「クア・アイナ」などを運営するFOUR SEEDS FOODS EXPRESSが直営全50店舗でABILI Clipを導入

生産性向上により人手不足に負けない店づくりの実現へ

ClipLine株式会社

2024年4月15日 11時00分

多拠点ビジネスの潜在力を引き出す「ABILI（アビリ）」を提供する ClipLine株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：高橋勇人、以下「当社」）は、株式会社FOUR SEEDS FOODS EXPRESS（※1）（本社：東京都港区、代表取締役社長：齊藤竜太郎、以下「FOUR SEEDS FOODS EXPRESS」）が「クア・アイナ」や「PIZZA-LA EXPRESS」などの直営全50店舗でABILI Clipを導入し、現場マネジメントのデジタル化による生産性向上に取り組むことをお知らせします。
（※1）株式会社FOUR SEEDS FOODS EXPRESSは株式会社フォーシーズ（本社：東京都港区、社長：淺野幸子）のグループ会社です

概要

深刻な人手不足に直面している外食業界において、多くの企業がロボットやセルフオーダーシステムなど省人化や省力化を通じた業務効率の向上を進めています。しかし一方では、ブランドの独自性を強化したり、高品質な顧客体験の維持・向上の必要性にも迫られています。

このたび、FOUR SEEDS FOODS EXPRESSでは、ハワイ発のグルメバーガー＆サンドウィッチレストラン「クア・アイナ」やピザチェーン「PIZZA-LA EXPRESS」など全50店舗の直営店において、提供品質と業務効率を同時に向上させる解決策として「ABILI Clip（アビリクリップ）」の導入を決定しました。

まずは第一弾として、スーパーバイザーが担っている店舗のサービスや商品のクオリティ管理をリモート化することにより、スーパーバイザー一人あたりの生産性を上げ、従来よりも少ない人数でサービスの品質とオペレーションの一貫性を維持する取り組みを行います。次に、現場の困りごとを動画などのコンテンツにして定期的に配信する試みを予定しています。さらにそれらの施策が軌道に乗った後は、スタッフのスキルアップやキャリアアップを目的とした研修カリキュラムの構築を実施していく見通しです。

当社はこれらの取り組みを通じて現場の生産性向上および外食産業における持続可能なサービス品質の向上に寄与してまいります。

リモート臨店のイメージ

従来、スーパーバイザーは各店舗を訪れ、直接現場の状況を確認する必要がありました。しかしABILI Clipを活用することで、このプロセスが大きく変化します。双方向性の動画投稿機能により、スーパーバイザーはリモートからでも店舗管理や指導を行うことが可能になります。例えば、スタッフが店舗の清掃状況や商品の盛り付け、食材の在庫状態などを動画で撮影し、投稿することで、スーパーバイザーは本部から「OK」や「NG」のフィードバックをしたり、アドバイスや賞賛のメッセージを送信することができます。

ABILI Clipによる定型的な管理業務のリモート化は、スーパーバイザーが店舗を訪問する際に、より重要な議題に集中したり、スタッフとのコミュニケーションを深める機会を増やすことにもつながります。このようなアプローチにより、効率的な運営と人材育成の質の向上の両方を実現することが期待されます。

取締役　岸野茂幸様のコメント

外食産業にとって深刻な課題である人員不足は、弊社も例外では無く重要な課題の一つです。確定している今後の人口減少を鑑みると、今までと同じ運営、管理方法では限界があると危機感をつのらせていました。

解決策の一つとして、業務のDX化推進による生産性向上が必須と考えていた中でABILI Clipの存在を知り導入を検討しておりました。店舗SVは、ABILI Clipの動画や画像などの双方向コミュケーション機能を活用し、管理レベル強化に加え、リモート化によりこれまで掛かっていた実移動時間を店舗管理業務に充て効率化と生産性向上を目指します。

また、本部からのリモート店舗チェックと研修プログラムを充実させることにより、店舗管理者の負担軽減をしつつ、学生や主婦、シニア層、単発アルバイトスタッフなど様々なライフスタイルを持つ方々が、均一のスキルを身に着けやすい環境を整え、活躍していただく事で店舗スタッフごとのレベルのバラつきを改善し、生産性向上に繋がることを期待しています。