日本初の2つの研究科を有する社会情報大学院大学 実務教育研究科から初の修了生が誕生
~社会人向け専門職大学院 社会情報大学院大学 学位授与式を挙行~
なお、本式は新型コロナウイルス感染症対策を講じ、三密回避に配慮の上、対面、オンラインのハイブリット形式にて実施しました。
本式では、吉國浩二学長を始め列席した教員から修了生へ御祝いの言葉が贈られました。また、各研究科修了生から代表謝辞が行われ、2年間の自身の挑戦、研究をさらに進化させ社会に貢献していく決意を語りました。
■ 社会情報大学院大学 学長 吉國 浩二 式辞 (抜粋)
「本日ここに学位記を受け取られた皆さん誠におめでとうございます。実務教育研究科のみなさんは初めての実務教育学修士(専門職)となられたわけです。また広報・情報研究科は来月よりコミュニケーションデザイン研究科に名称を変更しますので、皆さんは広報・情報学修士(専門職)として最後の修了生になりますが、この学位はコミュニケーションデザイン修士(専門職)に引き継がれ、皆さんはその先駆者として大学院に足跡を残すことになります。在学中の2年間がそっくりコロナの渦中にあったという中で、皆さんは感染対策のために様々な場面で制約をうけられながら、仕事と学修、研究活動を続けることになりました。こうした困難にも拘らず、大変立派な研究成果報告書や学位論文をまとめ無事修了を果たされた皆さんに対しその労をねぎらうとともに大いに敬意を表したいと思います。社会情報大学院大学の教職員を代表して、心よりお祝いを申し上げます。」
■修了生代表ご挨拶 抜粋 実務教育研究科 安藤 勉さん(株式会社電通)
「私が本学の学生として自分自身に課した挑戦は、実務家としての自身の経験にはプライドを持ちながら、暗黙知的な自己満足の殻に閉じこもらないよう、多くの人に自分自身の考えを言葉にして伝え、様々な対話を投げかけることでした。これからの社会では、継続して学び合うことの重要性が益々注目される中で、その担い手となるべき使命も大いに感じております。今後とも多くの皆様と共に対話と探究を続け、常に学び続ける意味を体現していくことを目指していきたい、と決意を新たにしている次第です。」
■修了生代表ご挨拶 抜粋 広報・情報研究科 中橋 邦さん(株式会社ユニバーサルコムピューターシステム)
「私たち広報・情報研究科4期生は、コロナ禍による影響を大きく受けながら院生としての生活をスタートしました。一緒に学ぶ院生の皆さんの積極的な学びへの姿勢が、対面型の授業に劣らない素晴らしい気づきと洞察の場を作ってくれました。この2年間「実務と理論の架橋」という言葉を理解し、その橋の土台となる研究成果報告書を完成させた私たちには、それぞれ社会の中での「知の実践と研究」という継続的な使命が課せられたのだと考えております。所属する企業を越えて、文字通り産学の架け橋となるべくその勤めを果たしてゆこうと思います。」
【実務教育研究科について】
society5.0、人生100年時代、などと表される現代社会では、自らが実務領域の専門家となるだけではなく、実務経験を新たな知の体系へと昇華させ、伝承・承継する能力が、あらゆる領域に求められています。本研究科は、こうした今後の知識社会を支える基盤となる、実践知を教育へ昇華する人材の育成を行うことを目的としています。
また、知識社会学を基盤とした新たな知の形成と、教育・人材育成分野の最先端の知見について、理論と実践の両面を学びつつ、自らが新たな学びを社会に提供できるリーダーとなるための研究を行います。実務家教員のほか、組織内での暗黙知を形式知化・体系化し人材開発や知識経営を担う者や、公教育に先駆け新たな学びを生み出す民間教育事業者なども、広く対象としており、2年間の課程を修了することで実務教育学修士(専門職)が授与されます。
【広報・情報研究科について】
本研究科は、コミュニケーション戦略により組織と社会の未来を切り拓く人材、また、情報社会の動向を分析することで経営の中核を担う人材、すなわち社会と組織と人をつなぐコミュニケーションのスペシャリストを育成することを目的としています。組織の「理念」を社会と共有するコーポレート・コミュニケーション、理想的な社会を市民とともに構想する公共コミュニケーション、SDGsをはじめとする新たな社会的価値を経営に取り入れるための方法論、複雑な消費者心理を読み解き顧客と市場を動かすマーケティングといった領域について、一人ひとりの問題関心に応じて学修するためのカリキュラムを整備しています。組織、官公庁、地域公共団体、学校法人の広報、広告、企画などコミュニケーションデザイン領域の仕事に従事する者をはじめ、コミュニケーションデザイン分野での専門性を磨き、キャリア向上を目指す者など広く対象としており、2年間の課程を修了することで広報・情報学修士(専門職)が授与されます。
なお、広報・情報研究科は2022年4月より「コミュニケーションデザイン研究科」に名称変更します。
※ その他詳細はHP( https://www.mics.ac.jp/ )をご覧ください
■ 社会情報大学院大学について(※1)
創 立: 2017年4月1日
所在地: 東京都新宿区高田馬場1-25-30
学 長: 吉國 浩二
研究科:
広報・情報研究科(※2)
実務教育研究科(※3)
附 属:先端教育研究所、社会情報大学院大学 出版部
※1 社会情報大学院大学は2022年4月に、大学名を「社会構想大学院大学」へ、広報・情報研究科を「コミュニケーションデザイン研究科」へ名称変更予定です。
※2 厚生労働省の教育訓練給付金(専門実践教育訓練)に指定(国から最大112万円を給付)
※3 2021年4月新設
社会情報大学院大学は、学校法人先端教育機構の「知の実践研究・教育で、社会の一翼を担う」の理念に基づき、2021年4月より実践知の体系化により新たな知識を確立し、それを社会へと実装するための教育・人材育成を行う高度専門職業人を養成する「実務教育研究科」を開設しました。修了者には、専門職学位の実務教育学修士(専門職)が授与されます。
また本学は、組織の理念を基軸に広報・コミュニケーション戦略を立案・実行する人材を育成する広報・情報研究科を設置しています。修了者には、広報・情報学修士(専門職)が授与されます。
その他詳細は大学院HP( https://www.mics.ac.jp )をご覧ください。
■ 学校法人先端教育機構の概略
[名 称]学校法人先端教育機構
[理事長]東 英弥
[所在地]東京都港区南青山3-13-16
[設置校]
・事業構想大学院大学
本部:東京都港区南青山3-13-16
拠点:東京、仙台、名古屋、大阪、福岡
・社会情報大学院大学
東京都新宿区高田馬場1-25-30
[附属機関] 事業構想研究所、先端教育研究所、SDGs総研
[出 版] 月刊事業構想、月刊先端教育、書籍等
【大学に関するお問い合わせ先】
社会情報大学院大学 事務局
TEL: 03-3207-0005
【報道関係者お問い合せ先】
学校法人先端教育機構
社会情報大学院大学 広報室 若山
TEL:03-6278-9011
Email:koho@sentankyo.ac.jp
すべての画像