「こども誰でも通園制度」本格実施まで1年、保育士の働き方改革が急務

~保育士546名に調査、約半数が「子どもと関わる時間を増やしたい」と回答~

BABY JOB株式会社

保育施設向け紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」や保育施設向けキャッシュレスサービス「誰でも決済」など、子育て支援サービスを運営するBABY JOB株式会社(本社:大阪府大阪市)は、2026年度から本格実施となる「こども誰でも通園制度」を見据え、保育士の働き方に関する調査を実施しました。

その結果、保育士の2人に1人が「子どもと向き合う時間を増やしたい」と感じており、8割以上が業務負担軽減のためのサービス導入を求めていることが明らかになりました。「こども誰でも通園制度」により、保育士の業務負担増加が懸念される中、 保育の質を維持・向上させるためには、業務効率化を図る働き方改革が急務となっています。

【調査概要】

調査対象:全国の保育施設に勤務する保育士546名

調査期間:2025年2月17日~2月25日

調査方法:Googleフォームによるアンケート調査

【調査結果 トピックス】

①「子どもと関わる時間を増やしたい」と感じる保育士が約半数

②保育士が働き方改革に求めるもの、即対応が難しい「待遇改善」「人員増加」が上位に

③「紙おむつのサブスク」の導入希望が6割超、キャッシュレス化の要望も

①「子どもと関わる時間を増やしたい」と感じる保育士が約半数

BABY JOBが、全国の保育施設で勤務する保育士546名を対象にアンケートを実施したところ、約半数の45.6%が「子どもと関わる時間を増やしたい」と回答しました。保育士の業務は多岐にわたり、日々の保育業務に加えて書類作成やイベント準備、保護者対応など多くの業務をこなす必要があります。その結果、本来の業務である子どもと過ごす時間が削られている現状が浮き彫りになっています。

さらに、保育士の81.3%が「業務負担を軽減するためのサービスを導入してほしい」と回答しました。多くの保育士が、業務の効率化によって保育の質を向上させたいと考えていることが分かります。

<業務負担を軽減するサービスを導入してほしい保育士の声>※一部抜粋

  • 保育士が圧倒的に足りない。(60代/クラス担任)

  • 子どもの今に、対応したい。ちょっと待ってはあまり言いたくない。(50代/クラス担任)

  • 子どもたちとたくさん過ごしていると、書類が溜まる。一方で、書類に気を取られていると、子どもたちと過ごせない。(50代/クラス担任以外)

  • 壁面やイベント準備、毎月の書類、連絡帳の返信、動画編集など通常の保育業務以外にもやることがたくさんありすぎて、書類はほとんど家に持ち帰ってやっている。(40代/クラス担任)

②保育士が働き方改革に求めるもの、即対応が難しい「待遇改善」「人員増加」が上位に

保育士に働き方改革を進めるために必要なことを尋ねたところ、「保育士の待遇改善」(86.4%)が最も多く、次いで「働き手を増やすこと」(74.0%)という結果となりました。しかし、待遇改善は国の政策に左右されやすく、人員増加には時間がかかるため、すぐに実現するのは難しいのが現状です。

一方で、3番目に多かったのは「業務負担を減らすサービスの導入」(68.7%)であり、現場で即時に取り組める対策として注目されていることが分かりました。

③「紙おむつのサブスク」の導入希望が6割超、キャッシュレス化の要望も

保育士に業務負担を軽減するサービスの導入意向を尋ねたところ、紙おむつのサブスクを導入していない園に勤務する保育士のうち、59.0%が「導入してほしい」と回答しました。また、保育施設内のキャッシュレス決済についても、導入していない園に勤務する保育士の44.6%が「導入してほしい」と回答しており、業務効率化を求める声が高まっています。

■保育士のゆとりをつくり、子どもと向き合う時間を創出する

「こども誰でも通園制度」の開始や保育士不足の深刻化により、業務負担がますます増える中、本来大切にすべき「子どもと向き合う時間」が削られているのが現状です。

この課題を解決し、保育の質を向上させるため、BABY JOBは紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」と、キャッシュレス決済サービス「誰でも決済」を提供し、保育士の業務負担軽減をサポートしています。

私たちは、保育士が子どもたち一人ひとりと向き合える時間を確保し、安心して働ける環境をつくることが、より良い保育の実現につながると考えています。 これからも、現場の声を大切にしながら、保育士の負担を軽減する仕組みを提供し、持続可能な保育環境づくりに貢献していきます。

■保育施設向け紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」

『手ぶら登園』は、保育施設で紙おむつとおしりふきが使い放題になる日本初※1のサブスクです。

保護者は「紙おむつに名前を手書きして持参する」という手間が無くなり、保育士は「紙おむつの個別管理」の手間が無くなるという、保護者・保育士双方の課題を解決するサービスです。

2019年7月にサービスを本格的に開始し、現在(2024年11月時点)は5100施設以上で導入されています。2020年には、日本サブスクリプションビジネス大賞のグランプリを受賞しています。

紙おむつのサブスク:https://tebura-touen.com/

また保護者の負担をさらに軽減するために、紙おむつに加えて「お昼寝用コットカバーサブスク」や「食事用の紙エプロン・手口ふきサ-ビス」を開始しています。

お昼寝用コットカバーサブスク::https://nap.tebura-touen.com/

食事用の紙エプロン・手口ふきサービス:https://tebura-touen.com/column/archives/3877

※1)2019年当時、BABY JOB調べ

※手ぶら登園ⓇはBABY JOB株式会社の登録商標です。

■保育施設向けキャッシュレスサービス「誰でも決済」

保育施設内で発生する現金対応をなくし、保育士と保護者の負担を軽減するキャッシュレスサービスです。保育士はおつりの準備や保管をする手間がなくなり、保護者も様々な支払い方法を選べるので便利になります。このサービスは、こども誰でも通園制度や一時保育でもご利用いただけます。

誰でも決済サイト:https://daredemo-kessai.com/

■その他にも、保育施設探しサポート「えんさがそっ♪」を提供

保護者がスマホを使って片手で簡単に「保活」を行えるプラットフォーム「えんさがそっ♪」。えんさがそっ♪HP:https://ensagaso.com/

保護者は、「えんさがそっ♪」を利用することで、自宅や現在地付近の保育施設を地図上で簡単に検索できたり、気になる保育施設をお気に入り登録して後からまとめて見返せたり、お問い合わせや見学の申し込みをすることができます。授乳中や子どもが寝ている間でも、時間や場所を問わずに気軽に活用できるので、「保活」がもっとスムーズに行えるようになります。

BABY JOB株式会社

BABY JOB株式会社

すべての人が子育てを楽しいと思える社会を実現するために、保育施設向けの紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」などを中心に、子育てに関する社会課題の解決に取り組む会社です。

■名称:BABY JOB株式会社
■事業内容:子育て支援事業、保育施設サポート事業等
■代表取締役 上野 公嗣
■所在地:大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7番8号
■設立:2018年10月1日
■資本金:1億円
■HP:https://baby-job.co.jp/
■保育施設向け紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」:https://tebura-touen.com/
■保育士向けオウンドメディア「手ぶら登園保育コラム」:https://tebura-touen.com/column/
■手ぶら登園公式Twitter:https://twitter.com/teburatouen
■保護者向け幼保施設の検索サイト「えんさがそっ♪」:https://ensagaso.com
■えんさがそっ♪公式Instagram:https://www.instagram.com/ensagaso/
■保育施設向けキャッシュレスサービス「誰でも決済」:https://daredemo-kessai.com/

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会社概要

BABY JOB株式会社

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URL
https://baby-job.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7−8
電話番号
06-4862-7193
代表者名
上野公嗣
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2018年10月