1971-1989年までの甲子園の名勝負を大特集!『昭和40年男』増刊「あゝ夏の甲子園 昭和の高校野球、熱闘の軌跡」が 2023/7/26 に発売。
昭和40年男 × 夏の甲子園
昭和40年男を作った昭和のエンタメ・カルチャー
人間は未来ではなく、過去でできている。そして、未来のヒントは過去にある。
昭和40年男が歩いてきた昭和をタイムトラベルしつつ、その出来事や物事、影響力を細かく検証しながら、文化の大河を一つひとつひもといていきます。
本増刊はこれまで『昭和40年男』に掲載された甲子園に関連する記事を中心に、加筆修正し新たなインタビュー記事を加えた歴史的・資料的価値も高い一冊となっています。
あゝ夏の甲子園
夏休みの思い出は甲子園とともにある。林間学校で、並べて敷かれた布団をめがけてヘッドスライディングをして先生に怒られたこと。テレビでバンビ・坂本が「イルカの『なごり雪』が好き」と言っていたのを観て、そのレコードを買ったこと。『アサヒグラフ』を楽しみにしていたことなど…そんな思い出が誰しもあるのではないだろうか。そんな多くの高校野球ファンに捧げる本誌は1971~89年までの数多くの名勝負を、当事者の取材をもとにその「ドラマ」をまとめた一冊。高校野球の魅力よ永遠に。
レジェンドインタビュー 荒木大輔
1980年、彗星のごとく甲子園に現れた早稲田実業・荒木大輔。空前の“大ちゃんフィーバー”が過熱するなか、荒木は3年の夏まですべての甲子園のマウンドに立ち続けた。ここでは早実野球部の絆と大人びた気風、本当の強豪校との対決、自らも憧れた“甲子園スターの継承”などとともに甲子園への思いを聞く。
【昭和49年 鹿児島実】東海大相模を下し、定岡正二がスターになった夏。
1974年夏の準々決勝。原 貢・辰徳の親子鷹で鳴らす優勝候補・東海大相模を下したのは、定岡正二を中心とした鹿児島実業だった。一夜にして無名のエースをスターに押し上げた名勝負を定岡が振り返る。
【昭和52年 東邦】1年生“バンビ”坂本が熱投 サヨナラ被弾で悲劇のアイドルに。
かわいらしいルックスとは裏腹の、度胸満点の投げっぷり。1977年夏の甲子園で東邦の1年生投手・坂本佳一がチームを準優勝に導く好投を見せる。因縁の“名電”を倒すために一般受験での入学から強豪野球部の門を叩いた少年は、甲子園アイドル“バンビ”として一躍時の人となった。
【昭和54年 箕島】甲子園が演出した史上最高の試合を制し、春夏連覇を達成。
高校野球史上最高の試合のひとつとして、今も語り継がれる1979年夏の3回戦、箕島対星稜。多くの昭和40年男の記憶にも刻まれていることだろう。劇的な展開が続いたこの試合を経て、公立高校初の春夏連覇を果たした箕島高校の奇跡を追う。
【水野雄仁が語る】夏春連覇を成し遂げた甲子園の想い出。
いつの時代も日本人を虜ににする“甲子園”の3文字。その魅力はどこにあるのか。“甲子園の申し子”の一人、池田高校野球部出身の水野雄仁に話を聞いた。
あゝ夏の甲子園 contents
006 あゝ夏の甲子園
008 レジェンドインタビュー
荒木大輔
016 昭和46年 桐蔭学園
創部6年目の無名校が快挙 小さな大投手を下し夏制覇!
020 昭和47年 日大櫻丘
ジャンボ仲根の快投で東京の新星が春夏の甲子園で大躍進。
024 昭和48年 作新学院
怪物投手・江川 卓、銚子商戦で雨中の熱闘。
028 昭和48年 広島商
怪物を攻略し、劇的サヨナラで頂点に!
032 【島村洋子の甲子園コラム】①
原 辰徳くんのお嫁さんになれますように。
034 昭和49年 鹿児島実
東海大相模を下し、定岡正二がスターになった夏。
038 昭和49年 銚子商
怪物に投げ勝った男 土屋正勝が有終の美を飾る。
042 昭和50年 習志野
千葉県勢初優勝のエースが8年後に監督で再び頂点に!
046 昭和51年 桜美林
強豪相手も負ける気がしない。泥くさくカッコつけずに初出場で夏を制す!
050 昭和52年 東邦
1年生“バンビ”坂本が熱投 サヨナラ被弾で悲劇のアイドルに。
054 昭和53年 PL学園
準決勝・決勝で劇的サヨナラ “逆転のPL”が悲願の初優勝。
058 昭和54年 箕島
甲子園が演出した史上最高の試合を制し、春夏連覇を達成。
062 昭和54年 浪商
牛島和彦、細身の身体にみなぎる反骨心で甲子園を席巻!
066 【島村洋子の甲子園コラム】②
甲子園球場という名のエンターテイメント。
068 昭和55年 愛甲 猛が振り返る
ど根性と反骨精神がモチベーションだった横浜高校時代。
072 昭和55年 横浜
愛甲・安西を中心とした高校野球史に残る伝説のチーム。
076 昭和56年 報徳学園
金村義明が大活躍!夏のヒーローが激動の一年を語る。
080 昭和56年 名古屋電気
工藤公康、“完成”していた衝撃のカーブで夏を斬る。
084 甲子園トリビア!
聖地を取り巻く摩訶不思議。
086 昭和56年 京都商
在日韓国人選手が初の本名登録 韓 裕が聖地で宿した思い。
090 昭和57年 池田
甲子園にこだましたやまびこ打線。
094 水野雄仁が語る
夏春連覇を成し遂げた甲子園の想い出。
096 昭和57年 佐賀商
新谷 博がノーヒットノーラン達成。
100 昭和58年 横浜商
マリンブルーの風に乗って、春夏準優勝。
104 昭和59年 取手二
職業監督と雑草軍団がテッペンに立った。
108 水島マンガが未来を予言?
『ドカベン』とリアル高校野球とのシンクロ。
110 昭和59年 福井商
青空に響き渡った新たなる選手宣誓 自分の言葉で伝える。勘違いが歴史を変えた。
114 昭和60年 PL学園
劇的サヨナラ勝利に歓喜の輪 KKコンビが有終の美を飾る。
118 昭和61年 松山商
明暗を分けた“まさかの一球” 藤岡雅樹が頂点に迫った夏。
122 昭和62年 PL学園
投打に圧倒! KKコンビを凌ぐ最強世代が春夏連覇。
126 昭和62年 東亜学園
最も美しいフォーム 川島 堅が最後の夏に快“投”乱麻!
130 昭和63年 福岡第一
俺が一番。負けるわけがない エース・前田幸長の絶対的自信。
134 平成元年 帝京
激闘を投げ勝った吉岡雄二 “東の横綱”悲願成就なる。
138 【島村洋子の甲子園コラム】③
高松商 河地良一が投じた205球目の行方。
140 あゝ夏の甲子園 忘れじの高校球児
142 1946~89年 夏の甲子園出場校
▼ 雑誌情報
誌名:昭和40年男増刊『あゝ夏の甲子園』9月号増刊
タイトル:『あゝ夏の甲子園』昭和の高校野球、熱闘の軌跡
発売日:2023年7月26日
定価(税込):¥1,480
発行:株式会社ヘリテージ
▼昭和40年男
日本全国で約90万人いる想定読者に向けて、「ノスタルジックな想い出が呼ぶ共感」「自らの文化的ルーツを探る」「明日への元気と夢を満載」ということをテーマに刊行して参りました。未来のヒントは過去にある。昭和40年男が歩いてきた昭和をタイムトラベルしつつ、その出来事や物事、影響力を細かく検証しながら、文化の大河を一つひとつひもといていきます。
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株式会社ヘリテージ
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