中国、西安工場が「2018年度(第8回)GOOD FACTORY賞」を受賞
ブラザーグループで初めて
ブラザー工業株式会社(社長:佐々木一郎)のマシナリー事業の生産拠点である兄弟機械(西安)有限公司(以下、西安工場)が、ブラザーグループで初めて一般社団法人日本能率協会の「2018年度(第8回)GOOD FACTORY賞」を受賞した。
「GOOD FACTORY賞」は、日本およびアジア地域で工場の生産性向上、品質向上をはじめさまざまな体質革新活動へ取り組んでいる事例に着目し、そのプロセスや成功要因、現場の知恵、働く人々の意識改革、社会的貢献などの内容を幅広く取り上げ、その成果を日本製造業の範として表彰する制度。
西安工場は、4つある表彰カテゴリー※のうち、「ものづくり人材育成貢献賞」を受賞した。審査員から以下の点が特に高く評価されたことが受賞につながった。
ナショナルスタッフの積極的な育成と自律化推進
ナショナルスタッフ(中国現地スタッフ)が中心となったスキル向上のための自主的な勉強会の企画・展開、組織を越えた積極的なノウハウの共有、職場内の小集団で行う業務改善活動「QC活動」などが行われている。
人材育成活動と改善活動の一体運営
継続的な改善活動の実施を通じた人材育成。活動の継続からさらに高いレベルの改善に取り組む好循環が形成されている。
良好なコミュニケーションによる活動活性化
各職場において改善成果、学びを共有する機会が日常化され、全社で良い行動例を共有・称賛し合う「イイねシステム」など、良好なコミュニケーションが取れる体制が構築されて各種活動の基盤となっている。
独自の工場文化の醸成
ブラザーグループの基本方針である「グローバル憲章」に独自の解釈を加えて従業員への浸透を図り、一体感ある工場文化が醸成されている。
【受賞工場概要】
会社名 : 兄弟機械(西安)有限公司
所在地 : 中国陝西省西安高新開発区上林苑三路40号
代表者 :(董事長・総経理)松尾 博巳
設立 : 2001年8月3日
従業員数 : 972名(2018年3月31日時点)
生産製品 : 工業用ミシン、工作機械
ブラザーグループでは今回の西安工場の受賞を励みとし、製造における生産性や品質の向上、改善活動、安全な職場づくりに向け、積極的に取り組んでいく所存だ。
※:ものづくり人材育成貢献賞のほか、ものづくりプロセス革新賞、ものづくりCSR貢献賞、ファクトリーマネジメント賞がある
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