世界が直面する飢餓の危機から子どもたちを守るため早急に支援を!国際NGO6団体からなる’Joining Forces’が共同声明を発表
国際NGOプラン・インターナショナル(所在地:東京都世田谷区 理事長:池上清子 以下、プラン)を含むグローバルで活動する国際NGO6団体は、 世界的な飢餓の危機に早急に立ち向かい行動を起こさなければ、何百万人もの子どもたちが命の危険にさらされることに警鐘を鳴らします。
世界は今、かつてない規模の食料危機と飢餓に直面しており、1分に1人のペースで子どもが重度の栄養不良に陥っています。また、飢餓が深刻化している15カ国では、早急に治療を施さなければ命を落とす危険にある子どもたちが800万人いると言われています。
全世界で約5000万人の人々が、緊急または壊滅的なレベルの飢餓状態のなかで生活しています。国際社会が即刻行動を起こさなければ、子どもたちが本来有する、健康に生まれ、安全な水や十分な栄養を得て健やかに成長する権利や、教育を受ける権利、あらゆる種類の差別や虐待、搾取から守られる権利に壊滅的かつ生涯にわたる影響を及ぼすことになります。
ここに、子どもに焦点をあてた活動を展開している国際NGO6団体で構成される‘Joining Forces Alliance’は、飢餓が子どもたちにもたらす壊滅的な影響についての懸念を呈する共同声明を発表いたします。
そして今、何百、何千万人もの子どもたちの命を救うために、私たちは国際社会の一員として、緊急に行動を起こす責任があるのです。飢饉が宣言されるのを待ってから行動するのでは遅すぎます。26万人の命を奪った2011年のソマリア飢饉では、半数以上の人々が、飢饉が宣言される前に命を落としており、その半数は5歳未満の子どもたちでした。
世界中の子どもたちや家族、コミュニティと活動をともにする団体として、私たちは、紛争や気候変動、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、ウクライナ紛争による負の波及効果といった複合的な要因がもたらす、破壊的な影響を日々目の当たりにしています。
食料危機は、多くの子どもたちの生存と保護を脅かし、急性栄養不良のリスクを高めるなど深刻な影響をもたらしています。子どもたちは、中途退学、強制労働、武力勢力や武装グループによる徴用・利用、一家の離散などにより、暴力、搾取、虐待のリスクに直面しています。保護者のいない子どもたちは、食料不足とそれが及ぼす複合的な影響に対して特に弱い立場に置かれています。とりわけ、女の子たちは、早すぎる結婚(児童婚)、強制結婚、早すぎる妊娠、中途退学、性的搾取や虐待のリスクにさらされています。食料が不足すると、女の子や女性たちは、食べる量を減らされ、食べる順番も最後にされがちです。
このような危機においては、子どもたちの権利が優先され、ニーズに即した支援が行われなければならず、従来の手法を踏襲するだけでは不十分です。子どもたちのニーズと願望に基づいた対応を行い、若者たちを変革の担い手としてエンパワーする必要もあります。
各国政府と支援機関は、大規模な人命の損失を防ぎ、何百万人もの子どもたちを、生涯続く負の影響から守るため早急に行動を起こさなければなりません。食料安全保障は一部の人に与えられた特権ではなく、1948年の世界人権宣言に明記されたすべての人々が有する権利です。各国のリーダーや政治家たちは連携を密にして、食料危機に対する緊急支援とともに、紛争、経済危機、気候変動、農業資源へのアクセスの不平等といった、飢餓の根本原因を解決するための取り組みを地域主導で進める必要があります。
私たちは、政府やさまざまな支援機関とともに、食料安全保障、栄養、保健、水と衛生、教育、保護、社会的保護システムといった多岐にわたる分野の課題に対し、ジェンダーを考慮し子どもたちのニーズを優先させながら取り組むことを約束いたします。また、喫緊の食料危機に対処する一方で、命を守り、長期化する危機や将来起こり得る危機に対するレジリエンス(回復力)を高める活動も進めていきます。
Child Fund Alliance; Plan International; Save the Children International; SOS Children’s Villages International; Terre des Hommes; World Vision
全世界で約5000万人の人々が、緊急または壊滅的なレベルの飢餓状態のなかで生活しています。国際社会が即刻行動を起こさなければ、子どもたちが本来有する、健康に生まれ、安全な水や十分な栄養を得て健やかに成長する権利や、教育を受ける権利、あらゆる種類の差別や虐待、搾取から守られる権利に壊滅的かつ生涯にわたる影響を及ぼすことになります。
ここに、子どもに焦点をあてた活動を展開している国際NGO6団体で構成される‘Joining Forces Alliance’は、飢餓が子どもたちにもたらす壊滅的な影響についての懸念を呈する共同声明を発表いたします。
予防可能であるとされる飢饉が、21世紀に存在してはなりません。2017年、私たちはソマリアの飢饉を回避するために協力して対峙しました。
そして今、何百、何千万人もの子どもたちの命を救うために、私たちは国際社会の一員として、緊急に行動を起こす責任があるのです。飢饉が宣言されるのを待ってから行動するのでは遅すぎます。26万人の命を奪った2011年のソマリア飢饉では、半数以上の人々が、飢饉が宣言される前に命を落としており、その半数は5歳未満の子どもたちでした。
世界中の子どもたちや家族、コミュニティと活動をともにする団体として、私たちは、紛争や気候変動、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、ウクライナ紛争による負の波及効果といった複合的な要因がもたらす、破壊的な影響を日々目の当たりにしています。
食料危機は、多くの子どもたちの生存と保護を脅かし、急性栄養不良のリスクを高めるなど深刻な影響をもたらしています。子どもたちは、中途退学、強制労働、武力勢力や武装グループによる徴用・利用、一家の離散などにより、暴力、搾取、虐待のリスクに直面しています。保護者のいない子どもたちは、食料不足とそれが及ぼす複合的な影響に対して特に弱い立場に置かれています。とりわけ、女の子たちは、早すぎる結婚(児童婚)、強制結婚、早すぎる妊娠、中途退学、性的搾取や虐待のリスクにさらされています。食料が不足すると、女の子や女性たちは、食べる量を減らされ、食べる順番も最後にされがちです。
このような危機においては、子どもたちの権利が優先され、ニーズに即した支援が行われなければならず、従来の手法を踏襲するだけでは不十分です。子どもたちのニーズと願望に基づいた対応を行い、若者たちを変革の担い手としてエンパワーする必要もあります。
各国政府と支援機関は、大規模な人命の損失を防ぎ、何百万人もの子どもたちを、生涯続く負の影響から守るため早急に行動を起こさなければなりません。食料安全保障は一部の人に与えられた特権ではなく、1948年の世界人権宣言に明記されたすべての人々が有する権利です。各国のリーダーや政治家たちは連携を密にして、食料危機に対する緊急支援とともに、紛争、経済危機、気候変動、農業資源へのアクセスの不平等といった、飢餓の根本原因を解決するための取り組みを地域主導で進める必要があります。
私たちは、政府やさまざまな支援機関とともに、食料安全保障、栄養、保健、水と衛生、教育、保護、社会的保護システムといった多岐にわたる分野の課題に対し、ジェンダーを考慮し子どもたちのニーズを優先させながら取り組むことを約束いたします。また、喫緊の食料危機に対処する一方で、命を守り、長期化する危機や将来起こり得る危機に対するレジリエンス(回復力)を高める活動も進めていきます。
‘Joining Forces’は、子どもの権利を実現し、子どもに対する暴力をなくすために、子どもとともに、また子どものために活動する国際NGO 6団体の連合体です。
Child Fund Alliance; Plan International; Save the Children International; SOS Children’s Villages International; Terre des Hommes; World Vision
プラン・インターナショナルは、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGOです。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。市民社会、政府機関や国際機関と連携しながら、世界を持続的に、前向きに変えていきます。https://www.plan-international.jp |
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