都市におけるペット共生社会の実現を目指して 旭化成ホームズ・麻布大学内に寄附講座を設置
~包括連携協定締結により産官学連携を通じて社会課題解決へ~
旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大和久裕二)と学校法人麻布獣医学園(所在:神奈川県相模原市、理事長:小倉弘明)は4月22日、都市部における人とペットの共生を軸としたすまいづくり、環境づくり、コミュニティづくりを通しての地域・社会貢献と社会のウェルビーイングを目指すことを目的とし、寄附講座を設置しましたのでお知らせします。

Ⅰ.寄附講座設置の概要
・目的
都市部における人と動物(ペット)の共生を軸としたすまいづくり、環境づくり、コミュニティづくりを通して地域・社会貢献と社会のウェルビーイングを目指す
・期間:2025年4月1日~2028年3月31日
・講座設置場所:麻布大学 獣医学部
・講座名:「ペットと人の共生社会 for LONGLIFE」
・取り組み内容
1.ペットと人間の間で形成される社会的関係
ペットと人間の間に築かれる絆や相互作用のメカニズムの解明
ペットが人間の社会的ネットワークやコミュニティに与える影響を分析
2.ペットと共に暮らすことの価値とそれを阻む課題の解決
ペットと共に暮らすことがもたらす健康的、心理的、社会的な利益を評価
ペット共生を阻む課題(例:住環境、おむかえ、おでかけ、高齢化)を特定し、その解決策を提案
3.具体的な課題の解決策
ペットと飼い主の住環境:ペットと快適に暮らせる住環境の設計
おむかえ:ペットの迎え入れや引き取りに関する支援サービスの提供
おでかけ:ペットと一緒に外出する際の障壁を減らすためのインフラやサービスの改善
高齢化(人間・動物):高齢者や高齢ペットのケアに関する支援体制の強化
Ⅱ.寄附講座設置の背景
旭化成ホームズと麻布大学は、「ペット領域の共創コミュニティ」による地域貢献を推進しており、産官学連携を通じて社会課題の効率的かつ効果的な解決を目指しています。それらを推進する中で今回、ペットと人が共に暮らすための住環境づくりに注力してきた旭化成ホームズと動物科学分野の研究に重点を置く麻布大学の理念が合致し協定締結に至りました。この連携により、大学と民間企業が協力することで、ペット共生社会のさらなる推進と社会課題の解決を図っていきます。これにより、都市部における人と動物の共生を軸としたすまいづくりや環境づくり、コミュニティづくりを通じて、地域・社会のウェルビーイングを実現することを目指します。
【旭化成ホームズについて】
旭化成ホームズは、1998年にロングライフ住宅宣言を発表し、長持ちする住宅・建物を軸に事業を展開してきました。特にペット共生社会の推進に積極的に取り組んでおり、1998年にペット研究会を設立し、家族の一員であるペットと共に暮らすすまいづくりを進めてきました。2000年には「ペットと共に生きる住まい」をテーマにペット共生戸建住宅を発表し、2006年以降はペット共生型賃貸住宅ヘーベルメゾン「+わん+にゃん」を提供しています。
当社はこれからもペットと共に生きる人々の「いのち・くらし・人生」を支えるLONGLIFEな商品・サービスの提供を通して長く愛される企業を目指してまいります。
【麻布大学について】
麻布大学は、2025年に学園創立135周年を迎えます。動物学分野の研究に重点を置く私立大学として、トップクラスの実績を基盤に新たな人材育成に積極的に取り組んでおり、獣医学部(獣医学科、獣医保健看護学科、動物応用科学科)と生命・環境科学部(臨床検査技術学科、食品生命科学科、環境科学科)の2学部6学科と大学院(獣医学研究科、環境保健学研究科)の教育体制の下、ヒトと動物のよりよき関係をつなぐ専門性の高い人材育成を進めていきます。
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