Mojo Visionとメニコン スマートコンタクトレンズに関する共同開発契約の締結

株式会社メニコン


                                                                                                                            Mojo Vision Inc.
                                                                                                                            株式会社メニコン


Mojo Vision Inc.(本社:カリフォルニア州サラトガ、代表取締役:Drew Perkins)並びに、株式会社メニコン(本社:名古屋市中区葵三丁目21-19、代表執行役社長:田中英成)は、2020年9月21日、スマートコンタクトレンズの共同開発契約を締結したことをご報告申し上げます。

インビジブル・コンピューティングを追求するMojo Visionは、長年にわたる科学研究と多数の特許技術に裏付けられた技術革新で、初の本格的スマートコンタクトレンズであるMojo Lensの開発に取り組んでいます。拡張現実(AR)を利用したMojo Lensは、視界を遮ったり、目の動きを制限したり、コミュニケーションを阻害することなく、ユーザーの自然な視野に画像や記号、テキストを重ねて表示します。一方、日本で初めて角膜コンタクトレンズを実用化して以来、約70年間に渡り革新的な製品を提供してきた国内最大手のコンタクトレンズメーカーであるメニコンは、素材及びレンズデザインの開発に始まり、レンズやケア用品の製造など、コンタクトレンズ関連の全事業領域に対する豊富なノウハウを持っております。

今回の契約により、Mojo Visionとメニコンは、メニコンのガス透過性コンタクトレンズの研究開発とコンタクトレンズの製造における数十年の実績と、Mojo Visionのスマートコンタクトレンズのマイクロエレクトロニクス、システム統合、および消費者向け製品におけるイノベーションを適用し、我々の専門知識を活用したスマートコンタクトレンズに関するフィジビリティ・スタディを開始します。提携領域は、スマートコンタクトレンズに関するレンズ素材、レンズケア、フィッティングを中心としたものとなります。このフィジビリティ・スタディが成功した場合、Mojo Visionとメニコンは、将来に向けた広範な提携を展開いたします。

Drew Perkins (Mojo Vision CEO兼共同創設者)
「メニコンとの共同開発契約は、当社とMojo Lensにとっては大きな一歩です。当社では、スマートコンタクトレンズ技術の開発を継続的に進めていく中で、メニコンとの提携によって、開発の進展を促進する貴重な知見が得られるでしょう。我々は、メニコンの経験豊富な専門家チームから、コンタクトレンズ研究開発に関する重要な専門知識が得られると考えています。我々の長期にわたる生産的な協働関係を期待しています。」

田中 英成(株式会社メニコン代表執行役社長)
「今回のMojo Visionとの契約は、当社の技術イニシアチブ拡大における重要な一歩です。メニコンは、これまで70年間にわたり日本におけるコンタクトレンズのパイオニアとして、安心安全であり、同時に革新的なレンズをお届けすることを目指してまいりました。現在も、世界中のコンタクトレンズユーザーに、より良い視力を提供するべく挑戦を重ねております。当社と目指す方向を同じくするMojo Visionは、将来の新しいコンタクトレンズの使用に向けたビジョンと技術プラットフォームを持つ革新的企業です。我々は、画期的な製品開発の実現を可能にする技能と技術を結集することができると考えています。」


Mojo Visionについて
Mojo Visionは、アイデアや情報の融合、そして人の交流を再構築する製品やプラットフォームの開発を専門とし、インビジブル・コンピューティングを追求する企業です。先駆的な製品やプラットフォームの開発で数十年の実績を有する技術者によって創立され、New Enterprise Associates(NEA)、Khosla Ventures、Gradient Ventures、KDDI Open Innovation Fundなど、世界をリードする技術投資家の支援を受けており、これまでの資金調達総額は1億5900万ドルを超えています。

初の本格的スマートコンタクトレンズであるMojo Lensは、画面を見下ろすことを強制したり、人や周辺の景色への焦点を外したりすることなく、ユーザーが望む有用でタイムリーな情報をビルトイン・ディスプレイにより提供する技術です。Mojo Visionは、この目を見張るような技術を「インビジブル・コンピューティング」と呼んでいます。これは、情報を即時に、邪魔にならない形で、ハンズフリーで入手可能にするプラットフォームであり、これによって、より自由で正確なコミュニケーションを実現します。

Mojo Lensには、史上最小かつ最高密度のダイナミックディスプレイ、コンピュータビジョン用に開発された超省電力イメージセンサー、高帯域幅の低電力無線通信器、高精度のアイトラッキングおよびぶれ補正用モーションセンサーなど、画期的な独自の技術が多数取り入れられています。Mojo Lensは研究開発段階であり、販売していません。

Mojo Visionの詳細はオンラインでご覧いただけます(https://mojo.vision)。


メニコンについて
愛知県名古屋市を拠点とし、世界80ヵ国に代理店を有する株式会社メニコンは、材料開発からレンズのデザイン、レンズおよびレンズケア用品の製造まで、コンタクトレンズ関連の全事業領域を専門的に手がけております。幾多の革新的製品や、眼科医でもある社長:田中 英成が考案したメルスプランなどのサービスを通じ、「より良い視力の提供を通じて広く社会に貢献する」ことを企業スローガンとし、レンズに関する安全性を最重視したサービスの提供しております。メニコンは、ユーザーの快適性と利便性を最大限に高める革新的なレンズパッケージ「Smart touch」仕様の1日使い捨てレンズ、および関連製品の幅広いポートフォリオを提供しています。

詳細は https://www.menicon.co.jp/ をご覧ください。

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会社概要

株式会社メニコン

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URL
https://menicon.co.jp
業種
製造業
本社所在地
愛知県名古屋市中区葵3ー21ー19
電話番号
052-935-1187
代表者名
田中英成 / 川浦康嗣
上場
東証プライム
資本金
54億8756万円
設立
1957年07月