米ぬか由来フィチン酸の美容機能性が学術誌に掲載!色素沈着改善、弾力やしわの改善への新たな知見
Beauty Effects of Phytic Acid Derived from Rice Bran

「お米を科学する。」築野グループ株式会社(本社:和歌山県伊都郡 代表取締役社長 築野富美 https://www.tsuno.co.jp/)は、米糠から抽出したフィチン酸の美容機能性に関する研究成果を発表し、その内容が学術誌「応用薬理」に掲載されました。
これらの研究は、日本の伝統的な食資源である米ぬかに含まれる、「フィチン酸」の機能性解明への道を開き、健康・美容分野での新たな可能性を示すものです。
■ フィチン酸の美容効果
「Beauty Effects of Phytic Acid Derived from Rice Bran」
〇内容

米糠由来の機能性成分「フィチン酸」を0.5%配合したクリームを作製し、健常女性を対象に、半顔にプラセボクリーム、フィチン酸配合クリームをそれぞれ1日2回、12週間塗布するプラセボ対照単盲検試験を実施しました。その結果、フィチン酸配合クリームを塗布した部位において、メラニン指数、弾力、シワ、キメが有意に改善しました。また、被験者に回答していただいた皮膚状態に関するアンケートではシミ、くすみ、油っぽさ、肌の健康さという項目において、フィチン酸配合クリーム塗布部位で改善効果が確認できました。
これまでフィチン酸は天然のキレート剤としての利用が中心で、美容効果の報告は多くありませんでした。しかし本研究にてフィチン酸の色素沈着改善効果をはじめ、弾力やシワ、キメなど様々な肌悩みを改善させる効果が示され、フィチン酸の美容効果として新たな知見が得られました。
■ 米ぬかの高度有効利用
築野グループ株式会社は、長年こめ油の原料である「米ぬか」の成分に着目し、研究を進めてまいりました。精米時に発生する「米ぬか」を出発点にこめ油製造事業、ファインケミカル事業、オレオケミカル事業の3つの事業を行っています。こめ油だけでなく、非可食部や副産物も100%活用し、食品・化学・医療・化粧品等の幅広い分野への高度有効利用を推進しています。また、オレオケミカルの技術を活用し、「廃食用油」のリサイクルも行っております。今後も国内の資源を活用することで地球・生産者・消費者の良い循環の実現を目指していきたいと考えております。

・築野グループの事業について
https://www.tsuno.co.jp/aboutus/
・SDGs推進に関しての取り組み
https://www.tsuno.co.jp/csr-info/sdgs/effort/
【築野グループ株式会社の事業概要】
わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の
高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」
「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。
設立: 昭和22年2月1日

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