子どもの熱中症に対する危機意識は!? 保護者の45.3%が低いと回答 明光義塾調べ「子どもがいる家庭の熱中症・暑さ対策に関する実態調査」
・熱中症特別警戒アラートを知っている保護者は64.0% ・5割以上の子どもが近年の夏の暑さが原因で体調不良を経験している
個別指導の学習塾「明光義塾」を全国展開する株式会社明光ネットワークジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山下 一仁)は、小学4年生から中学3年生の子どもを持つ全国の保護者870名を対象に、「子どもがいる家庭の熱中症・暑さ対策に関する実態調査」を実施いたしました。
今年の夏も、全国的に気温が平年より高くなる見通しで、厳しい猛暑が予想されます。環境省は2024年4月から、これまでの「熱中症警戒アラート」に加え、新たに「熱中症特別警戒アラート」の運用を開始し、自発的な熱中症予防行動を積極的に行うよう呼びかけています。ニュースや天気予報、環境省のサイトなどで熱中症に関する情報をチェックし、適切な熱中症予防行動を徹底しましょう。
明光義塾では、昨年に引き続き、「子どもがいる家庭の熱中症・暑さ対策に関する実態調査」を実施しました。熱中症は予防策を知っていれば防ぐことができます。本調査が皆さまのご家庭の熱中症・暑さ対策を見直すきっかけになれば幸いです。
「子どもがいる家庭の熱中症・暑さ対策に関する実態調査」結果概要
結果概要 ①
・45.3%の保護者が子どもの熱中症に対する危機意識が低いと回答
・熱中症に対して子どもの危機意識が低い原因、最多回答は「自分事としてとらえられていない」
結果概要 ②
・暑さ指数(WBGT)を知っている保護者は42.9%、昨年より8.7ポイント上昇
・熱中症特別警戒アラートを知っている保護者は64.0%
一方で、熱中症警戒アラートとの違いを知っている保護者は37.5%
・クーリングシェルターを知っている保護者は28.0%
結果概要 ③
・子どもがいる家庭の75%以上が熱中症対策を実施している
・子どもが実践している熱中症対策、最多回答は「こまめな水分補給」
・7割以上の子どもが夏の暑さが原因で体調不良を経験
また、2割以上の子どもが夏の暑さによる体調不良の頻度が増えている
【Topics】あなたのお子さまの熱中症に対する危機意識についてどのように感じますか?(n=870、単一回答方式)
45.3%の保護者が子どもの熱中症に対する危機意識が低いと回答
小学4年生から中学3年生の子どもを持つ全国の保護者870名を対象に、熱中症に対する子どもの危機意識について質問をしたところ、54.7%が「危機意識が高い」(危機意識が高い:16.1%、どちらかというと危機意識が高い:38.6%)と回答。また、45.3%が「危機意識が低い」(危機意識が低い:9.9%、どちらかというと危機意識が低い:35.4%)と回答しました。
Q1 お子さまの熱中症に対する危機意識が低い原因を教えてください。
(n=394、複数回答方式)
熱中症に対して子どもの危機意識が低い原因、
最多回答は「自分事としてとらえられていない」
子どもは熱中症に対する危機意識が低いと回答した保護者394名を対象に、危機意識が低い原因を質問したところ、最多回答は「自分事としてとらえられていない(36.5%)」、次に「熱中症のリスクを認識できていない(32.5%)」、「家庭で熱中症の危険性について話し合っていない(25.4%)」と続きました。
本格的な暑さが到来する前に熱中症の危険性や、適切な熱中症予防行動について、今一度、ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
Q2 あなたは暑さ指数(WBGT)を知っていますか?
(n=870、単一回答方式)
暑さ指数(WBGT)を知っている保護者は42.9%、昨年より8.7ポイント上昇
暑さ指数(WBGT)を知っているか質問したところ、42.9%が「知っている」(知っている:20.9%、どちらかというと知っている:22.0%)と回答しました。昨年実施した同調査では、暑さ指数(WBGT)を知っていると回答した保護者は34.2%でしたので、昨年よりも8.7ポイント上昇しています。
Q3 あなたは2024年4月から運用が始まった熱中症特別警戒アラートについてどの程度理解していますか?(n=870、単一回答方式)
熱中症特別警戒アラートを知っている保護者は64.0%
一方で、熱中症警戒アラートとの違いを知っている保護者は37.5%
熱中症特別警戒アラート知っているか質問したところ、64.0%が「知っている」(知っている:31.7%、どちらかというと知っている:32.3%)と回答しました。一方で、熱中症警戒アラートとの違いについて知っているかを質問したところ、37.5%が「知っている」(知っている:15.4%、どちらかというと知っている:22.1%)という結果に。名前は知っていても、具体的な内容について理解している保護者は少ないことがわかりました。
【参考情報① 熱中症特別警戒アラートについて】
熱中症警戒アラートは、危険な暑さが予想される場合に、暑さへの「気付き」を促し熱中症への警戒を呼びかけるものです。2024年4月からは、熱中症警戒アラートの一段上の熱中症特別警戒アラートが新たに創設されました。気温がとくに著しく高くなり、熱中症による健康に対する重大な被害が生じるおそれのある場合に発令されます。
(参考)熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/
Q4 あなたはクーリングシェルターを知っていますか?
(n=870、単一回答方式)
クーリングシェルターを知っている保護者は28.0%
クーリングシェルターを知っているか質問したところ、28.0%が「知っている」と回答しました。
熱中症対策として、冷房が効いた民間施設などをクーリングシェルターとして開放する取り組みが広がっています。お子さまの通学路にクーリングシェルターがないか確認してみてはいかがでしょうか。
【参考情報② クーリングシェルターについて】
クーリングシェルターとは、熱中症による健康被害を防ぐため、自治体が指定した冷房の効いた施設のことです。「熱中症特別警戒アラート」が発令された際に、一般に開放され、住民が暑さをしのげる場所となります。
(参考)熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/doc_shsa.php
Q5 あなたのご家庭では夏季期間中、熱中症対策をしていますか?
(n=870、単一回答方式)
子どもがいる家庭の75%以上が熱中症対策を実施している
夏季期間中、熱中症対策をしているか質問したところ、75.1%が「熱中症対策をしている」(熱中症対策をしている:28.0%、どちらかというと熱中症対策をしている:47.1%)と回答しました。
Q6 あなたのお子さまが実施している熱中症対策を教えてください。
(n=654、複数回答方式)
子どもが実践している熱中症対策、最多回答は「こまめな水分補給」
ご家庭で熱中症対策を実施していると回答した保護者654名を対象に、子どもが実施している熱中症対策について質問したところ、最多回答は「こまめな水分補給(73.5%)」、次に「帽子の着用(51.2%)」、「室内を適切な温度に調節(49.1%)」と続きました。
Q7 あなたのお子さまは近年の夏の暑さが原因で体調を崩すことはありますか?
(n=870、単一回答方式)
7割以上の子どもが夏の暑さが原因で体調不良を経験
2割以上の子どもが夏の暑さによる体調不良の頻度が増えている
近年の夏の暑さが原因で子どもが体調を崩したことがあるか、またその頻度に変化があるか質問したところ、70.4%が「体調を崩すことがある」と回答しました。また、21.6%は「体調を崩すことがあり、頻度が増えている」(体調を崩すことがあり、頻度が増えている:6.4%、体調を崩すことがあり、どちらかというと頻度が増えている:15.2%)と回答しました。
<調査概要>
有効回答数 小学4年生~中学生3年生の子どもを持つ全国の保護者870名
調査期間 2024年5月24日~2024年5月27日
調査方法 インターネットリサーチ調べ
※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります。
※本リリースによる調査結果をご利用いただく際は、「明光義塾調べ」と付記のうえご使用くださいますようお願い申し上げます。
■株式会社明光ネットワークジャパン(https://www.meikonet.co.jp)
事業内容:企業としてPurpose(パーパス:存在意義)を“「やればできる」の記憶をつくる”、Visionを“「Bright Light for the Future」人の可能性をひらく企業グループとなり、輝く未来を実現する”と掲げ、個別指導塾「明光義塾」を始め、さまざまな教育サービスを運営・フランチャイズ展開しています。
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