【調査レポート】全国の主婦に聞く「イートインスペースの使い方」

株式会社ナビット

スーパーやコンビニで買った食品を、店内で食べることができる「イートインスペース」(Eate-in space)が増えています。

「イートイン」はハンバーガーなどのファーストフード店で、買ったものを持ち帰る「テイクアウト」に対して使われ始めた言葉ですが、持ち帰りが普通だったコンビニなどに数人が座って飲食できるコーナーが設置されるようになって、よく耳にするようになりました。

アメリカのファーストフード店で「For here or to go ?」(ここで食べますか?それとも持ち帰りですか?)と聞かれて「面食らった」という経験談を聞くことがありますが、海外在住の知人の話では「Eate-in space」という言葉は「あまり聞かない」とのこと。日本独特の表現かもしれません。

最近では、全店にイートインスペースを設けて、それを売りにするコンビニもあり、Webサイトで「イートインスペースがあるか」を検索することもできるようになりました。 そこで、ナビット独自のアンケートで、全国の主婦を中心としたモニター会員を対象に、「イートインスペース」について調査しました。

《調査概要》
調査期間:2021年7月
調査対象者:1,151人(男女)
調査方法:インターネット調査
 
  • 「利用したい」と「利用したくない」の比率は3対2
【調査】
質問:イートインスペースは利用したいですか?(対象:1,151人)

「利用したい」と「まあ利用したい」の合計は回答者の44.1%。「あまり利用したくない」と「利用したくない」の合計28.7%との比率はほぼ3対2でした。

「あれば利用したい」と考えている人が、ざっと半分はいるということでしょうか。
 
  • 利用するイートインスペースはショッピングセンターが最多
【調査】
質問:どこでイートインスペースを利用しますか?(複数回答可)

この質問は複数回答可なので、回答数は延べ1,736件になります。

イートインスペースの利用が最も多いのは「ショッピングセンター」で、回答数の4割近くを占めています。大型のショッピングセンターでは、業態の異なる飲食店が同じフロアに集まっているフードコートもイートインスペースと捉えられているのでしょうか。

「コンビニ」、「スーパー」と並んで「パン屋」が顔を出しているのは、ちょっと意外かもしれません。
 
  • イートインスペースの利用で重視するのは「清潔感」
【調査】
質問:イートインスペースを利用する際に重視する点はどれですか?(対象:1,151人)

「清潔感」が回答者の3分の1を超えていて、最も重視されています。販売が本業の店にとってイートインスペースは「付随するサービス」と顧客が見ており、店員によるメンテナンスを気にしている点が反映されているものと思われます。
 
  • イートインスペースの利用頻度はほぼ半数が「数カ月に1回以下」
【調査】
質問:イートインスペースの利用頻度はどれくらいですか?(対象:1,151人)

「週1以上」「月2~3」「月1回以下」の合計が27%強なのに対し、「数カ月に1回以下」が半数に近い46.8%を占めています。
また、ほぼ4分の1が「利用しない」と回答しています。
 
  • 消費税率の違いは知っていても「意識していない」が過半数
【調査】
テイクアウトとイートインでは消費税率が変わることは知っていますか?(対象:1,151人)

イートインスペースを利用するか、しないかで消費税率が変わることを、9割以上が「知っている」と回答しています。

【調査】
質問:軽減税率が導入されたが、意識していますか?(対象:1,151人)

「意識していない」と「あまり意識していない」の合計が55.0%と半数を超えています。

コンビニなどでの買い物には、持ち帰りの場合は消費税の軽減税率が適用され8%となります。これに対し、店内のイートインスペースで食べるとレストランなどと同じ外食扱いとなって税率は10%です。

この軽減税率の仕組みが明らかになった時には、店側と顧客との間のトラブルを心配する声が聞かれましたが、いまのところ大きな騒ぎになる例は少なかったようです。
 
  • イートインスペースの利用はスマートに
イートインスペースのあるコンビニなどの店頭には、利用についての「ご案内」や「お願い」といった掲示がされているのを目にします。軽減税率だけでなく、中には在席の時間のお願いまで書かれていることがあります。長時間居座って「テレワーク?」という苦情が出そうな利用の仕方もあるからでしょう。

イートインスペースは、あくまでも買い物に付随するサービスと心得て、スマートに利用したいものですね。
 
  • 1000人アンケート
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  • 1000人アンケートとは
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調査モニターの中心は、30~50代の女性です。 

消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。 
 
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【会社概要】
■会社名 株式会社ナビット
■代表者 代表取締役 福井泰代
■設 立 2001年1月
■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
■TEL 03-5215-5713
■FAX 03-5215-5702
■URL https://www.navit-j.com/
■E-Mail webmaster@navit-j.com

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会社概要

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URL
https://www.navit-j.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8階
電話番号
03-5215-5713
代表者名
福井 泰代
上場
未上場
資本金
9950万円
設立
2001年01月