学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、教育出版のデジタル教科書とのアプリケーション間連携機能を実装、キュビナ導入自治体の小学校にて実証を開始
株式会社COMPASS(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 潤、以下 COMPASS)はこのたび、提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」と、教育出版株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:伊東 千尋、以下 教育出版)が提供するデジタル教科書との連携において、アプリケーション間の連携機能を実装いたしましたことをご報告いたします。またその機能を使用し、かねてよりキュビナを導入いただいている留萌市(北海道)、那須町(栃木県)、新座市(埼玉県)(順不同)の小学校にて、デジタル教科書とAI型教材の連携による学習効果に関する実証を実施してまいります。
GIGAスクールの1人1台端末環境において、さまざまなデジタルサービスの導入・活用が学校現場で進み、教育データの利活用が次なるテーマとして注目される中、COMPASSはこれまで子どもたちの「個別最適な学び」の実現のため、子どもたちを中心としたサービスの垣根を越えた連携に積極的に取り組んでまいりました。
その中でも、学校教育の主たる教科書と教材がシームレスに接続することは、子どもたちの「個別最適な学び」に必要不可欠とCOMPASSは捉えており、文部科学省検定済の教科書に準拠した問題をキュビナのAIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて出題し個別最適に学ぶことができる「キュビナ 教科書×AI コンテンツ」のリリースを進めてまいりました。
そしてこのたび、キュビナと教育出版が提供するデジタル教科書とのアプリケーション間の連携機能の実装が完了いたしました。本機能は、教科書に準拠した問題を搭載したキュビナのAI型教材とデジタル教科書を接続することで、より学びやすく、より個別最適に学ぶことができることを目的としております。
また、この機能を使用し、かねてよりキュビナを導入いただいている留萌市(北海道)、那須町(栃木県)、新座市(埼玉県)の小学校にて連携による学習効果の実証を行ってまいります。
<アプリケーション間連携機能について>
デジタル教科書と、教科書に準拠した問題を搭載したAI型教材「キュビナ」の連携
デジタル教科書と、教科書に準拠した問題を搭載したキュビナのAI型教材を接続することで、子どもたちにとってより学びやすく、より個別最適に学ぶことができます。
キュビナからデジタル教科書へ
キュビナの問題画面に表示された教科書のアイコンをタップすることで、対応するデジタル教科書の該当ページにジャンプし、教科書で学習することができます。一つひとつの問題だけではなく、単元単位、より細かい小単元ごと、さらに細かい問題グループごとに、デジタル教科書へ連携しています。
<自治体における実証概要>
留萌市(北海道)
◆対象児童:留萌市の小学校6年生 計101人
◆対象科目:算数・社会
◆実証期間:2024年9月~2024年12月
那須町(栃木県)
◆対象児童:那須町の小学校5・6年生 計153人
◆対象科目:算数
◆実証期間:2024年9月~2024年12月
新座市(埼玉県)
◆対象児童:新座市の小学校5・6年生 計256人
◆対象科目:理科
◆実証期間:2024年9月~2024年12月
<(参考)2024年2月21日付プレスリリース>
「学習eポータル+AI型教材「Qubena (キュビナ) 」、教育出版のデジタル教科書と連携・実証を来年度実施、学習効果に関する検証やメタデータのあり方を検討」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000024557.html
<(参考)2022年8月12日付プレスリリース>
「AI型教材「Qubena(キュビナ)」北海道留萌市で正式採用〜市内の全小中学校7校へ導入、約1,100人が利用〜」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000024557.html
<(参考)2022年4月18日付プレスリリース>
「AI型教材「Qubena(キュビナ)」埼玉県新座市で正式採用〜市内の全小中学校23校へ導入、約8,000人が利用〜」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000024557.html
◆教育出版について
URL:https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/
創業以来、教育の「現場とともに」歩みながら、教科書をとおして子どもたちの成長を支援してまいりました。では、子どもたちにとって、教科書を手にする喜びとはなんでしょうか。
例えば「これはなんだろう?」という好奇心と「もっと知りたい」という探究心が、学ぶ喜びであると私たちは考えます。だからこそ子どもたちが「わかった!」というときの輝くような笑顔を思い描き、教科書をつくり続けてきたのです。
「人生100年時代」といわれる今、「学び」は、すべての人にとって、いっそう大切なことになりました。学ぶことは楽しいものです。人は好奇心や探究心をもって学び続けることで、自らの人生を豊かにできます。
教育出版は、これからも「学び」の可能性を広げ、新しい技術を積極的に取り入れながら、人と社会に貢献する、そのような会社であり続けます。
◆COMPASSについて
AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材「Qubena」を開発し、2021年度には小学校・中学校の5教科対応版をリリース。2022年9月にはMEXCBTとの連携を行い、学習eポータル+AI型教材「Qubena」として学習eポータルのサービス提供を開始しました。さらに文部科学省検定済の教科書に準拠した問題を搭載した「Qubena 教科書×AIコンテンツ」を2023年11月以降続々とリリース、教科書と教材をシームレスに接続することで「子どもたちを中心としたシームレスなデジタル学習基盤」の構築を目指しています。
現在は全国170以上の自治体、小中学校約2,300校で100万人以上が利用しており、累計解答数は25億件を突破。全国の子どもたちのアダプティブラーニングによる知識・技能の習得を支援しています。
2018年度から20年度まで3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択。また「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞しています。
COMPASSはこれからもQubenaの提供を通して、すべての子どもたちを取り残すことなく「個別最適な学び」を届けるリーディングカンパニーとして、さらなる公教育へのICT普及に貢献できるよう邁進してまいります。
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