可搬仮設型ブロードバンドバックホールソリューションの提供を開始いたします!
株式会社ビーマップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉野文則、以下当社)は、災害時の迅速な通信インフラ復旧を目指し、株式会社MI(本社:東京都港区、代表者:石橋真吾、以下MI社)が提供するポータブル蓄電池AirREAL-BATTERYを活用した、新たな可搬仮設型ブロードバンドバックホールソリューションを提供いたします。
この革新的なソリューションは、被災地における通信の迅速な復旧を可能にし、被災地での活動の円滑な進行を支援します。国内各地で災害が頻発し、かつ激甚化が指摘される中で、本ソリューションの活用によって通信インフラをいち早く仮復旧させ、避難所の支援や被災地の復旧に向けた活動に役立てていただけることを願っております。
■ 製品の特長:
即時展開:軽量で持ち運びが容易な設計により、現場での迅速な設置が可能です。
高信頼性:堅牢な設計で、過酷な環境下でも安定した通信を提供します。
柔軟な対応:多様なネットワーク環境に対応し、必要に応じたカスタマイズが可能です。
■ 適用例:
復旧支援:迅速な通信復旧による、避難活動の円滑化を支援。
被災地での活用:避難所での被災者安否確認や救援物資の調整連絡インフラとしての活用。
当社の可搬仮設型ブロードバンドバックホールソリューションは、災害時に携帯電話キャリアや固定電話・通信回線などのインフラが損傷や停電などで使えなくなった際に、蓄電池や太陽電池によってまず電源を確保。最大1kmまで通信可能なミリ波長距離無線を活用することより、これらインフラが復旧するまでの通信環境を確保することで、避難所での安否確認や被災状況の把握を支援することを想定しています。
今後、より多くの地域で、災害時に備えて本ソリューションを導入していただくことで、当社は災害対応の新たなスタンダードを築いてまいります。
■ CEATEC2024会場で初公開・初展示
本ソリューションは千葉市の幕張メッセで10月15日(火)~18日(金)に開催される、CEATEC2024会場の当社ブースで初公開・初展示いたします。ぜひ、足をお運びの上、その可搬性などを直接ご確認ください。
※CEATEC2024 出展概要
【開催日時】 2024年10月15日(火)~18日(金)
一般公開10:00~17:00(15日のみ12:00~17:00)
【開催場所】 幕張メッセ(千葉市美浜区)
【公式サイト】https://www.ceatec.com/ja/
※ご入場にあたり、上記サイトからの来場事前登録が必要となります。
【当社ブース番号】8H446(国際展示場 展示ホール8)
※当社ほか2社との共同出展となります。
■ 本ソリューションの構成例
1.ミリ波無線機 MLTG-CN LR
最長1km対向設置可能
2.ポータブル蓄電池
MI社のAirREAL-BATTERYを採用
持ち運び自由な、野外対応蓄電池
■鉛電池と比較し、低コスト
■バッテリーマネージメントシステム搭載
■屋外対応ポータブル蓄電池
■蓄電池を連結して、容量アップが可能
バッテリーのみで72時間以上の連続運用も可能
■保管寿命最大10年
■太陽光パネル搭載可能
■アルミ架台の組み合わせも可能
■「MLTG-CN LR」について
Terragraphに準拠した長距離クライアントノード。パラボラアンテナを搭載することで、長距離通信を可能にしたモデル。「MLTG-CN LR」対向で1kmの通信が可能です。
<「MLTG-CN LR」の外観>
<「MLTG-CN LR」の特徴>
「MLTG-CN LR」 |
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Terragraphタイプ |
長距離CN(Client Node) |
周波数/帯域幅 |
60GHz(57~66GHz) / 2.16GHz |
多重化方式/変調方式 |
TDMA/TDD” / IEEE802.11ay BPSK, QPSK, 16QAM |
60GHzアンテナ指向性 |
1° (3°の範囲で自動調整) |
長距離ブラケット |
オプション(適応ポール径45mm - 100mm) |
調整スコープ |
オプション(対向との方向調整時のみ必要) |
スループット(将来) |
1.9Gbps(2.5Gbps) |
LANポート |
2.5GBASE-T x 1(PoE In) x 1, 1G SFP x 1 |
電源/消費電力 |
パッシブPoE, 直流(24~57V) / 15.9W |
動作温度/防塵防水 |
-40~+60℃ / IP66 |
外形寸法(cm)/質量 |
35.5 x 35.5 x 31.5 / 3kg |
製品サイト: |
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Terragraph公式サイト: |
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メーカー公式サイト: |
■ Terragraphの展開について
Terragraphは、Meta Connectivity(旧Facebook)が開発した、光ファイバーに近い接続性を空中に拡張するためのギガビット無線技術で、FWA向けの広域無線LANシステムとして標準化が進められています。当社は国内でいち早くTerragraphに着目し、2021年10月よりTerragraphに準拠した60GHz帯高速大容量無線LANシステム・MLTGシリーズの提供を開始しました。さらに2022年1月には三井不動産の屋外ロボット開発検証拠点「KOIL MOBILITY FIELD」に、国内初のTerragraph実験設備「ミリ波ラボ@柏の葉」を開設しています。
また、Terragraph製品は、札幌学院大学での実証実験に加え、芝浦工業大学、東京大学、福岡大学、早稲田大学や企業の研究機関等に多数採用いただいています。
・早稲田大学らが実施する研究プロジェクトの詳細(早稲田大学ホームページ/トピック)
https://www.waseda.jp/top/news/83150
・ミリ波ラボ@柏の葉のプレスリリース(ビーマップホームページ/プレスリリース)
https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/22020100984.pdf
※ FacebookおよびTerragraphは、Meta Platforms, Inc.の商標です。
■ MLTG製品情報については、下記サイトをご参照ください
https://www.wi-fi.bemap.co.jp/
■ 株式会社MI 会社概要
設 立:2012(平成24)年3月
商 号:株式会社MI
代表者:石橋 真吾
東京本社:東京都港区西新橋3-15-12 GG HOUSE 3階
福岡支店:福岡県福岡市博多区博多駅前3-6-12オヌキ博多駅前ビル5F
事業内容:ポータブル蓄電池AirREAL-BATTERYを始め、業務用機器の企画製造及び販売。
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