将棋日本シリーズ一回戦第三局 北海道で竜王経験者同士の激突 広瀬章人九段 対 豊島将之九段
7月26日(土)札幌コンベンションセンター(北海道札幌市)
本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)一回戦第三局(北海道大会)は、3年連続10回目の出場、昨年準優勝の広瀬章人九段と11年連続11回目の出場、優勝が3回の豊島将之九段の対局。会場は北海道札幌市の札幌コンベンションセンター。事前申込にて当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局として熱戦が繰り広げられる。また、その模様は15時55分からABEMAでも生中継される。
一回戦第三局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/9QHbna7o4cx52F

■対局の見どころ
両者の対戦成績は広瀬九段の15勝14敗。「JT杯」では過去2回対戦しており、豊島九段が2勝している。戦型を見ると、角換わりが14局、矢倉4局、雁木3局、相掛かり3局、横歩取り2局、四間飛車穴熊2局、力戦相居飛車1局となっている。近年の傾向からすると、広瀬九段が先手のときは相掛かりが有力で、豊島九段が先手の場合は、角換わり、矢倉、相掛かり、雁木のどれもありそうだ。直近5戦は広瀬九段が5連勝しており、豊島九段としては借りを返したいところだ。これら5戦を振り返ると、序盤で豊島九段が趣向を凝らしていた。今回の対戦でも、豊島九段が工夫した戦型を選ぶのかどうかが注目される。広瀬九段は、昨年の「JT杯」では準決勝で藤井聡太竜王・名人を破ったものの、決勝戦で渡辺明九段(当時)に敗れて2度目の準優勝。悲願の「JT杯」初優勝に向けて、地元北海道での対局から再始動となる。豊島九段は昨年度に意外な不振に陥り、年度成績で初めて負け越してしまった。それでも、昨年12月から今年7月上旬までで8勝6敗と持ち直しており、優勝経験のある「JT杯」で反撃ののろしをあげたい。
■注目の対局を盛り上げる解説陣

大盤解説は北海道出身の野月浩貴八段。読み上げの久津知子女流三段とともに勝浦修九段門下で、広瀬九段とも同門だ。北海道研修会では幹事を務め、後進の育成にあたっている。盤上ではアクティブで、相掛かりや横歩取りを得意にする攻め将棋の居飛車党。わかりやすい解説に定評があり、難解な局面でも観る将のファンも楽しめる解説になること請け合いだ。
■「JTプロ公式戦」トーナメント表

■ABEMAでの生中継スケジュール

■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。
みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる
心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。
ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。
JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。
■大会名義
主催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛/ JT、テーブルマーク
■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi
■お問合せ
将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290 E-mail/info@jt-shogi.jp
〒104-6039 東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟 ㈱I&S BBDO内
※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。
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