するオプション機能を提供します。
▼新オプション「デバイス検査」の詳細資料ダウンロードはこちらから
https://go.motex.co.jp/l/320351/2023-12-25/92bd6r
■ 新オプション「デバイス検査」について
“エンドポイントマネージャー クラウド版” は、インターネットに接続されたPC・タブレット・スマホといった端末の情報を収集し、「誰が」「いつ」「どの端末で」「どんな操作をしたか」といった利用状況を記録する機能を搭載しており、組織における情報漏洩対策や内部不正抑止策などにご活用いただけます。
今回リリースした新オプション「デバイス検査」では、“エンドポイントマネージャー クラウド版” で収集した資産情報をもとに、「最新のWindowsアップデートが適用されているか」「セキュリティソフトがインストールされているか」といった、管理者があらかじめ設定した項目を検査し、違反しているデバイスを検知することが可能です。資産情報をベースとしているため豊富な検査項目を取り揃えています。
検査項目に違反したデバイスに対しては、違反内容や是正方法をダイアログで表示し、自動で警告することができます。また、設定した IPアドレス・ドメイン以外への通信を制限し、セキュリティリスクがあるデバイスのネットワークへのアクセスや業務用アプリの利用などを禁止することも可能です。
さらに、警告・ネットワーク遮断時に、特定のアプリやブラウザを起動させる設定も可能で、検査項目に違反したデバイスを使用している利用者に対し、社内ポータルやマニュアルを示し、インストールが必要なファイルや手順を伝達することができます。
なお、本機能は検査用エージェントをデバイスにインストールし、エージェントが検査・アクションを行うため、テレワークや移動中などを含むデバイスの所在を問わず、デバイス検査や利用制御を実施することが可能です。
【機能詳細】
<検査項目一覧>
Windows OS バージョン検査 | 利用しているWindows OSのバージョンが指定したバージョン以外の場合は検査違反と判定 |
Windows セキュリティパッチ検査 | 指定したセキュリティパッチがインストールされていない場合は検査違反と判定 |
アプリインストール検査 | 指定したアプリがインストールされていない場合は検査違反と判定 |
アプリバージョン検査 | インストールされているアプリが指定したバージョン以外の場合は検査違反と判定 |
プロセス起動検査 | 指定したプロセスが起動していない場合は、検査違反と判定 |
特定宛先へのネットワーク疎通検査 | 指定したネットワークと疎通が取れていない場合は、検査違反と判定 |
<警告・制御項目一覧>
不適合警告 | 警告ダイアログを表示し、警告内容と必要な設定内容などを案内 |
IPアドレス指定制御 | あらかじめ指定したIPアドレス以外への接続を禁止 |
ドメイン名指定制御 | あらかじめ指定したドメイン名以外への接続を禁止 |
特定URLブラウザアクセス | ブラウザを起動して、指定したWebサイトを表示 |
特定アプリ起動 | PCにインストールされているアプリを実行 |
MOTEXは今後も、“エンドポイントマネージャー クラウド版” をはじめとする各種セキュリティプロダクトの機能強化・サービス強化を通して、お客様が安心してエンドポイントやネットワーク、ITサービスをご利用いただけるビジネス環境構築を支援してまいります。
■ “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” について
“エンドポイントマネージャー クラウド版” は、これまで培ってきた各種対策・ログ運用のノウハウと充実のモバイル管理により、PC・スマホの一元管理を可能とします。メーカーシェアNo.1(※)を獲得し、また、レビュープラットフォーム「ITreview」では、IT資産管理、ログ管理、MDM・EMM、統合運用管理の4部門でLeaderを獲得するなど、お客様からも高い評価をいただいています。
※株式会社テクノ・システム・リサーチが2023年3月に発表した「2023年版 エンドポイント管理市場のマーケティング分析」の「PC資産・PCセキュリティSaaS市場 メーカーシェア 2022年 ブランド別市場シェア」分野
▶ “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” プロダクトサイト
https://www.lanscope.jp/endpoint-manager/
■ MOTEXについて
MOTEXは「Secure Productivity」をミッションに掲げ、プロダクト・サービスの提供を通じて、お客様が抱えるサイバーセキュリティの課題解決を支援します。安全と生産性の両方を実現し、お客様がエンドポイントやネットワーク、ITサービスを安心してご利用いただけるよう、これまで培ってきた技術と豊富な知見で、世界水準のプロダクト・サービスをご提供します。
▶ MOTEXコーポレートサイト https://www.motex.co.jp/
社名 | エムオーテックス株式会社 |
所在地 | 〒532-0011 大阪市淀川区西中島5-12-12 エムオーテックス新大阪ビル |
代表 | 代表取締役社長 宮崎 吉朗 |
事業内容 | サイバーセキュリティに関するプロダクト開発・サービス事業 |
資本金 | 2,000万円 |
株主 | 京セラコミュニケーションシステム株式会社(資本比率:100%) |
URL |
・記載の会社名およびプロダクト名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
・プロダクトの仕様・サービスの内容は予告なく変更させていただく場合があります。
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<お客様からのお問い合わせ>
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▶ “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” プロダクトサイト
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