朝比奈一郎氏が地域活性アドバイザーに就任

~地域活性化の専門家を迎え、自治体や交通事業者との協働で移動最適化を推進。官民連携を強化し、シェア乗りの社会実装に向けた取り組みを加速~

株式会社NearMe

 移動に関する課題解決に取り組むソーシャルデザインカンパニーである株式会社NearMe(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙原幸一郎、以下「ニアミー」)は、内閣府や総務省、観光庁などで地域活性化やまちづくり政策に携わり、官民連携の分野で豊富な実績を有する、青山社中株式会社 筆頭代表CEOの朝比奈一郎氏を地域活性アドバイザーとして迎えることをお知らせいたします。

背景

 日本では、少子高齢化や地域公共交通の縮小により、多くの地域で移動手段が不足する「交通空白地帯」の課題が深刻化しています。この問題に対応するため、国土交通省は昨年11月に『「交通空白」解消・官民連携プラットフォーム』を発足し、自治体・交通事業者・企業が連携して持続可能な移動手段の確立に取り組んでいます。 さらに、2025年4月からは「地域交通DXの推進に向けた相乗りタクシーの活用促進のための実証調査業務」を開始します。その実証調査の一つとして、過疎地域や観光地などでのタクシー不足に対応する「リアルタイム相乗りタクシーマッチング」の仕組みに、ニアミーの独自の技術が採択されました。

 ニアミーはこれまでもシェア乗りサービスを通じて地域の移動課題に取り組んできましたが、今後は政府との連携をより強化し、「交通空白地帯」の解消に向けた取り組みをさらに推進していきます。

 また、持続可能な移動モデルの構築を加速させるため、内閣府「クールジャパン」での地域プロデューサーでの経験をはじめ、地方創生・地域活性化分野での豊富な知見を持つ朝比奈一郎氏を地域活性アドバイザーに迎えることとなりました。 

 今後は、朝比奈氏とともに自治体や交通事業者との連携をより一層深め、地域ごとの課題に応じた移動手段を創出し、持続可能な移動環境の実現を目指してまいります。

朝比奈 一郎氏 コメント

地域における移動は、生活の質や地域経済に直結する重要なテーマです。私は約20の自治体でアドバイザーや委員会座長等を務めてきていますが、強く意識するのは、産業人主体で課題解決を図る「官民連携」の重要性です。移動の担い手不足が顕著となる中、行政のみでの問題解決は困難です。民の知恵とリソースの活用が鍵となります。ニアミーが掲げる「移動の「シェア」で地域の社会問題を解決する」は、官民連携の体現そのものです。私も自らの経験を活かし、ニアミーのサービスの普及に務めます。

創業者の髙原さんは私が主宰する青山社中リーダー塾生でした。地域の課題解決を夢に掲げ、相乗りサービスから始めたいと相談され、強く共感して最初の株主の一人となりました。共に夢を追いかけたいと思います。

<プロフィール>

経済産業省においてエネルギー政策やインフラ輸出政策などに携わり、「新しい霞ヶ関を創る若手の会(プロジェクトK)」初代代表を務めた後、2010年に青山社中株式会社を設立し、筆頭代表CEOとして政策支援やリーダー育成に従事。

また、内閣府や総務省などの公職を歴任し、地方創生や観光振興に幅広く関与。全国の自治体アドバイザーとして経済・人材戦略を支援している。さらに、企業の経営アドバイザーや社外取締役としても活躍し、官民連携を活かした持続可能な地域交通やMaaSの推進に取り組んでいる。

株式会社NearMe 代表取締役社長 髙原幸一郎 コメント

このたび、政策支援や地域活性化の分野で豊富な経験を持つ朝比奈一郎氏を地域活性アドバイザーに迎えることができ、大変嬉しく思っております。近年、少子高齢化や公共交通の縮小により、多くの地域で移動手段が不足する「交通空白地帯」の課題が深刻化しています。また、ライドシェアの一部解禁から1年が経過し、新たな移動のあり方が求められる中、人口減少地域での公共交通の維持や、インバウンド増加に伴う移動手段の確保といった課題に対処するため、官民が連携し、効率的かつ持続可能な交通モデルを構築する重要性が一層高まっています。ニアミ―は、シェア乗りを活用した移動サービスを通じ、さまざまな移動課題に取り組んできました。朝比奈氏の知見を活かし、自治体や交通事業者とのスムーズな連携はもちろん、地域ごとの課題に応じたソリューションを提供することで、日本国内の移動課題の解決に貢献してまいります。

「NearMe」について

「NearMe」は、独自のAIを活用した最適なルーティングで、出発地から目的地までの移動をドアツードアで結ぶタクシーのシェアサービスです。その中でも、空港とその周辺の都市部を結ぶ空港送迎型の『エアポートシャトル』は、2019年8月のサービス開始から、 多くの方にご利用いただき、累計予約人数100万人※1を達成しました。現在は、全国16の空港※2(羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西空港、新千歳空港、中部国際空港、福岡空港、那覇空港、旭川空港、帯広空港、青森空港、仙台空港、静岡空港、南紀白浜空港、徳島空港、北九州空港)と、空港周辺の都市部でご利用いただくことができます。対象エリアであれば、出発地となるご自宅から空港、そして空港から最終目的地まで一気通貫でつながるため、公共交通機関の乗り換えがなくなるなど、ストレスフリーな移動体験を提供することができます。また、貸切送迎サービスや、東京都と千葉県全域のゴルフ場と東京都23区内を結ぶゴルフシャトルなど、シチュエーションに応じて様々な移動のニーズに対応するための各種サービスを展開しています。
その他、これまでは公共交通機関のみだとアクセスに課題が残るスポーツ観戦や、観光二次交通の課題解消、高齢者の移動支援サービスのAIデマンドシステムなど、地域が独自に抱える移動課題の解消を目指した様々な実証事業を自治体などと連携して行っています。

※1 2025年1月時点。
※2 旭川空港、帯広空港、仙台空港、静岡空港は貸切送迎サービスのみ。


■自治体版ライドシェア/日本版ライドシェアに関するお問合せフォーム
https://forms.gle/86crBvCKjcKqaLze9


会社概要

会社名 :株式会社NearMe

所在地 :東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町

代表者 :代表取締役 髙原幸一郎

設立  :2017年7月18日

URL      :https://nearme.jp/

移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が、自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会を実現することをミッションに掲げ、まずは、リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献するマッチングプラットフォームになるべく、シェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動をスタート。

2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を確立。この技術を活用し、不特定多数ではなく少人数かつ誰が乗車したか追跡できる方法で活用していただける街中相乗りサービスなどを展開しています。なお、ニアミーは、2023年4月、経済産業省が行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載。週刊東洋経済(発行:東洋経済新報社)の『「すごいベンチャー100」2023年最新版』、日経クロストレンド(発行:日経BP社)の「未来の市場をつくる100社【2024年版】」にそれぞれ選出。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(主催:一般社団法人日本自動車工業会)の開催期間内に行われた日本最大級のピッチイベント『Pitch Contest & Award』でクランプリを獲得。デロイト トーマツ グループが発表したテクノロジー企業成長率ランキング

「Technology Fast 50 2024 Japan」では、333.8%の収益(売上高)成長を記録して17位で2年連続の受賞。

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会社概要

株式会社NearMe

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URL
https://nearme.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
電話番号
-
代表者名
髙原幸一郎
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年07月