【岐阜県高山市】第2回市内若手社員向けセミナー『YAONA(やおな)！』を開催しました

共感の意味で使われる飛騨弁「やおな」。若い世代が交流を通じて「やおな！」と共感

高山市

2024年11月29日 10時00分

高山市雇用促進協議会では、令和6年11月15日（金）に、高山市内の事業所に勤める20代が職場を超えて交流を深めるイベント「第2回市内若手社員向けセミナー『YAONA(やおな)！』」を開催しました。「やおな」とは飛騨弁で、「そうだよね」という共感の意味でよく使われる言葉です。

令和6年6月の第1回に続き2回目の開催となる今回は、セミナーに加えて、前回参加者から要望があった交流会を初めて開催し、同世代の交流や繋がりづくりを行いました。

本企画は、市内事業者から若手社員の早期離職について相談を受けたことがきっかけとなっています。市内事業所の人事担当者から、地域の特性として、若手社員にとっては勤務先に同年代の同僚が少ないため、職場や業務に関わる悩みや課題についての相談がしにくい現状があるとの声を聴き、スキルアップや業種・職場を越えたネットワークづくりなどを目的に企画したものです。

市内の事業所に勤務する就職3年目以降の20代の方を対象に参加者を募り、市内の18事業者から36名の参加がありました。

高山市出身の人材育成コンサルタントである清原豪士さんの主導によるグループディスカッションや、ビジネススキルアップ講座、地元企業のビジネスリーダーによるパネルトークなどを聴き、高山市で働くことの魅力や、苦労した時の乗り越え方などを学びました。

また、セミナー後には希望者による飲食を伴う交流会を開催し、さらに交流を深めることができました。

開催後のアンケートでは、参加者全員（100％）から、セミナーの内容に対して「よかった」との回答をいただきました。また、「若手社員との交流の機会がないので、貴重な時間を過ごせた」「仕事に対するモチベーションが上がった」「高山の様々な企業で働く同世代がたくさんいて、頑張っていくことに勇気をもらった」などの声があり、若い世代にとって「やおな！」と共感できる環境づくりの大切さを感じました。