日本フレスコボール協会(JFBA)、沖縄発のフレスコボールブランド「TIDA」特設サイトを開設。
「宮古木工芸」(宮古島市平良)と「島変木」(沖縄市知花)の両工房が手掛けたフレスコボールラケット・TIDA。特設サイトでは、その魅力を深く取り上げています。
沖縄発のフレスコボールブランド「TIDA」特設サイトでは、ラケットに用いられたそれぞれの木材の特徴にもフォーカス。製作過程における職人の真剣な表情も見ることができ、他にはない「作り手の顔が見えるフレスコボールラケット」が、TIDAです。
▼TIDA特設サイト
https://www.frescoball.org/tida/
「TIDA」から展開されているのは、全4モデル。宮古島平良に工房を構える老舗三線工房「宮古木工芸」から『イヌマキ』と『シナ』を用いた2モデル。加えて、沖縄市知花に工房を構える木工工房「島変木」から『クスノキ』と『センダン』を用いた2モデルです。
「宮古木工芸」でラケットづくりを手掛けるのは、二代目・与儀昌樹氏。創業1961年の老舗三線木工製作所で、島に伝わる手づくりの「伝統技術」と「本物の木」にこだわり、創業者である祖父・与儀栄功氏から確かな技術と経験が脈々と引き継がれています。
一方、「島変木」を主宰するのは、沖縄における木工作家のパイオニア・屋宜政廣氏。沖縄県産木である「アカギ」「クスノキ」「センダン」などを用い、丸みを帯びた流線家具や小物など、木のぬくもりを感じられる作品を数多く手掛けています。
ぜひ特設サイトをご覧いただき、「TIDA」ラケットで充実のフレスコボールライフを楽しんでいただけますと幸いです。
■新フレスコボールブランド『TIDA』概要
ブランドの冠となる名前は、『TIDA』。読みは「てぃーだ」で、沖縄の方言で『太陽』を意味します。1945年に、ブラジル・リオデジャネイロで「夕涼みスポーツ」として愛され、その歴史が始まったフレスコボール。日本で最も日が暮れるのが遅い、ここ沖縄からいつまでもフレスコボール界を照らし続けるようにという願いを込めて、ブランド名は『太陽=てぃーだ』となりました。
また本事業は、「沖縄県『スポーツアイランド沖縄』形成に向けた付加価値構築支援補助金」で採択され、JFBA初の沖縄県産木材を活用したラケット製造&販売に関する取り組みとなります。
■”コミュニケーションデザインスポーツ” フレスコボールとは?
フレスコボールは、ブラジルのリオデジャネイロ発祥のビーチスポーツです。1945年にリオ・デ・ジャネイロのコパカバーナビーチで考案され、現在は世界各地のビーチで親しまれるようになっています。
フレスコボールの最大の特徴は、向かい合う2人が競い合うのではなく、協力してラリーを続ける採点競技という点。一般に競技時間は5分間、7mの距離を保って試合を行います。協力してラリーを続ける様子から「思いやりのスポーツ」とも言われ、2023年2月現在、日本全国で22のJFBA公認地域クラブと1の公認学生団体が設立され、フレスコボールを通じた地域コミュニティが形成されています。
日本フレスコボール協会は、このスポーツの魅力をより多くの人に知ってもらうために2013年に設立され、2025年までに日本全国47都道府県で地域クラブ設立を目指して積極的に活動を行っております。
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