Anthropic社とリセラー契約により日立システムズがライフサイエンス・ヘルスケア領域のAI事業を強化

株式会社日立システムズ

今回のリセラー契約によるAI事業強化の概要

株式会社日立システムズ(以下、日立システムズ)は、米国のAI企業Anthropic, PBC(以下、Anthropic)と「Anthropic Authorized Reseller Program for Amazon Bedrock」を締結し、Amazon Bedrockを通じたClaude in Bedrock, powered by Anthropicモデルの正規再販を開始します。

日立システムズは2016年よりライフサイエンス・ヘルスケアの分野において、法規制対応のソリューションやサービスを提供しています。2024年からClaude, powered by Anthropic(以下、Claude)の技術を活用したヘルスケア分析基盤の開発に着手し、2025年9月にサービス提供を開始した「生成AIを活用したヘルスケア分析基盤」の一部機能としてデータ分析やレポートの作成に活用してきました。

この度の契約締結により、今後はClaudeを活用し、日立システムズが持つライフサイエンス・ヘルスケア領域のさまざまなサービスを、データ分析・知識処理・業務プロセス高度化などの面で強化します。

これにより、ライフサイエンス関連企業には高度化した創薬支援の提供、自治体・医療保険者・健診機関向けには「生成AIを活用したヘルスケア分析基盤」のさらなる展開、一般企業向けには人事・勤怠データを活用した個別化ヘルスケア支援などを展開していきます。

そして、地域と企業の両面から人々の健康を支える仕組みを構築し、ライフサイエンス・ヘルスケアの社会実装をさらに発展させることで持続可能な社会の実現に貢献します。

背景

日本は世界で最も高齢化率が高く*1、医療・介護費の増加が国の財政を圧迫しつつあります。こうした中、厚生労働省は健康寿命延伸プラン*2として、「健康無関心層も含めた予防・健康づくりの推進」や「自然に健康になれる環境づくり」などを推進しており、「医療DX推進ロードマップ」において、推進するためのアクションプランとして、生成AI等の医療分野への活用促進を明記*3しています。

また、医療ビッグデータの利活用を支えるデータヘルス改革も進行しており、リアルワールドデータ(RWD*4)による施策評価や個別支援の重要性が高まっています。さらに、2025年6月には、デジタル庁から「データ利活用制度のあり方に関する基本方針」が発表され、医療データは、「デジタル公共財」として、今後さらなる利活用が見込まれます。

一方、人々の健康を支える医療保険者・保健師等の現場では、それぞれの健康課題に適した健康増進施策の設計が難しい、業務が特定職員に属人化しているなどの課題があります。

*1 出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書(全体版)」

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2025/zenbun/pdf/1s1s_02.pdf

*2 出典:厚生労働省「予防・健康づくりについて」

https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000612862.pdf

*3 出典:厚生労働省「医療DXの更なる推進について」

https://www.mhlw.go.jp/content/10801000/001274832.pdf

*4 RWD(リアルワールドデータ):医療現場や日常生活で得られる実際のデータのこと。

臨床試験などの厳密な条件下で収集されたデータとは異なり、実際の診療や健康管理の中で蓄積される情報を指す。

 今回の契約について 

日立システムズは、2016年よりライフサイエンス・ヘルスケアの法規制対応のサービスを提供してきました。2021年には、AWS ライフサイエンスコンピテンシーを日本企業で初めて取得し、ライフサイエンス・ヘルスケア領域における事業の強化を推進してきました。その後、2022年には「AWSパートナーネットワーク(APN)」における最上位レベルのAWS プレミアティア サービスパートナーに認定されています。

また、2024年からヘルスケアの分析基盤の開発に着手し、2025年9月にサービス提供を開始した「生成AIを活用したヘルスケア分析基盤」の一部機能として、Claudeをデータ分析やレポートの作成に活用してきました。このサービスにおいては、保健師が一人ひとりの対象者の情報に応じて、都度考えていたアドバイス内容のドラフトを、Claudeが自動生成します。さらに、対象者に送るメール文面の作成などもサポートしています。

日立システムズとAnthropicの両社にとって、ライフサイエンス・ヘルスケアは注力している領域です。今回、「Anthropic Authorized Reseller Program for Amazon Bedrock」を締結することで、Anthropicが提供する安全性・信頼性・推論能力に優れた生成AI技術を活用し、日立システムズが持つライフサイエンス・ヘルスケア領域のさまざまなサービスを、データ分析・知識処理・業務プロセス高度化などの面で強化します。

具体的には、以下のようなサービスをお客さまに提供することをめざします。

ライフサイエンス企業向け:創薬支援の高度化

・研究データ管理の高度化

・安全性評価業務の効率化

・ドキュメント生成・レビュー業務の効率化

自治体・医療保険者・健診機関向け:「生成AIを活用したヘルスケア分析基盤」の展開

・未病改善・疾病予測モデルの高度化
・住民向けヘルスケアアプリとの連携強化
・健診・レセプト(診療報酬明細書)データの統合活用

一般企業向け:人事・勤怠データを活用した個別化ヘルスケア支援

・社員ごとの健康リスク可視化
・AIエージェントによる個別リコメンド
・健康経営施策の高度化

 今後の展望 

今後、日立システムズは、地域と企業の両面から人々の健康を支える仕組みを構築し、ライフサイエンス・ヘルスケアの社会実装をさらに発展させることで持続可能な社会の実現に貢献します。

 関連するニュースリリース 

・日立システムズ・神奈川県・メドミライ・東京大学、生成AIを活用したヘルスケア分析基盤を構築

 https://www.hitachi-systems.com/news/2025/20250902.html

日立システムズについて

日立システムズは、日立グループの社会イノベーション事業を支える企業として、 サステナビリティ経営を推進し、システム開発から運用・保守・工事までをワンストップで提供しています。現場で培ったドメインナレッジとIT・OTを掛け合わせたDXサービスや安心・安全なデジタル環境を実現するマネージドサービスを通じて、お客さまの企業価値向上に貢献します。そして、お客さまとともに社会課題を解決することで、企業理念に掲げる「真に豊かな社会の実現に貢献」してまいります。 

詳細は https://www.hitachi-systems.com/ をご覧ください。

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会社概要

株式会社日立システムズ

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URL
https://www.hitachi-systems.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区大崎1-2-1
電話番号
03-5435-7777
代表者名
渡邉 岳彦
上場
未上場
資本金
191億6200万円
設立
1962年10月