2021年“新築一戸建て購入後30年以上住んでいる人に聞く「一戸建て修繕の実態」調査”
平均築年数36.8年で修繕費の平均総額532.1万円
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)は、全国の新築一戸建てを購入し、そこに30年以上住んでいる人398名を対象に、「一戸建て修繕の実態」に関する調査を行いました。
実際に新築一戸建ての購入者は築年数を経ていく過程でどれくらいの修繕をし、どれくらいの費用をかけているのか、自分で修繕をしたことがあるのか、一戸建ての寿命等の実態を調べてみました。
実際に新築一戸建ての購入者は築年数を経ていく過程でどれくらいの修繕をし、どれくらいの費用をかけているのか、自分で修繕をしたことがあるのか、一戸建ての寿命等の実態を調べてみました。
<トピックス>
- これまでにかけた平均修繕費 木造470.2万円、鉄筋・鉄骨造 617.7 万円、平均総額 532.1 万円
- 修繕費は毎月積み立てていない 91.7%
- 修繕場所1位「外壁」75.9% 、2 位「屋根」69.3%、3位「トイレ」68.8%
- 自分で修繕した経験がある 37.2%
- 一戸建ての寿命 平均 56.6年
<調査結果>
- これまでにかけた平均修繕費 木造470.2万円、鉄筋・鉄骨造 617.7万円、平均総額 532.1万円
これまでに住宅修繕にかけた合計費用は、平均532.1万円でした。住宅タイプ別でみると、木造が平均470.2万円、 鉄筋・鉄骨造が617.7万円と、鉄筋・鉄骨造の方が140万円以上多く修繕費をかけています。また、築年数別でみると、特に鉄筋・鉄骨造で築年数が古くなるほど費用が高くなる傾向がうかがえます。
- 修繕費を積み立てている 8.3%、積み立てていない 91.7%
Q. 毎月積み立てている金額は?
Q. 毎月積み立てていない方に聞きました。修繕費にあてた項目は?
修繕費を毎月積み立てている人は、8.3%でした。月額では平均2.5万円積み立てているようです。毎月積み立てて いない人に修繕費にあてた項目を聞いたところ、「貯金(修繕費のために積み立てていないもの)」が76.7%と7割以上を占めました。
- 修繕場所1位「外壁」75.9%、2位「屋根」69.3%、3位「トイレ」68.8%
(対象:398名、有効回答:398名、フリーアンサー)
- 自分で修繕した経験がある 37.2%
Q. 自宅の修繕を自分自身で行った場所は、どこですか?
(対象:「自分自身で修繕を行ったことがある」と回答した148名、複数回答)
修繕を自分自身で行ったことがある人は、37.2%でした。実際に自分で修繕を行った場所を聞いたところ、「壁紙・内壁」が 21.6%とトップ、「外壁」「トイレ」が 16.9%と続きました。近年おうち時間でDIYをする人も増え、一戸建ての修繕も自ら行う人が増えているのかもしれません。
- 修繕について不動産会社から説明を受けたいこと 「建物の経年劣化について」44.4%
(対象:「不動産会社から説明を受けていない」と回答した324名、複数回答)
住宅購入時にどんなことが知りたかったか聞いたところ、「建物の経年劣化について」がトップ、次いで設備の経年劣化についてとなりました。購入者が予測しにくい、将来的にどのような費用負担が発生しそうなのか、が気になるポイントのようです。
- 一戸建ての寿命 平均56.6年
一戸建ての寿命についてきいてみました。木造に比べると鉄筋・鉄骨造のほうが長いと捉えられているようですが、 平均値をみると両タイプとも56.6年でした。
<調査概要>
■調査対象/全国の、新築一戸建てを購入し、そこに30年以上住んでいる人398名
木造/建売住宅 75人
木造/注文住宅 163人
鉄筋・鉄骨/建売住宅 28人
鉄筋・鉄骨/注文住宅 132人
■調査方法/インターネットによるアンケート調査
■調査期間/2021年7月27日(火)~30日(金)
※小数第2位を四捨五入しているため、合計100%にならない場合があります。
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