大東亜戦争で3000万人もの虐殺? 昭和天皇・日本人への不当な非難を正す。「慰安婦性奴隷説」と同じ轍を踏んではならぬ。
アメリカで反日プロパガンダ歴史捏造本『JAPAN'S HOLOCAUST』が刊行、その大ウソを日米19名の研究者が暴いた『「ジャパンズ・ホロコースト」の正体』が発売

『ザ・レイプ・オブ・ナンキン』(アイリス・チャン著、2014年)は米国でベストセラーになったが、戦後80年を狙ってまたしても「歴史戦」を仕掛けられた。その内容は、プロパガンダで肥大化した数字がてんこ盛りのトンデモ本である。
しかし、著者のリッグは学者で、かつ「論文形式」の体裁をとっているため無視してはいけない、と藤岡信勝氏が呼びかけ、「戦争プロパガンダ研究会」が発足した。
藤岡氏は、チャンの『ザ・レイプ・オブ・ナンキン』の時も有志による反論本を出版した実績があり、今回は同研究会が8回にわたり16人の研究発表会を開催した上で、本書にまとめられた。
日本が中国や東南アジアで虐殺した「3000万人」という数字は、様々なプロパガンダ情報を累積することで導かれたものであるが、3000万人虐殺のウソと同じように破綻している理論が、アメリカの原爆投下が戦争を終わらせ、日本国民とアメリカ人の犠牲を防いだとするものである。
藤岡氏の論から引く。「一度の攻撃で殺した人数のランキングをとると、人類史上のトップ・スリーは、1位・広島原爆(14万人)、2位・東京大空襲(10万人)、3位・長崎原爆(7.4万人)となっている。日本について「ホロコースト」を話題にするなら、日本は「ホロコースト」の加害者ではなく、被害者なのである」
この原爆正当化も、終戦後すぐに米国民の世論をミスリードするために、「プロパガンダ論文」が創作されて広まった神話なのだ。
そして、日本が犯したというウソの3000万人虐殺と、米国の原爆で亡くなった20万人を比べ、原爆による犠牲を矮小化するのである。その姿勢はとても学者のものとは言えない。本書に名を連ねたアメリカ人の反論を冷静に読んでもらいたい。
『JAPAN'S HOLOCAUST』刊行後、アメリカの一流紙ウォール・ストリート・ジャーナルが書評で取り上げた。最近では、カナダでポッドキャストを運営している配信者が『JAPAN'S HOLOCAUST』を根拠に「あなたが聞いたことがないホロコースト」と題して日本軍の大虐殺を取り上げている。
『JAPAN'S HOLOCAUST』が英語圏で定説化されないためにも、早く反論することが必要であり、本書英語版の出版準備も進められている。『ザ・レイプ・オブ・ナンキン』、「慰安婦性奴隷説」の二の舞を許してはならない。

・編著者プロフィール
藤岡信勝 ふじおか・のぶかつ
1943年北海道生まれ。新しい歴史教科書をつくる会顧問。北海道大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。教育学専攻。東京大学教育学部と拓殖大学の教授を歴任。著書に『社会認識教育論』(日本書籍)、『教科書採択の真相』(PHP研究所)、『国難の日本史』(ビジネス社)など。編著書に『国連が世界に広めた「慰安婦=性奴隷」の嘘』(自由社)、『新聞が伝えた通州事件1937-1945』(集広舎)など。

書名:『ジャパンズ・ホロコースト』の正体
著者:藤岡信勝他、戦争プロパガンダ研究会
仕様:A5判並製・432ページ
ISBN:978-4-8024-0242-2
発売:2025.07.30
本体:2,500円(税別)
発行:ハート出版
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