パナソニックIS、連結会社向け支援システムをオラクルのマルチテナント・データベースによりプライベート・クラウド環境で構築

「Oracle Database 12c」のマルチテナント機能と「Oracle Exadata」の組み合わせで、個々のシステムの独立性を確保しながらデータベース統合による高い運用効率とセキュリティを実現
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:石井 誠、以下 パナソニックIS)と日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、以下 日本オラクル)は本日、パナソニックISが提供するグループの連結会社向け販売管理システムのIT基盤を、オラクルの高速データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine(以下Oracle Exadata)」と、「Oracle Database 12c」のマルチテナント機能により刷新し、このたびプライベート・クラウド環境として稼働開始したことを発表します。

パナソニックの情報システム子会社であるパナソニックISは、パナソニックのアプライアンス社、エコソリューションズ社、AVCネットワークス社、オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社の4カンパニーの情報システム構築・運用を担当するとともに、パナソニックグループで培った豊富な経験とノウハウをもとに、業種、規模を問わず幅広い顧客企業にシステム構築・運用サービスを提供しています。

パナソニックISでは、グループの連結会社16社が受発注管理などの用途で利用する販売管理システムを提供するにあたり、38のデータベースを運用してきましたが、運用の煩雑性や複数データベースの稼動によるリソース不足が課題とされていました。パナソニックISはシステムごとの独立性を確保しながら、高い運用効率とセキュリティを実現するプライベート・クラウド環境への移行を目指し、「Oracle Exadata」および「Oracle Database 12c」のマルチテナント機能「Oracle Multitenant」を活用した新たなクラウド基盤の構築を決定しました。

システム選定にあたっては、マルチテナント機能によりグループ各社のアプリケーションに影響を及ぼすことなく、独立性を維持しながらデータベース統合ができる点や、煩雑な運用管理作業の解消にともなう運用コストの削減、データベースの開発・検証環境のスムーズな構築や環境の複製、移行の容易さなどのオラクル製品・サービスのメリットが評価されました。

パナソニックISでは、パナソニックグループのビジネスを支えるIT基盤実現のため、処理量の増大・集中による高負荷に耐えうる高性能データベースの統合基盤を構築し、運用工数とコストの増大を抑制すること、さらに運用の標準化による品質向上を目指し、データベース管理者(DBA)の専門組織を立ち上げ、システムの安定稼働と人材の育成に注力しています。

このたび、オラクルのマルチテナント機能を活用したプライベート・クラウド環境への移行により、従来の38のデータベースは、1つのコンテナ・データベースに集約・統合され、コンテナ・データベースに38のプラガブル・データベースが共存する構成となりました。

さらに、「Oracle Database」を障害およびデータ破損から保護する「Oracle Data Guard」を活用したリアルタイム・レプリケーション(*)による高可用性を実現するとともに、検証・開発環境としてスタンバイサイトの有効活用にも注力しています。
* データの複製・同期

参考資料
一つのコンテナデータベースとしてメモリ・プロセス等を有効活用一つのコンテナデータベースとしてメモリ・プロセス等を有効活用


なお、パナソニックISによる本取り組みは、5月10日に開催されるイベント「Oracle Database Connect 2016」において事例講演として紹介される予定です。イベントURL http://www.oracle.com/goto/Jpm160510

パナソニックISについて
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社は、製造業をはじめ幅広いお客さまに高付加価値のシステム・サービスをお届けするIT“サービス”企業です。
パナソニックグループのIT中核会社として、そのグローバルな事業展開を多様な業務システムで支援しています。また、その中で培った経験とノウハウを強みに、IT事業会社としてパナソニックグループ以外のお客さまに対してもトータルソリューションをご提供しています。URL http://is-c.panasonic.co.jp/

日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
「No.1クラウドカンパニー」を目標に掲げ、広範かつ最大限に統合されたクラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォーム、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp
日本オラクルでは、オラクルのクラウドをより簡単に、分かりやすく、迅速に使えるような仕組みづくりを強化し「POCO (The Power of Cloud by Oracle) - クラウドのチカラ」をキーワードに市場への浸透を図ります。

日本オラクル公式ソーシャルメディアチャネル
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オラクルについて

オラクルは、クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォームの広範なサービス群を最大限に統合し提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

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パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 経営企画部 広報・マーケティングチーム 山田
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日本オラクル株式会社 広報室 坂元
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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会社概要

URL
https://is-c.panasonic.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー16階
電話番号
06-6906-2801
代表者名
玉置肇
上場
未上場
資本金
10億4000万円
設立
1999年02月