高校生がプロの現場を体験する動画実務インターンシップを開催しました

バンタンクリエイターアカデミー高等部×ジンジブ　次世代クリエイター育成を支援

ジンジブ

2024年12月24日 11時00分

高校生の就職を支援している「ジンジブ」（大阪市）は、2024年11月26日～28日に、次世代動画メディアのプロを育成するバンタンクリエイターアカデミー高等部（※提携するS高等学校で高卒資格を取得）に在籍する2年生に向けて、動画実務に関するインターンシップを開講いたしました。

3日間のインターンシップの様子をレポートいたします。

＜インターンシップ開催の背景＞

情報あふれる現代社会では、子どもたちが大人の働く姿を目にする機会が少なくなり、実体験を通じた職業観を養う機会が減っています。そのため、意識的に職業やキャリアを考える機会やさまざまな職業の大人と触れ合う機会を作ることが重要です。

バンタンクリエイターアカデミーでは、クリエイターや動画編集者などを目指し専門的なスキルを学ぶ生徒が多く在籍しており、専門的なスキルを学ぶコースでは、卒業までの間、社会で活躍するクリエイターから講義を受ける機会が数多く用意されています。また、企業で実際に働く経験や自身のスキルを試す実践の場も提供しています。

ジンジブでは、生徒たちが将来働く上で必要となるコミュニケーション力や問題解決力などのスキルを身につけ、就職活動や人生設計を考えるきっかけとなるよう、マーケティング部における動画の企画・制作の仕事体験や社員の経験共有を含む3日間のインターンシップを実施することといたしました。

＜インターンシップの開催概要＞

開催日時：2024年11月26日(水)～11月28日(金)

開催場所：ジンジブ大阪本社

　　　　　〒541-0054　大阪府大阪市中央区南本町2-6-12 サンマリオンタワー14階

参加生徒：バンタンクリエイターアカデミー高等部　大阪校

クリエイター専攻、映像制作専攻、マネジメント専攻　2年生（8名）

開催内容：動画実務インターンシップを開講

開催テーマ：「マーケティング思考を身に付けて顧客のニーズをかなえる動画制作を行う！」

開催の目的：SNSマーケティングの仕事を理解し、目的に沿ったSNSアカウントの運用をできるようになること

◆3日間のスケジュール

●オリエンテーション

まずは、緊張をほぐすためにそれぞれが自己紹介を行い、今回のインターンシップへの意気込みなどを話していました。インターンシップ1日目は、オリエンテーションからスタートし、今回のインターンシップのテーマや内容の説明を行った後は、「マーケティング」について考えました。

●リサーチワーク

講義を終えて、実践のワークにうつります。

リサーチワークでは、実際に企業が運用しているSNSでの人気投稿の調査・分析を行いました。

●ヒアリングワーク

クライアントとの打ち合わせを想定し、企業に質問を行うことで課題を把握し、解決策を導くためのターゲットやゴールを明確化しました。その上で、動画制作の企画を立案しました。

●撮影・編集

撮影では、リサーチとヒアリングで集めた情報をもとに、企画を立て台本を作成しました。実際の撮影では、1人1人が考えた企画を基に、ジンジブの社員やチームメンバーが出演者として参加し画角や音にこだわって撮影・編集を行いました。

●チーム発表

3日目のチーム発表では、それぞれが制作したSNS動画の上映とこだわったポイントなどのプレゼンを行いました。同じクライアントの課題解決動画でも、1人1人全く違ったテイストの動画が完成しました。社員一同、その完成動画のクオリティの高さに驚きつつ、最後にジンジブ社員からのフィードバックを行いました。

＜インターンシップに参加した生徒の声＞

● 個人的に編集の仕事はしているのですが、面と向かって企業とやり取りするのは初めてでした。今回インターンシップに参加させてもらって、初めての気づきも多く3日間で自分の実力とのギャップに悔しいと感じることもたくさんありました。この経験を活かしてこれから頑張っていきたいと思います。

● 参加するまでは自分の編集力に自信がなかったのですが、企業と制作を進めていく上でお褒めの言葉をいただいたりして自分の編集に自信が持てるようになりました。インターンに参加する前は違った職種に就職しようと思っていたのですが、改めて自分も編集を仕事にしたいと思えたので、参加して良かったなと感じました。

● この3日間、今までにやったことのないことをやってすごく刺激もあって自分の中で少し成長できたかなと思います。貴重な機会をいただきありがとうございました。今回の動画で詰め切れなかった部分もあって悔しいですが、またインターンに参加できる機会があったら次に活かそうと思います。

＜インターンシップ開催への想い＞

●バンタンクリエイターアカデミー高等部　加藤愛様

この度、弊校の生徒が株式会社ジンジブの主催するインターンシッププログラムに参加いたしました。

弊校は、社会での実践的な経験を積むことを目的にインターンシップを積極的に推進しております。昨年度に続き、2回目の開催となりましたが、生徒からは毎年好評の声をいただいております。

今回のインターンシップを通じ、実際に働いている方々と共に業務を体験することで、社会人としての責任を学び、生徒自身の将来設計に必要な気づきを得られる貴重な機会となりました。株式会社ジンジブの皆様には、事前準備から実施当日のご指導、さらにはフィードバックの時間に至るまで多くのご尽力をいただき心よりお礼申し上げます。今回のインターンシップにて得られた学びや成果を、今後の進路指導などにも活かしていきたいと考えております。

●株式会社ジンジブ　マーケティング部　山元遼

3日間という短い期間でありながら、真摯に学ぶ姿勢と、学んだことをすぐに実践しようとする吸収力のおかげで大変有意義な動画を各自で制作していただいたと思います。

今回の研修を通して、マーケティング思考を学ぶ重要性と高校生が社会とかかわることで新しく生まれる価値の可能性を感じました。これからも高校生に社会の広がりを伝える活動を続けていきたいと思っております。

＜問い合わせ先＞

株式会社ジンジブ　キャリア教育開発部

弊社担当または、フォームよりお問合せください。

学校関係者の方：https://share.hsforms.com/1iAHEeeQDRs-tBmJab6uD0wc7eqs　

TEL：06-7777-7779

所在地：〒541-0054 大阪府大阪市中央区南本町2丁目6-12 サンマリオンタワー 14階

＜バンタンクリエイターアカデミーとは＞

UUUMをはじめとする様々な企業と連携し、動画クリエイターやインフルエンサーをはじめ、マネージャー・映像編集者を育成する専門スクール（東京校・大阪校）。「眺めていた世界で、キミが必要になる。」をコンセプトに、現場で活躍するプロを講師に迎え、YouTubeなどの動画制作を在学中からインターンなどの実践を通して稼ぎながら学びます。年齢関係なく高等部と専門部が合同で授業を行うスタイルを起用し、ピアラーニングやメンバー全員がチャンネルを持つなど、より社会と同じ環境で実戦経験を積んでいます。

バンタンクリエイターアカデミー：https://kadokawadwango-it-academy.jp/

バンタンクリエイターアカデミー高等部※：https://kadokawadwango-it-academy-hs.jp/

■ VANTAN（バンタン）　http://www.vantan.jp/

1965年創立。「世界で一番、社会に近いスクールを創る」をビジョンとし、現役で活躍しているクリエイター講師による授業をはじめ、長期の有償インターンシップ、企業とのコラボレーションといった「実践教育」を通して即戦力となる人材を育成しています（東京・大阪・名古屋・福岡）。ファッション、ヘアメイク、ビューティ、グラフィックデザイン、映画映像、ゲーム、eスポーツ、アニメ、パティシエ、調理、プログラミング、エンターテインメント領域のクリエイター、インフルエンサーなどの分野で全日制の専門スクール・高等部※1・社会人向けのキャリアカレッジ・大学部※2を展開。これまでに21万人以上の卒業生を輩出しています。

※1　通信制高校学校法人角川ドワンゴ学園 S高等学校との連携により、高校卒業資格を取得

※2　連携している通信制大学にて大卒資格を取得

＜会社概要＞

■ 株式会社ジンジブ

代表取締役社長：佐々木満秀（ささきみつひで）

本社所在地：大阪府大阪市中央区南本町2-6-12 サンマリオンタワー14階

拠点：大阪本社・東京・福岡・名古屋・仙台・広島・新潟・岡山・熊本・静岡

設立：2015年3月23日（グループ創業1998年9月1日）

株式情報：東京証券取引所グロース市場（証券コード：142A）

HP：https://jinjib.co.jp/

ジンジブは「高卒」の若者のための社会課題解決企業です。同じく「高卒社長」である佐々木が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。高校生のキャリア教育や、就活の情報提供、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。

●高卒就活採用支援サービス　「ジョブドラフト」

高卒新卒で就職する高校生は、限られた情報や期間の中で、社会経験や自己理解の機会や、やりたいことや向いていることを考える期間が少ない中、就職先を選んでおり、将来に対して漠然とした不安を抱えています。

情報不足、理解不足などで納得できる企業選択ができず就職し、入社後にギャップを感じてしまうことが、入社1年目の「超早期離職」の要因の一つといえます。

将来について考えるきっかけを与えるキャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」や、これまでは文字情報のみの求人票でしか収集できなかった求人情報を、高校生に向けた発信をする就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」や、高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を運営し高校生が自分の意思で未来を形作るためのサービスを展開しております。

また、卒業後の生徒には、高卒第二新卒や既卒者へのリスキリングと就職・転職を支援する「ジョブドラフトSchool」「ジョブドラフトNext」を運営し、社会に出た後にも寄り添っております。