VMware、新たなソフトウェア クライアント サービスで、SD-WANをオペレーション テクノロジー(OT)に拡張
新しい接続オプションとして、VMware SD-WAN ClientとIntelと共同開発した5Gエッジ デバイスを提供
*本内容は、2023年2月28日(スペイン時間)に米国VMware, Inc.が発表した報道資料の抄訳版です。
【2023年2月28日(スペイン時間)バルセロナ発】
VMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、SD-WAN(Software Defined-Wide Area Network)とSASE(Secure Access Service Edge)のユーザ向けに、強化された最新のリモート ワーカー/デバイス接続機能とインテリジェント ワイヤレス機能を提供すると発表しました。これに関連して、5G接続の機能を備えた新たなエッジ アプライアンスの提供で、Intelとの協業を拡大することも発表しました。この協業により、モバイル デバイスやIoTデバイスに関連した新たなSD-WANのユースケースに対応できるようになります。
柔軟性とパフォーマンスの向上を実現するVMware SD-WAN
OTT(Over The Top)アプリケーションを利用する今日の環境では、無線でも有線でも数ミリ秒での応答が求められます。VMware SD-WANは、基盤ネットワーク上に特別な仮想オーバーレイ ネットワークを構築することでこのような要件に対応し、アプリの信頼性を向上させます。さらに、VMware SD-WANとSASEは、LTE/3G、衛星通信などのさまざまなネットワーク サービスや、MPLS、ブロードバンドなどの有線ネットワーク オプションをサポートしているため、WAN接続の柔軟性を向上できます。
VMware SD-WANにより、顧客はこれらのネットワーク サービスを安心して利用できます。VMware SD-WANには、衛星やセルラーを使用する音声アプリと動画アプリでQoEを40%以上向上させた実績があります*1。また、このプラットフォームではアプリの品質向上のため、適応型のしきい値を使ってネットワークの稼働率を高めています。このしきい値は、VMwareユーザが現在使用している100,000以上のセルラー/衛星接続のデータをもとに設計されています。
このような機能強化により、管理プレーンのAPIやAIOpsを5Gキャリアプラットフォームに統合し、ネットワーク スライシングやRIC統合による高度なサービスのカスタマイズをサポートできる道筋が示され、サービス プロバイダは企業が求めるWANの要件に適切に対応できるようになります。企業もAPI、AIOps、ネットワーク スライシングの併用により、コスト削減、サービス プロビジョニングやサービス管理の強化などのメリットを得られます。加えて、VMware SD-WANとSASEでは、エッジのユースケースが急速に進化する状況でもVMware Private Mobile Networkを利用して、接続性やコンピューティング、インテリジェンスの能力を向上できます。
VMware SD-WAN Client に対する機運
VMwareはVMware Explore 2022 Europeで発表したVMware SD-WAN Clientについて、Nature Fresh FarmsやCoevolve、Presidioほかの顧客やパートナを招き、数多くのユースケースを用いて入念な評価を実施すると発表しました。VMware SD-WAN Clientは、外出先で業務にあたるリモート ワーカーや遠隔地に展開されるIoTデバイスに対して一貫した接続、パフォーマンス、セキュリティ機能を提供します。VMware SD-WAN Clientの提供開始は、2024年度第1四半期(2023年4月まで)を予定しています。
SD-WANエッジ デバイス向け5G接続の強化でIntelとVMwareが協業
VMwareは、新たなエッジ ソリューションの推進に向けて、数十年にわたりIntelとの関係拡大を続けています。この協業を通じて、企業がより確実なワイヤレス接続を確立させ、既存の有線接続を補完あるいは置換できるようにするとともに、移動車両、ATM、IoTデバイスといったSD-WANの新たなユースケースにも対応します。新たに提供するデバイス シリーズの第一弾となるのは、低消費電力のIntel AtomプロセッサCシリーズを搭載した、小規模拠点向けのスモール フォーム ファクタ ソリューションで、その後5G搭載のバージョンが続く予定です。2023年中に提供予定のこのアプライアンス ファミリでは、WANのスループットの強化や、最新のWi-Fiテクノロジの利用、統合eSIMによるプロビジョニングの簡素化、コストの削減が可能です。
新たな認定資格によるSD-WANとSASEのトレーニングの強化
VMwareは本日、VMware認定プロフェッショナル教育プログラムと、VMware SD-WANおよびSASEの認定をプロフェッショナル認定のラインナップに追加すると発表しました。この新しい認定資格により、VMware SD-WANソリューションのデプロイ/管理に必要なスキルとノウハウを習得しているプロフェッショナルをより容易に特定できるようになります。VMware SD-WAN認定プロフェッショナルの資格を有する人材の雇用またはサポートにより、より品質と信頼性の高いSD-WANのデプロイを行い、スムーズかつ円滑にプロセスを遂行できます。VMwareは、スキル バッジやアドバンスト認定を含むSD-WANとSASEの新たな認定コースを2023年末までに順次増やしていく予定です。
VMware, Inc. サービス プロバイダおよびエッジ ビジネス部門 上級副社長兼ゼネラルマネージャ、サンジェイ・ウパール(Sanjay Uppal)コメント:
「サービス プロバイダ パートナとの協業によるSD-WANクライアント ソリューションの提供は、ハイブリッド ワークに求められるモビリティ要件に対して、VMwareが企業を支援している好例といえます。さらに、パートナの5Gサービス投資を補完するために、VMwareは5Gネットワーク上でSD-WANを実行できるよう、より強化したインテリジェンスを提供することを計画しています。これにより、サービスプロバイダは自社ネットワークでの収益化を一層、図ることができます」
出典:
*1 VMwareの社内テスト(2023年1月)
VMware、VMware SD-WAN Client、Exploreは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。この文書には、ヴイエムウェア以外のウェブサイトへのハイパーリンクが含まれている場合がありますが、これらはそのウェブサイトのコンテンツに責任を負う第三者により作成、ならびに維持されています。
Intel、Intelのロゴは、米国Intel Corporationの、米国およびその他の国における登録商標です。
【2023年2月28日(スペイン時間)バルセロナ発】
VMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、SD-WAN(Software Defined-Wide Area Network)とSASE(Secure Access Service Edge)のユーザ向けに、強化された最新のリモート ワーカー/デバイス接続機能とインテリジェント ワイヤレス機能を提供すると発表しました。これに関連して、5G接続の機能を備えた新たなエッジ アプライアンスの提供で、Intelとの協業を拡大することも発表しました。この協業により、モバイル デバイスやIoTデバイスに関連した新たなSD-WANのユースケースに対応できるようになります。
柔軟性とパフォーマンスの向上を実現するVMware SD-WAN
OTT(Over The Top)アプリケーションを利用する今日の環境では、無線でも有線でも数ミリ秒での応答が求められます。VMware SD-WANは、基盤ネットワーク上に特別な仮想オーバーレイ ネットワークを構築することでこのような要件に対応し、アプリの信頼性を向上させます。さらに、VMware SD-WANとSASEは、LTE/3G、衛星通信などのさまざまなネットワーク サービスや、MPLS、ブロードバンドなどの有線ネットワーク オプションをサポートしているため、WAN接続の柔軟性を向上できます。
VMware SD-WANにより、顧客はこれらのネットワーク サービスを安心して利用できます。VMware SD-WANには、衛星やセルラーを使用する音声アプリと動画アプリでQoEを40%以上向上させた実績があります*1。また、このプラットフォームではアプリの品質向上のため、適応型のしきい値を使ってネットワークの稼働率を高めています。このしきい値は、VMwareユーザが現在使用している100,000以上のセルラー/衛星接続のデータをもとに設計されています。
このような機能強化により、管理プレーンのAPIやAIOpsを5Gキャリアプラットフォームに統合し、ネットワーク スライシングやRIC統合による高度なサービスのカスタマイズをサポートできる道筋が示され、サービス プロバイダは企業が求めるWANの要件に適切に対応できるようになります。企業もAPI、AIOps、ネットワーク スライシングの併用により、コスト削減、サービス プロビジョニングやサービス管理の強化などのメリットを得られます。加えて、VMware SD-WANとSASEでは、エッジのユースケースが急速に進化する状況でもVMware Private Mobile Networkを利用して、接続性やコンピューティング、インテリジェンスの能力を向上できます。
VMware SD-WAN Client に対する機運
VMwareはVMware Explore 2022 Europeで発表したVMware SD-WAN Clientについて、Nature Fresh FarmsやCoevolve、Presidioほかの顧客やパートナを招き、数多くのユースケースを用いて入念な評価を実施すると発表しました。VMware SD-WAN Clientは、外出先で業務にあたるリモート ワーカーや遠隔地に展開されるIoTデバイスに対して一貫した接続、パフォーマンス、セキュリティ機能を提供します。VMware SD-WAN Clientの提供開始は、2024年度第1四半期(2023年4月まで)を予定しています。
SD-WANエッジ デバイス向け5G接続の強化でIntelとVMwareが協業
VMwareは、新たなエッジ ソリューションの推進に向けて、数十年にわたりIntelとの関係拡大を続けています。この協業を通じて、企業がより確実なワイヤレス接続を確立させ、既存の有線接続を補完あるいは置換できるようにするとともに、移動車両、ATM、IoTデバイスといったSD-WANの新たなユースケースにも対応します。新たに提供するデバイス シリーズの第一弾となるのは、低消費電力のIntel AtomプロセッサCシリーズを搭載した、小規模拠点向けのスモール フォーム ファクタ ソリューションで、その後5G搭載のバージョンが続く予定です。2023年中に提供予定のこのアプライアンス ファミリでは、WANのスループットの強化や、最新のWi-Fiテクノロジの利用、統合eSIMによるプロビジョニングの簡素化、コストの削減が可能です。
新たな認定資格によるSD-WANとSASEのトレーニングの強化
VMwareは本日、VMware認定プロフェッショナル教育プログラムと、VMware SD-WANおよびSASEの認定をプロフェッショナル認定のラインナップに追加すると発表しました。この新しい認定資格により、VMware SD-WANソリューションのデプロイ/管理に必要なスキルとノウハウを習得しているプロフェッショナルをより容易に特定できるようになります。VMware SD-WAN認定プロフェッショナルの資格を有する人材の雇用またはサポートにより、より品質と信頼性の高いSD-WANのデプロイを行い、スムーズかつ円滑にプロセスを遂行できます。VMwareは、スキル バッジやアドバンスト認定を含むSD-WANとSASEの新たな認定コースを2023年末までに順次増やしていく予定です。
VMware, Inc. サービス プロバイダおよびエッジ ビジネス部門 上級副社長兼ゼネラルマネージャ、サンジェイ・ウパール(Sanjay Uppal)コメント:
「サービス プロバイダ パートナとの協業によるSD-WANクライアント ソリューションの提供は、ハイブリッド ワークに求められるモビリティ要件に対して、VMwareが企業を支援している好例といえます。さらに、パートナの5Gサービス投資を補完するために、VMwareは5Gネットワーク上でSD-WANを実行できるよう、より強化したインテリジェンスを提供することを計画しています。これにより、サービスプロバイダは自社ネットワークでの収益化を一層、図ることができます」
出典:
*1 VMwareの社内テスト(2023年1月)
VMware、VMware SD-WAN Client、Exploreは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。この文書には、ヴイエムウェア以外のウェブサイトへのハイパーリンクが含まれている場合がありますが、これらはそのウェブサイトのコンテンツに責任を負う第三者により作成、ならびに維持されています。
Intel、Intelのロゴは、米国Intel Corporationの、米国およびその他の国における登録商標です。
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