WOVN.api 新機能「Markdown 翻訳対応」リリース
〜より多くのシステムとの多言語翻訳連携を可能に〜
このたび、Wovn Technologies株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 鷹治、以下 WOVN)が提供する多言語化 API ソリューション『WOVN.api(ウォーブン・ドットエーピーアイ)』は、Markdown 記法のテキスト翻訳に対応できる新機能をリリースいたしました。従来のプレーンテキスト形式および HTML 形式の翻訳対応に加え、Markdown 記法で書かれたテキストの翻訳を行うことが可能となり、より多くのシステムとの多言語翻訳におけるスムーズな連携を実現します。
■Markdown 翻訳の概要
これまで WOVN.api では、プレーンテキスト形式と HTML 形式における多言語翻訳をサポートしてまいりました。本新機能では、前述の2つの形式に加え、Markdown 記法で書かれたテキストへの多言語翻訳対応を可能にします。
Markdown は、テキスト形式の文書をシンプルで直感的な記述方法で表現するための言語です。この記述方法は、プレーンテキストの読みやすさを維持しつつ、段落や表、画像などを含む複数のセクションに分割された文書を作成するのに十分な表現力を備えています。
従来の機能では、Markdown テキストを機械翻訳すると、「**」や「##」といった Markdown 記法で使用される記号が通常の記号として解釈されてしまい、Markdown 書式が崩れてしまう事象が発生していました。
さらに、Markdown 記法では、改行やスペースが表示に影響を与えるため、非常に重要ですが、機械翻訳エンジンが翻訳対象を HTML 形式として解釈してしまうと、改行やスペースは表示に影響しない余分な記号と認識され、削除されてしまうことがあります。
こうした背景を踏まえ、今回 Markdown 記法のテキスト翻訳に対応した新機能をリリースいたしました。
■Markdown 翻訳対応の主なメリット
1. CMS や SaaS の多言語機能との親和性が高い
各種 CMS や SaaS サービスには、すでに多言語機能をシステムとして組み込んでいるものも多く存在します。ですが、適切な機械翻訳が行われず、翻訳修正に複雑な手間がかかってしまうケースがあります。そこで、既存 CMS、SaaS サービスの多言語翻訳の面において WOVN.api と連携することにより、Markdown 記法で入力した翻訳をそのままデータベースに保存でき、また翻訳の修正も Markdown テキストの書き換えで容易に行うことができます。多言語化されたページを個別に生成・管理する CMS や SaaS であっても、WOVN.api との連携により翻訳管理を一元化することが可能になります。
2. WOVN の多言語翻訳における各種の強みを活かすことができる
WOVN.api との連携により、WOVN の多言語翻訳機能の強みである、用語集登録や自動翻訳機能を活用でき、人力による容易な翻訳修正も行うことが可能です。Markdown 記法への翻訳対応により、多言語サイトの翻訳を管理しやすい環境の提供を実現します。
■WOVN.api について(https://mx.wovn.io/)
WOVN.api は 「世界中の人が、すべてのデータに、母国語でアクセスできるようにする」をミッションに、最大43言語・77のロケール(言語と地域の組み合わせ)に多言語化し、海外戦略・在留外国人対応を成功に導く多言語化 API ソリューションです。
WOVN.api は、HTML 化されていない情報の多言語対応が可能であり、様々な外部機能との連携を実現します。
WOVN.api のインターフェースを通じて授受されるデータに対して、WOVN の多言語化のコア機能と連携することにより、WOVN.io がもつサービスも合わせてご利用いただくことが可能になります。
企業情報
会社名 : Wovn Technologies株式会社
所在地 : 東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山9F
代表者 : 代表取締役社長 林 鷹治
設立 : 2014年3月
資本金 : 53億6,701万円(資本準備金含む)※2021年9月1日現在
事業内容 : Web サイト多言語化ソリューション「WOVN.io」、
アプリ多言語化ソリューション「WOVN.app」の開発・運営
会社 HP : https://wovn.io/ja/
本件に関するお問い合わせ
Wovn Technologies株式会社 広報 大森
prtm@wovn.io
03-6434-0246
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