妹にささぐ鎮魂の旅『帰心 阿波(徳島)遍路俳句紀行』が発売。
パレードブックスは、2022年4月15日(金)に『帰心 阿波(徳島)遍路俳句紀行』(著:齋藤嘉章)を全国書店にて発売いたします。
- パレードブックス新刊
これまでの七十五歳の人生を死を意識することなく過ごしてきた筆者が、思いがけない妹の死をきっかけに四国遍路の旅に出た。幼いころ住んでいた阿波(徳島)を歩きながら亡き妹への思い、人との出会い、回想や歴史への言及が綴られる。折々に挿入される俳句は、筆者の心の反映として読める。紀行も俳句もすべて遍路の道程で感じる喉の渇きや空腹など生の実感として綴られており、本作が″生″と″死″への思いがこもる旅であることを強く伝えている。
- 本について
五月某日JALで徳島へ。幼児期を送った眉山の裾野の町を巡り歩いて、在りし日の郷愁にかられる。
翌日からは白衣を羽織り、菅笠、数珠と鈴をもち金剛杖を頼りとする一人遍路である。第一番札所霊山寺から第二十三番薬王寺まで、一日約20キロ余りを歩いた。巡礼の作法、善根宿の体験、険しい山道、青い山脈とせせらぎの音、折にふれての接待、人との出会い。そういう掛けがえのない時間を写し取り、ぽつりぽつり作った俳句。筆者にとってこの遍路は「一度裸のままの自分」に帰る旅であった。本作はその過程で生まれた紀行文でもあり句集でもある。
著者より
七十五歳の凡夫が一筋の光を求めて歩いた阿波(徳島)の遍路行。その先に見えたものは″生きていることは素晴らしい″という、心身から湧き出る喜びであった。
人生は無常だと感じている人、親子兄弟の絆に苦しんでいる人、一度人生を白紙に戻したい人など。令和という時代に取り残されそうなすべての人に読んでもらいたい。
- 著者プロフィール
1944年徳島県生まれ。学習院大学法学部卒。広告代理店朝日広告社に制作ディレクターとして永年勤務。2004年、俳句結社「白露」に入会。終刊後「郭公」に入会、2019年退会。現在は石寒太主宰の「炎環」に所属している。
- 書籍情報
著者:齋藤嘉章(さいとう・よしあき)
発行日 2022年4月15日
ISBN 978-4-434-29984-1
仕様:四六判/並製/112ページ
定価 1,000円(本体909円+税10%)
Paradebooks:https://books.parade.co.jp/category/genre03/978-4-434-29984-1.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4434299840/
- 出版社情報
パレードブックスの自費出版
URL:https://www.p-press.jp
TEL:0120-123455
Mail:paradebooks@parade.co.jp
パレードブックスの書籍紹介
URL:https://books.parade.co.jp
【会社概要】
商号:株式会社パレード
大阪本社:大阪府大阪市北区天満2-7-12
東京支社:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-7
代表取締役:原田直紀
設立:1987年10月20日
資本金:4000万円
事業内容:広告企画・アートディレクション、グラフィックデザイン全般、Webサイト企画・制作、出版事業『パレードブックス』
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