ビズリーチ、「レジュメ検索トレンドランキング2020」を発表 2020年は「DX」「SaaS」が急上昇

~DX関連の求人数は昨年同期比1.5倍に増加~

Visional

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、「レジュメ検索トレンドランキング2020」*1を発表します。
ビズリーチは、企業の採用担当者やヘッドハンターが会員のレジュメ(職務経歴書)の情報を検索し、直接スカウトのメッセージを送信できるサービスです。企業の採用担当者やヘッドハンターが、どのようなキーワードで会員のレジュメを検索しているかを調べることで、積極的に採用している人材やポジションの特徴・傾向がわかります。このたびビズリーチは、2020年に企業の採用担当者とヘッドハンターがレジュメを検索する際に使用したキーワードのうち、前年と比較して検索数が上昇したキーワードを算出し、「レジュメ検索トレンドランキング2020」として発表します。

※本調査を引用される際には、「ビズリーチ調べ」と必ずご記載ください。


■2020年は「DX」「SaaS」などデジタル関連のキーワードが急上昇
2020年は、新型コロナウイルス感染症の拡大を機にさまざまな業界でデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進んだことから、DX関連のキーワードによる検索数が上昇しました。企業では、これまで当たり前であった通勤や対面での営業活動が困難になり、テレワークやオンライン商談など新たな働き方にシフトする必要がありました。そのため、DXを推進できる人材の採用が急務となったことがうかがえます。「DX」というキーワードの検索数は昨年の27.3倍となり、また上位には「SaaS」「クラウド」などのキーワードもランクインしています。さらに、ビズリーチにおける今年10月から11月のDX関連求人*2が昨年同期比1.5倍に増加していることからも、「コロナ禍」の影響下で採用活動を見直した企業も多いなか、デジタル人材の採用活動は活況であったことがわかります。

キーワードから読みとれる傾向
●DX推進人材は、エンジニアだけではない
「2020年 キーワード」4位の「DX」と一緒に検索されるキーワードを分析したところ、「データ解析」や「BI(ビジネスインテリジェンス)」「アナリティクス」などの技術系の分野に限らず、「IT戦略」「業務改革」「MA(マーケティングオートメーション)」などがランクインする結果となりました。多くの企業が、エンジニアだけではなく、DXを推進できるビジネス領域の即戦力人材を必要としていることがうかがえます。

●求められるスキルが変化する職種「営業」「エンジニア」
「2020年 キーワード」1位の「SaaS(Software as a Service)」と一緒に検索されるキーワードを分析したところ、「インサイドセールス」や「CS(カスタマーサクセス)」といったキーワードがランクインしました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、顧客を訪問せずに、電話やWeb会議システムを使って営業活動を行うインサイドセールスを取り入れる企業が増えています。また、サブスクリプション型のビジネスにおいては、個別顧客への働きかけを能動的に行うCSの重要性が高まっています。そのため、SaaS企業に導入されていることが多いインサイドセールスやCSの経験者の検索数が増えているものと思われます。また、営業という職種のなかでも求められるスキルが変化していることもわかります。
さらに、ITインフラをクラウド化する企業が増えているなかで、ITエンジニアに求められる技術も変化していると思われます。「2020年 キーワード」2位の「クラウド」と一緒に検索されるキーワードには、「Azure(Microsoft Azure)」「GCP(Google Cloud Platform)」「AWS(Amazon Web Services)」といった米巨大IT企業のクラウド製品名が並んでいることから、こうしたプラットフォームを活用し、ソフトウエアを開発・運用するスキルを持つ人材が求められていることがうかがえます。

●リモートワークの浸透で、「休職者」に注目
「2020年 キーワード」16位には、意外にも「休職」というキーワードがランクインしました。「休職」と一緒に検索されるキーワードを分析したところ、「事務」「秘書」「編集」などがランクインしました。
リモートワークが浸透したことで、企業のバックオフィス業務をオンライン化する動きが出ています。そのようななか、遠隔で業務に対応できる即戦力人材にアプローチするため、ライフイベントなどを理由に休職している人材が検索されているものと思われます。

*1 「レジュメ検索トレンドランキング2020」
・調査概要:ビズリーチを利用している企業やヘッドハンターが会員を検索する際に設定・保存した条件のなかの、「キーワード」のトレンドを算出
・対象:2020年に保存・更新された検索条件において、大文字・小文字の区別なく、検索回数が100回以上のキーワード
・算出方法:対象となる全キーワードの利用回数における各キーワードが占める割合をもとに、以下の計算式で各キーワードのスコアを算出        
前年と比較した割合の差分(ポイント数)×前年と比較した割合の増加率
・対比期間: 2020年キーワード 2020年1月~11月と2019年1月~11月を比較、2019年キーワード 2019年1月~11月と2018年1月~11月を比較
*2 DX関連求人:ビズリーチに掲載されている全求人のうち、求人のタイトルもしくは仕事内容に「DX」に関連する業務を表す語が含まれる求人
「DX」に関連する業務を表す語とは、ビズリーチを利用している企業やヘッドハンターが会員を検索する際に入力したキーワードを分析し、「DX」の共起語としての利用率が相対的に高い上位5単語(高い順に「Digital」「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」「デジタル」「IT戦略」「自動化」)が対象

■即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について
ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの可能性と選択肢を最大化することが可能です。現在は累計14,900社以上、223万人以上(2020年11月末時点)の会員の方にご利用いただいています。
参照URL:https://www.bizreach.jp/

■株式会社ビズリーチについて
「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
参照URL:https://www.bizreach.co.jp/

■Visionalについて
Visionalグループは、2020年2月、株式会社ビズリーチがグループ経営体制に移行したことにより誕生。「新しい可能性を、次々と。」をグループのミッションとし、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。グループを構成する、HR TechのプラットフォームやSaaS事業を運営する株式会社ビズリーチ、事業承継M&AやSaaSマーケティング、サイバーセキュリティ等の新規事業開発を担うビジョナル・インキュベーション株式会社、物流DXプラットフォームを運営するトラボックス株式会社などを通じて、日本の生産性向上を支える。
参照URL:https://visional.inc
 

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南 壮一郎
上場
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設立
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