味の素㈱のスキンケアアプローチ アミノ美肌理論®で「へこたれない肌」を育む
~肌の「生きる力」を、アミノ酸で呼び覚ます~
1.美肌をつくる”タンパク質“は、アミノ酸が繋がってできている
肌を構成する成分で、水分に次いで多いのはタンパク質。その中でもよく知られている成分がコラーゲンで、3本の長い紐状のものがらせん状に絡まった三重らせん構造をしています。その“長い紐”を構成しているのが1000個以上つながっているアミノ酸。イメージするなら、3本がツイストされたビーズネックレス。“ビーズ”がバラバラになったものがアミノ酸で、2個~数10個つながっているものがペプチドと呼ばれます。コラーゲンは17種類の様々な特長を持ったアミノ酸で構成されています。このようにタンパク質とはアミノ酸が数10個以上連なったものなのです。
2.アミノ酸製造・研究のエキスパート
1909年(明治42年)の創業から1世紀を超えて、味の素グループはアミノ酸の製造・研究を続けてきました。味の素(株)バイオ・ファイン研究所では約50年にわたりアミノ酸の皮膚への有用性解明の研究を行ってきました。2010年から取り組んだプロジェクトでは約10年をかけて現代女性の肌を徹底的に研究・解析。アミノ酸と美肌のカギとなる“美肌タンパク質”との関連を解明し、スキンケア製品の開発に応用しています。
3.“食べるアミノ酸”
タンパク質はアミノ酸に分解され血流にのって皮膚に届く
アミノ美肌理論®では、アミノ酸で身体の外側・内側、両面からアプローチをすることで、効率のいい美肌作りにつながると考えます。肉・魚・貝・豆類などタンパク質を多く含む食品やサプリメントを摂ると、消化の過程でタンパク質はアミノ酸に分解され、小腸から吸収されて血管に入ります。その後は血流にのって全身の細胞に届けられ、DNAの設計図に従ってその場所、その時に必要なタンパク質に再構成されます。皮膚では、毛細血管がはりめぐらされた真皮層にアミノ酸が届き、コラーゲンなど美肌を構成するタンパク質が作られます。アミノ酸は肌のもと。十分に供給されることで、タンパク質に満たされた、健康な美肌につながるのです。
4.“塗るアミノ酸”化粧品でタンパク質の材料アミノ酸を届ける
皮膚の表皮、角層は、かすり傷やささくれができても出血しない、血管が通っていない層。内側からアミノ酸は補給されませんが、スキンケア製品を塗ることで配合されているアミノ酸を外側から届けることができます。
味の素社は、皮膚のバリア機能やうるおいに関するメカニズムの研究から、肌をより良い状態に導く独自のアプローチを解明。改善したい肌悩みやトラブルに合わせた処方開発を行っています。また、肌の水分保持で知られている天然うるおい成分・N M F(Natural Moisturing Factor)の半分以上がアミノ酸でできている事実からも、アミノ酸が肌にとって不可欠な成分であることが分かります。
5.内側×外側のアミノ酸Wルート補給で「へこたれない肌」へ
スキンケアで目指すのは、世代に関係なく多くの方が「美肌」と答えるでしょう。その願いを叶えるべく、私たちの提案する「美肌」とは、どのような肌かを考えました。その一つの答えが「へこたれない肌」。仕事、家事、育児などで忙しい日常を過ごす方々にとって、時間は貴重です。思うようなスキンケアができない日もあるでしょう。うっかり日差しを浴びてしまったり、寝不足だったり、かさつきを感じても保湿ができないこともあるでしょう。そんなときでも揺らぎにくい、すこやかでしなやかさのある「へこたれない肌」。そんなタフな美しさを目指せるよう、味の素社は研究・開発の成果を化粧品に込めました。
アミノ酸が働くから、
明日もきっと揺らがない。
肌の不調やエイジングの原因は紫外線や乾燥した空気、大気汚染物質などの外的要因、ストレスや栄養不足、加齢などの内的要因など。
それぞれの悪影響を防ぎ、安定した肌を維持するために必要なアプローチを、様々なアミノ酸の組み合わせで行います。
たとえば、アミノ酸系成分がきちんとした角層を作るプロセスを助けることで肌のうるおいが守られ、乾燥によるシワができにくくなります。化粧品もまた、味の素社が追求するアミノサイエンス®。
アミノ美肌理論®で明日も安心できる肌を育てます。
6.美肌づくりに寄り添いつづけるために
味の素社では、今回の研究によって明らかになった美肌タンパク質とアミノ酸の関係についての発見から、肌悩みごとに最適な“外側から与える”アミノ酸の組合せをデータベース化することに成功。その技術知見を活かした化粧品の開発・提供および美味しさと健康を見つめてきた食関連技術を通して、美肌づくりにこれからも寄り添いつづけます。
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