日本システム技術、大学生・大学院生1,305名のAI・デジタル活用実態を調査 学生の約4割が、大学からの重要な連絡・締切を見落とした経験あり

大学支援30年超の知見から考える、情報が届き、人が寄り添う学生支援

日本システム技術株式会社

 日本システム技術株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:平林 卓、以下「JAST」)は、特定の大学やJASTが提供する「GAKUEN」利用者に限定せず、全国の大学生・大学院生1,305名を対象に、学修・学生生活におけるAI・デジタル活用や、大学からの情報提供・各種手続きに関する実態調査を実施しました。

 調査では、大学ポータルなどデジタル上で情報を確認できる環境が広がる一方、重要な情報の見落としや、通知が多いことで必要な情報が埋もれてしまうといった「情報の届け方」に関する課題が見られました。また、学生側からは、自分に必要な情報が届く仕組みへのニーズが最も高い結果となりました。本リリースでは、これらの結果と、JASTが30年以上にわたり大学を支援してきた知見を踏まえ、大学における必要な情報の届け方や、これからの学生支援のあり方について考察します。

調査結果① 約4割が、大学からの重要な連絡・締切を見落とした経験あり

大学からの重要な連絡や締切について、「1回」「2~3回」「4回以上」見落とした経験があると回答した学生は、合計40.4%となりました。大学ポータルを情報確認先として利用する学生は61.2%に上る一方、デジタル上で情報を確認できる環境があることと、重要な情報が確実に届くことは必ずしも同義ではないことがうかがえます。情報を一元的に確認できるだけでなく、学生ごとに必要な情報に気づける仕組みづくりが、より重要になると考えられます。

調査結果② 不便に感じる点1位は「通知が多く、重要な情報が埋もれてしまう」

大学からの情報提供・各種手続きについて不便に感じる点を聞いたところ、最も多かったのは「通知が多く、重要な情報が埋もれてしまう」(27.2%)でした。次いで、「重要な連絡や締切に気づきにくい」(25.5%)、「自分に関係のある情報や手続きが分かりにくい」(23.4%)が続きました。

大学でデジタルによる情報提供が広がる一方、情報量や通知が増える中で、本当に重要な情報が埋もれてしまうという課題も見えてきました。今後は「情報をデジタル化する」だけでなく、「誰に・何を届けるか」を整理し、学生にとって重要な情報を見つけやすく、気づきやすくする情報設計が求められます。

調査結果③ 大学に期待するデジタル支援1位は「学生ごとに必要な情報が届く仕組み」

大学に期待するデジタル支援を聞いたところ、「学生ごとに必要な情報が届く仕組み」が32.0%で最多となりました。「スマートフォンで使いやすいシステム」(29.3%)、「重要連絡のプッシュ通知・リマインド」(24.6%)が続いています。

調査結果からは、学生が大学に期待するデジタル支援が、情報の一元化や手続きのオンライン化だけではなく、「自分に必要な情報が、自分に分かりやすい形で届くこと」へのニーズもうかがえます。学籍情報や履修状況など、大学が保有するデータを活用しながら、学生一人ひとりに必要な情報や支援を届ける視点が、今後さらに重要になると考えられます。

そのほか、調査から見えた大学生・大学院生の実態

今回の調査では、上記のほかにも、生成AIの活用状況や、卒業後の継続的な学び、リカレント教育・リスキリングに関連する学習意向について調査しました。主な結果は以下の通りです。

・生成AIを利用した経験がある:89.0%

・生成AI利用経験者のうち、学修に「役立つ」と感じている:86.3%

・大学ポータルを情報確認先として利用している:61.2%

・就職後も継続的な学び直しが必要だと思う:69.7%

・卒業後も出身大学や大学機関から学びの機会が提供されることに関心がある:58.2%

※本リリースでは調査テーマに関連する主な結果を抜粋して掲載しています。

 

■調査から見える、大学の情報提供・学生支援の現在地

 ~デジタル化の先に求められる、必要な情報を届ける仕組み~

今回の調査では、学生の約4割が重要な連絡・締切を見落とした経験を持ち、不便に感じる点として「通知が多く、重要な情報が埋もれてしまう」が最多となりました。こうした状況を反映して、大学に期待するデジタル支援では「学生ごとに必要な情報が届く仕組み」が1位となっています。

これらを踏まえると、今後は、業務や手続きのデジタル化・情報の一元化を進めることに加えて、学生の状況に応じて「誰に・何を・いつ届けるか」を考え、必要な情報を必要な学生へ届ける仕組みづくりが、学生支援の重要なテーマの一つになると考えられます。

 

■30年以上、大学業界を支援してきたJASTが考える「これからの学生支援」

JASTは30年以上にわたり、大学向けの業務支援・システム提供に携わってきました。大学を取り巻く環境は、紙や窓口を中心とした業務から、大学ポータルやオンライン手続きなどを活用する環境へ大きく変化しています。

大学におけるシステム活用の価値は、情報や手続きをデジタル化することだけではありません。システムによって日々の事務処理を効率化し、職員の時間を生み出すことで、学生との対話や相談、フォローなど「人にしかできない支援」に、より多くの時間を充てられるようになります。

さらに、学籍・履修・成績など大学に蓄積されたデータを活用することで、支援が必要な学生への早期のフォローや、一人ひとりの状況に応じたきめ細かな学生支援にもつなげることができます。JASTは、システムによる業務効率化のその先に、「学生一人ひとりに寄り添う時間を生み出すこと」があると考えています。

■大学運営・学生支援を支える「GAKUEN」シリーズ

JASTが提供する「GAKUEN」シリーズは、大学の教務・学生支援をはじめとする各種業務を幅広く支える戦略的大学経営システムです。学生情報や履修・成績、各種手続きなど、大学運営に関わる情報・業務を支援するとともに、大学ポータル等を通じて、学生が大学生活に必要な情報を確認できる環境づくりを支援しています。

※「GAKUEN」シリーズの製品情報サイト:https://www.jast-gakuen.com/

■調査概要

調査テーマ

大学生・大学院生の学修・学生生活における生成AI・デジタル活用実態調査

調査対象

全国の大学生・大学院生

有効回答数

1,305件

調査方法

Webアンケート調査

調査期間

2026年8月21日~9月7日

※本リリースに記載している割合は、小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

※複数回答の設問については、各回答割合の合計が100%を超える場合があります。

※本調査は大学生・大学院生を対象としたWebアンケート調査であり、全国の大学生・大学院生全体の構成比を厳密に反映するものではありません。

■日本システム技術株式会社(略称:JAST)について

日本システム技術株式会社(JAST)は、「誰もが知る課題解決企業」を目指す、東証プライム上場の完全独立系IT企業です。教育・医療・金融・通信・官公庁など、社会インフラを支える幅広い分野で事業を展開しています。「人間力の研鑽・向上こそが何よりも先行すべき」という信念のもと「人づくり経営」を掲げ、要件定義から保守までワンストップでお客様と伴走することで、長期的な信頼関係を築いています。代表的な製品として、大学向け統合パッケージ「GAKUEN」シリーズや金融機関向け情報系統合パッケージ「BankNeo」を展開しています。医療ビッグデータ分野では、レセプト自動点検システム「JMICS」、保険者業務のDX推進システム「iBss」などを提供しています。社会課題の解決を起点とした事業成長を通じて、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しています。

会社名  :日本システム技術株式会社

代表者  :代表取締役社長 平林 卓

東京本社 :東京都港区高輪二丁目22番1号(THE LINKPILLAR 2 15階)

大阪本社 :大阪市北区中之島二丁目3番18号(中之島フェスティバルタワー29階)

設立日  :1973年3月26日

資本金  :15億3,540万円

従業員数 :連結:1,683名(2026年3月31日現在)、単体:1,202名(2026年3月31日現在)

決算期  :3月

URL   :https://www.jast.jp/

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会社概要

日本システム技術株式会社

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URL
https://www.jast.jp/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区中之島二丁目3番18号 中之島フェスティバルタワー29階
電話番号
06-4560-1000
代表者名
平林 卓
上場
東証プライム
資本金
15億3540万円
設立
1973年03月